
タミヤMMシリーズより、III号戦車L型を作っていきます。

前回は足回りを組み立てた。
今回は奥まった陰の部分の色を塗りたいので、先に車体上部と砲塔の当該部位を組み立てていく。

気がついたら6月ももうすぐ終わり。
今月は祝日がないから、あんまり印象に残らないというか。

ゴールデンウィークのあった先月とは対照的ですな。
先月は永遠と航空機模型を作っていた筆者ですが、今月は……。

どうなったかは月末の集計で確認する。
とりあえず、III号戦車L型の組み立て再開といこう。
車体上部の組み立て

まずは車体上部から。
L型はN型よりも取り付ける部品が多いので、穴あけ指示も多めに出ています。
忘れないように……。

見た感じN型ではなかったホーンとかがL型にはあるみたいだね。
1.0mm径のピンバイスを用意しよう。

各部装甲も接着。
これはN型とほぼ同じですな。



……っていうかL型のキットを元にしてN型のキットは発売されたんだよね。

エンジンデッキ側面の吸気口。
ここは多少遊びがあるけど、開口部がエンジンデッキとツライチになる位置で接着するといいかな。
そのほうが後にエンジングリルを貼り付けやすい。

吸気口内も陰色を塗りたいので、ここではまだ別売りエンジングリルを取り付けません。

各装甲面を貼り付けるとこんな感じに。
細かい装備は後回しだ。

これだけで見慣れた姿になってきたね。
車体前面スペースドアーマーの組み立て

続いて前面のスペースドアーマーを組み立てます。
N型のときは画像の上部左右にあるD4・D5番パーツを組み合わせて支柱を作っていました。
L型ではD5番パーツ(画像左上の細い支柱のもの)のみと、D4・D5番パーツを組み合わせたものの選択式となっています。

今回は前者、D5番パーツ単品で組み立てる。

部品の合いを確認しながら、スペースドアーマーを組み立てます。
ここも先に陰色を塗るので、車体とは接着せずに進めていきます。

これで車体側の準備は完了だ。
砲塔前面スペースドアーマーの組み立て

ここから砲塔前面へ。
車体同様、ここにもスペースドアーマーが装着されています。
やはり陰色を塗るために先に組んでしまいます。

N型の場合はあまり一般的でなかった砲塔前面のスペースドアーマー。
L型では装備するようになっているが、前面の装甲が取り外され枠だけになっている車輌も存在する。
説明書では車体側面の脱出用ハッチ同様
「取付けられていない車輌もあります」
と記載されている。

塗装図だとボックスアートの第502重戦車大隊所属車だけ装甲を装備していて、それ以外は枠だけの姿で描かれているね。
今回はヘルマン・ゲーリング戦車連隊所属車だけど……。

筆者が
「装備しているほうがかっこいい」
などと供述しており……。

というわけで装備した状態にする予定だ。

組み立てるとこんな感じ。
N型のときは防盾と駐退器カバーの間の溶接跡に隙間が出来たが、L型では隙間なくぴったりと部品が合う。

陰色を塗るため、前面装甲は一旦接着せずに保留ですな。

同軸機銃には0.5mmピンバイスで銃口を作っているよ。
詳しくはちょうど少し前に出来上がった過去記事を参照にしてね。

今回の戦果

部品がそろいましたので、ここで奥まった部分に陰色を塗ります。
今回は黒を塗ることに。
クレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラックをエアブラシ吹きします。

今回はグレー塗装。
筆者は赤や黄色で塗る際は下地をマホガニーに。
それ以外の色で塗るときは下地を黒にすることが多い。
今回組み立てた車体や砲塔の他、まだランナーについた状態の転輪を塗るのも忘れずに。

とりあえずこれで一段落ついた感じかな?

今回はここで中断。
次回は再び足周りに戻る。
今回陰になる部分を塗った転輪を組み立てていこう。

続きは次回!
この記事で作っているキット
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