タミヤウォーバードコレクションより、零戦二二型を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
コクピット周りを進めてみよう。
タミヤの零戦は4回目。
問題なく進むはず。
細かい部品の選択や余剰品があるので、その辺りだけ間違えないように注意ですな。
それでは作戦を開始しよう。
簡易的に塗り分ける
組み立て前に……
後からでは塗料の霧が入りにくい箇所を筆で塗り分けておきます。
主脚格納庫は青竹色で。
尾輪格納部分は三菱系のコクピット色ですな。
筆者は以前作った自作の代用コクピット色を使っていますが。
前の一式陸攻で作ったやつだっけ。
- 途中でコクピット色が尽きた
- 一週間後に出かける予定があるからそこでまとめて補充したい
- しかしこの塗料は一週間待てない
- でも塗料1つのために出かけたり注文を取りたくない
- じゃあ手持ちの塗料を混ぜて似たような色を作ってその場しのぎをしよう
みたいな。
コクピット色は補充したけど、代用コクピット色もまだ残っているんだ。
なので先にこちらを使いきる。
コクピット内の組み立てと合わせ目消し
そのまま機内の組み立てに移ります。
内部は1/72スケールとしては十分すぎる再現度ですな。
細かい部品が多いので、その紛失だけに注意しよう。
取り付けるとこんな感じ。
部品は多いけど精度はバッチシ。
無調整でカチッとはまるよ。
押し出しピン跡が見えますが、組んでしまうと死角になります。
そのままで大丈夫ですな。
ここまでできたらそのまま胴体や主翼、増槽を合わせ目接着。
いつもなら胴体は先に塗り分けてから接着だけど……
今回は時短のため、先に接着・合わせ目を処理してから内部を塗る。
合わせ目消しについては過去記事を参照にしてね。
時短のため、接着には流し込み式速乾のものを使っているよ。
更にコクピットを組む
乾燥待ちに他の箇所を進めてしまいます。
まずは塗装が必要なコクピットの座席周りを進めてしまいましょう。
この辺りは今までのタミヤ零戦キットとほぼ同じだね。
計器盤は2種類付いてきて片方余剰になるから、間違えないように。
金型流用の都合で他形式のが付属するというやつですな。
組み立てるとこんな感じに。
座席の肉抜き穴はモールドで再現されいます。
いつも通り0.5mm径のピンバイスで開口して、簡易ディティールアップをしておきましょう。
ここも一見細かく見えるけど、部品同士が調整なしで合うから組み立ては簡単だね。
直近までなかなか精度が気になるキットばかり組んでいましたからね。
ちなみに筆者は精度の悪いキットばかり組み続けると、一定の確率で「タミヤ病」を発する。
しばらくの間精度がいいタミヤのキットしか作りたがらなくなる状態異常だ。
なんだろう、そのパワポケにでも出てきそうな状態異常。
重症ですとタミヤ製品を買って積みを増やすことになります。
待ち時間に他パーツを仕上げる
もう少し合わせ目部分の乾燥待ちをしたいので、他の部品を仕上げてしまいます。
ひたすら部品を切り取り、整形を済ませていきましょう。
部品番号がわからなくなる可能性があるから、初心者はマネしちゃダメだぞ☆
仮にやるなら、説明書を見て
「どの番号の部品でどこにくっつくのか」
をしっかり確認しながら進めるように。
くわしくは後述するけど、ランナーの番号ごと部品を切り出すのもいい。
カウリング部分は一体成型。
ただ地味にパーティングラインが目立ちます。
オレンジ色で示した部分を削っておきましょう。
モールドも多いから、紛れ込んでわかりにくいというか。
ランナーごと切り出す云々についてだけど……
- 紛失しやすい極端に小さい部品
- 左右での違いがわかりにくい部品
なんかで有効だ。
この状態で塗装まで進める手もある。
今回はここで写っているもののうち、33番パーツのみ後で本体に接着。
それ以外は塗装をしてから本体に接着します。
今回の戦果
切り出した部品は適当なチャックつきの小袋にでもまとめておきます。
これで紛失も防げて、ランナーからの切り出しも完了するというやつです。
筆者としてはランナーを減らしておいたほうが、視覚的な負担が減るようだね。
あとは単純にランナーをその都度持ち変える手間を省けるという。
あんまりパーツが多いキットだと難しそうだけど。
説明書を見ながら、部位ごとに袋を分けてもいいかもね。
今回はパーツが少ないから1袋にまとめちゃうよ。
今回はここまで。
次回は合わせ目部分を整形して、機内を塗ってしまおう。
続きは次回!
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