タミヤMMシリーズより、ポルシェ砲塔を搭載したティーガーII(キングタイガー)を作っていきます。
前回は部品の紹介をした。
今回は組み立て作業に入る。
車体側の外装を仕上げよう。
このキット、基本的に車体側は以前作ったアルデンヌ戦線版(ヘンシェル砲塔)と同じなんだよね。
細かいところを除けばそうなりますな。
なのでそちらも参照にしていただければ。
それでは作戦を開始しよう。
合わせ目消し
まずは合わせ目消し。
排気管2本と主砲を接着します。
主砲はマズルブレーキまで一体成型されており、これも合わせ目消しが必要ですな。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
車体下部の組み立て
キットの説明書では砲塔から組むように指示されているけど、今回は車体から始める。
車体下部はこんな感じ。
これはヘンシェル型と同一のものだ。
というか、キットでは先にヘンシェル型のほうが発売している。
調べたところ・・・・・・
- 通常のヘンシェル砲塔型がMMシリーズNo.164として1993年7月に発売。
- 続いて今筆者も作っているポルシェ砲塔型がNo.169として同年10月に発売。
- 更にヘンシェル砲塔型に追加パーツをセットしたアルデンヌ戦線版がNo.252として2002年2月に発売。
となっています。
サスペンションをセット。
トーションバー部分は外からほとんど見えないから、整形は一切しないで接着しているよ。
画像では見えづらいのですが、後部パネルの基部C19番パーツもここで接着しておきます。
車輪の組み立て
続いて車輪類を。
転輪は2枚重ね。
エアブラシの塗料が入りづらいので、先に陰となるマホガニー色を筆で塗っています。
目立つものではないからあまり綺麗に塗らなくても大丈夫。
手に持つ手間を考えると、ランナーから切り出す前に塗っておいたほうが良かったかもね。
塗った後は組み立て。
ティーガー系列なので数が多いのが難点ですな。
幸い程よい硬さで整形しやすいプラ質なのが嬉しいところですな。
柔らかいプラ質だと削りにくいんだよね。
起動輪・誘導輪はポリキャップを仕込むのを忘れずに。
全て揃ったらサスペンションに取り付け。
今回は転輪類を接着固定してしまっている。
まだ履帯が残っていますが、一旦足回りの組み立ては終了となります。
車体上部の組み立て
続いて車体上部。
こちらも基本的にはヘンシェル砲塔型と変わらない。
ただ追加加工がわずかに存在する。
なんだろう?
これから説明する。
まずは内側からのパーツを取り付ける。
これは操縦手・通信手ハッチ前のペリスコープぐらいだ。
それともう1つ。
ターレットリング周りの凹みに穴を開ける。
筆者は1.5mm径のピンバイスを使用した。
これはヘンシェル砲塔型には無かったポイントかな?
ポルシェ砲塔の場合、ターレットリングを嵩増しするための部品を取り付ける必要があるので・・・・・・。
当該パーツは次回以降取り付けることになる。
今回の戦果
内部の工作が完了したら、ここで部品を接着。
微妙に浮いたりしそうだったので、テープで留めつつ車体上下を合わせよう。
外側からは他に前面の機銃用ボールマウントを接着。
機銃自体は塗り分けを考えてここでは接着しません。
細かい部品はまだ取り付けないんだね。
このキットはツィンメリットコーティングを行うからね。
なので今回の作業は一旦中断。
次回は同じくコーティングを施すため、砲塔の外装を作っていく予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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