タミヤのティーガーII(キングタイガー)の続きとなります。
前回は履帯の組み立てで終わってしまった。
今回は車体の組み立てを紹介しよう。
作戦は順調ですな。
クリスマスまでには完成するよ!
立て続けにフラグを立てるんじゃない。
車体の溶接跡を再現する
まずは車体の溶接跡再現。
延ばしランナーを接合部分にセメント系の接着剤で接着。
更に接着剤で貼り付けたランナーを溶かしつつ、ピンセットなどで模様をつけます。
このキット、ちょうど接合部分に隙間が出来るんだよね。
それも埋まって一石二鳥。
この辺は過去のティーガーIの記事でも紹介している。
そちらも参考に。
ついでに車体前面も作ってしまいます。
機銃部分はボールマウント部分にも溶接跡を追加。
機銃は銃口がないので、ピンバイスで凹みをつけます。
ライト部分はエナメル線でコードを追加。
コード追加もさっきの過去記事で紹介しているね。
別売のエンジングリルを取り付ける
タミヤの戦車プラモにはエッチングパーツのエンジングリルが用意されています。
近年のキットは同梱されているものも多いですが、本キットは別売。
今回はその別売品を用意しましたので、早速使ってみましょう。
もちろんプラ用のセメント接着剤は使えないので、瞬間接着剤を使います。
外枠部分に接着剤を点付けして合わせる感じかな?
網目部分につけて埋めないように・・・・・・。
待ち時間を利用して、他の部品もドゥンドゥン整形・接着していく。
紛失したクランクの代用品もここで接着。
違うメーカーのものなので、取り付け位置が合わない。
ずれた分の車体の凹みは黒い瞬間接着剤で埋めている。
ジャンクパーツですが、どこのメーカーのものですかな?
おそらく筆者が昔作ったトランペッターのEシリーズのどれかだと思われる。
爆発物挿入防止カバーを組み立てる
砲塔直後のエンジングリル上には、があります。
キットではこれをプラパーツのフレームと、ナイロンメッシュで再現します。
説明書の型紙をコピーして、それに合わせてメッシュを切り出す。
メッシュは2枚作ろう。
接着には付属の両面テープを使う。
フレーム部分に細切れにしたテープを貼り付けて……。
メッシュを貼り付けて完成!
微妙にメッシュが枠からはみ出てるけど・・・・・・。
瞬間接着剤を塗った後、デザインナイフで削ぎとってしまおう。
接着部分も、両面テープの粘着力が気になったら瞬間接着剤の出番だ。
いきなりデザインナイフでメッシュを切ろうとしたところ、メッシュがほつれて大変なことに。
単純にナイフの切れ味が落ちていただけかもしれませんが。
後は所定の位置に取り付けてしまいます。
余談ですが砲塔の形状違いの都合で、ポルシェ砲塔型とは寸法が異なります。
筆者がポルシェ砲塔型を作りたがっているけど、その前に積み処理だ。
今回の戦果 車体の組み立てが完了
車体は最後に側面フェンダーを取り付けます。
ここは後でエアブラシの霧が入りにくいので、簡単に陰色を塗っておきます。
使ったのはマホガニーのサーフェイサーです。
昨年のこの頃補充した3本のマホガニーサーフェイサー。
ようやく1本使い切りそうだ。
意外と減らないものなんだね。
筆者がコイツを使うのは、主にダークイエロー系のAFVキットですからね。
それをあんまり作らなかったのが原因かもしれません。
このフェンダーは足回りを覆うような形状になっている。
履帯と転輪を完全に接着したのは、これで取り外しが出来なくなるため。
今回は車体が組み終わったここで中断しよう。
次回は砲塔の組み立てかな。
この記事で作っているキット
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