タミヤMMシリーズより、初期型車体のM4シャーマンを作っていきましょう。
前回は砲塔を作り、全体の組み立て作業を終えた。
今回は塗装とマーキングを施す。
11月も折り返し地点。
今月は……。
筆者が臨時休業をしていたせいで、まだ1つしか完成していませんな。
それでは完成品を増やすべく、作業を再開しよう。
塗装図の確認
キット付属の塗装図がこちら。
この内オリーブドラブとレッドブラウンの迷彩である、第2機甲師団第66戦車連隊H中隊のものは単色塗装も選択可能となっています。
なので事実上、塗装は4パターンから選べますな。
シャーマンってオリーブドラブ単色のイメージが強いけど、このキットは迷彩塗装の割合が多く収録されているね。
ただ今回は塗装図にはない、ドイツ軍鹵獲車に仕上げる。
オリーブドラブの単色に、鉄十字マークを手描き予定だ。
筆者の愛用しているシゲマツの防毒マスクのフィルターがだいぶ汚れてきましたな。
作業前に交換しておきましょう。
いまいち実感がないんだけど、こうやって新品と比べてみるとわかりやすいというか。
手持ちのフィルターが0になったので、先日補給を済ませておいた。
これでしばらくは大丈夫だろう。
筆者が補充するときに本体・フィルター共々「2024年3月廃盤」って出ていたのは気のせいかな?
新しくマスクを導入予定の人はちょっと注意したほうがいいかも。
車体を塗る
とりあえず塗装をします。
まずは下地から。
- 取っ手など真鍮線に置き換えた部分→ガイアマルチプライマーを筆塗り
- 車体全体→Mr.フィニッシングサーフェイサー1500ブラック
と塗っていきます。
ここはいつも通り……
金属パーツのプライマーは今回筆塗りだね。
面積も狭いですからね。
金網状のパーツでしたら目詰まり防止のためエアブラシ吹きですが、取っ手なら筆塗りで十分でしょう。
その後は車体を単色塗装。
- 履帯や足周り→水性ホビーカラーのタイヤブラック
- 車体全体→Mr.カラーのオリーブドラブ(2)
ですな。
今回のシャーマンの履帯は履板がゴム製のT48だったね。
だから金属色じゃなくてタイヤブラックを……。
両側のコネクタ部分は金属色だから、後で塗り分けたいところだ。
オリーブドラブは特に調色せず、Mr.カラーの戦車用のものをそのまま吹き付けている。
手描きマーキングを施す
続いてマーキング。
キット付属のはこんな感じです。
中古で購入したものですが、製造年月が最近なのか状態は良好ですな。
今回はドイツ軍の鹵獲車にしたのでこれは使わない。
手描きでマーキングをしてしまおう。
とりあえず鉛筆で下書き。
多少歪んでも気にしない。
鉄十字は白縁のみのものもあるけど、今回は黒い鉄十字付きのものにする。
まずは黒で十字を描いてしまおう。
使った塗料はタミヤアクリルのフラットブラックだね。
続いて白縁。
黒い十字の周りに描いていく。
使ったのは水性ホビーカラーのつや消しホワイト。
筆者の手持ちのは古いものだからか、成分が分離しかかっているような……。
これで鉄十字になった。
下書きが残っているけど、これは後で消しゴムがけして消してしまっている。
今回の戦果
マーキングを各部に施し、工具類も筆で塗り分け。
これで塗装とマーキングは完了だ。
一気にドイツ軍車輌に。
今回はここまで。
次回はウェザリングをして完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット
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