模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はガンプラSEED MSV HGシリーズのジンハイマニューバが完成しました。
ヴァルダ殿、今回は何を作るのでしょうか。
ザクの日が近いからザク系列のガンプラも考えたけど・・・・・・
ここは一旦戦車模型を挟むことにしよう。
パンツァーフォー!
どのような戦車が登場するのか・・・・・・。
今回のお題 タミヤ 1/35 パンターG型(後期型)
今回作るのはこちら。
お馴染みタミヤMMシリーズより・・・・・・
パンターG型(後期型)だ。
正式な商品名は「ドイツ中戦車パンサーG 後期型」
例によってここではパンターの表記で統一する。
パンター・・・・・・
今までに何個か作っていたよね。
直近では同じタミヤMMシリーズでパンターA型を作っています。
同じ形式ですが違うメーカーとして、サイバーホビー製品も作りましたな。
パンターG型(後期型)とは?
以前のパンター系列製作記事でも語っているから、ここは手短に済ませよう。
本車輌は第二次世界大戦後期に活躍したドイツ軍の中戦車だ。
ソ連軍のT-34中戦車の影響を受け、被弾経始に優れた傾斜装甲を持つのが特徴ですな。
パンターG型はD、A型に続くパンターシリーズの3番目。
並行していたパンターIIを開発中止し、その要素を盛り込んだ事実上のパンター完成系とされているんだ。
まずは直前のA型で指摘されていた、車体側面後部の垂直面。
これを傾斜させることで防御力向上を図っている。
地味なポイントというか。
車体側面下部は基本的にシュルツェンで覆われていますからね。
なかなか外から見分けにくいポイントです。
他にA型からの変更点は操縦手・通信手用ハッチですな。
A型までは持ち上げてスライドするタイプでしたが、G型では上下にパタパタ開閉できるものに。
これは緊急時にハッチを丸ごと取り外すことが可能になっているのだとか。
どうもスライド式だと砲塔の角度によっては開かなくなるらしく。
今回作るのはG型の中でも後期に生産されたもの。
エンジンルーム上に暖房用の装置が取り付けられたり、排気管が消炎仕様になるなど細かい違いがあるけど、一番わかりやすいのは防盾。
初期のG型までは単純な曲面をしていた。
これがショットトラップを誘発するので、後期型では下部が垂直なアゴつきの形状に変更されている。
ショットトラップ・・・・・・直近だとポルシェ砲塔のティーガーIIでも話題になったね。
角度が悪いと、跳ね返したはずの弾が車体の上部を貫くというやつですな。
わけも わからず じぶんを こうげきした!
大戦後期の絶望的な状況のドイツ軍を支えた傑作中戦車パンター。
それの集大成ともいえる、後期のG型を現代の卓上に蘇らせてみよう。
キットの中身を確認しよう
それではキットの中身を見ていこう。
箱の中はこんな感じ。
いつものタミヤですな。
成型色はサンドイエローになっています。
プラ製部品は車体上下とランナー6枚。
黒い履帯ランナーが1枚付属するけど、これは予備履帯に使う。
ティーガーII系列同様、パンターG型系列もこの履帯ランナーを複数枚セットした接着組み立て式履帯が別売りされていますな。
その他付属物として
- ボルト・ナット
- エナメル線
- デカール
- 履帯
履帯は接着・塗装が可能なベルト式履帯だ。
履帯はさっきも触れた別売り品もあるけど、今回はこのベルト式を使って組み立ててみるよ。
紙媒体は
- 説明書
- 塗装図
- Tech Tips!
- 伸ばしランナーに関する注意書き
といったところ。
いつものタミヤだね。
こちらが塗装図。
- 第9戦車師団所属の301号車
- 第116戦車師団の413号車
が掲載されている。
さらに箱側面には、第9戦車師団所属の302号車も掲載されていますな。
ということは、全部で3パターンかな?
今回はボックスアートにもなっている301号車で組み立てる予定だ。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業を開始しよう。
そういえば箱の中からこんなものが。
あっ、エッチなパーツだ。
いいえ、エッチングパーツです。
筆者が一緒にしておいたようですな。
前述の履帯同様、本キットにはいくつか別売りのオプションパーツが存在する。
今回はこのエッチンググリルセットを追加して作ってみる予定だ。
詳しいことは実際に作業に入ってからになるだろう。
お楽しみに~。
この記事で紹介しているキット
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