模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はガンプラ旧キットのシャア専用ムサイが完成しましたな。
今回は何を作るのでしょうか。
今回は航空機模型だ。
久々にドイツ機を作ってみよう。
何がくるかな。
おそらく、先日補充していたあの戦闘機でしょう。
今回のお題 タミヤ 1/72 メッサーシュミットBf109E-3
今回作るのはこちら。
タミヤの1/72スケール航空機シリーズ、ウォーバードコレクションより
メッサーシュミットBf109E-3
だ。
ドイツ軍を代表する戦闘機ですな。
なんか今までにも似たようなのを幾つか作っていなかったっけ。
この戦闘機はバリエーションが多いですからね。
各社から各形式が発売されています。
Bf109とは?
過去の同機のところでも少し触れたけど、本機は第二次世界大戦全期間を通して活躍したドイツ軍の主力戦闘機だ。
厳密にはその直前のスペイン内戦にも投入されているけどね。
ドイツ軍戦闘機の代名詞的存在ですな。
今回作るのはE-3型。
E型は直前のD型で搭載していた発動機ユンカースJumo210をダイムラーベンツDB601Aに変更した前期量産型とも言える存在の種類だ。
そのうちE-3型は機首に7.7mm機銃を2挺、翼内に20mm機関砲を2門装備している。
直前のE-2型ではプロペラ中心部から弾丸が発射されるモーターカノンを装備していたが、振動の問題が発生して解決しなかったのでこちらは廃止されている。
調べたところ、モーターカノンはF型で復活するみたいだね。
代わりに翼内装備が外されたから、搭乗員間で論争になったみたいだけど。
E-3型は優れた速度を生かして第二次世界大戦緒戦で連合軍の戦闘機を圧倒するものの、英国本土上空での戦いでは航続距離の短さが問題視された。
これを受けて幾つかの派生機をはさんだ後に、増槽を装備可能なE-7型が登場することになるんだ。
爆撃機の護衛は双発のBf110が担当していましたが、こちらは航続距離では問題なかったものの空戦が苦手だったという。
ドイツ軍傑作戦闘機のBf109。
緒戦の快進撃を支えたE-3型を、今回は作っていこう。
箱の中身を確認する
キットの中身はこんな感じ。
近年のものなので、いつものTech Tips!も付属する。
筆者はタミヤのキットを頻繁に作るからね。
何枚ぐらい集まったかな?
袋の中身はこんな感じ。
プラランナーはわずか1枚。
それに風防等のクリアーランナーが1枚と、デカールやポリキャップが付属する。
ランナーにはE-3型には不要な爆弾や増槽も付属しますが・・・・・・。
どうやらこのキットの直後にE-4/7(trop)型のキットが発売しており、それと金型を共用しているから付属するようです。
嬉しい(?)おまけパーツとして貰っておけばいいのかな?
塗装は3種類。それぞれ……
- 第26戦闘航空団第3飛行隊 第9小隊飛行隊長 アドルフ・ガーランド搭乗機
- 第77戦闘航空団第2飛行隊 第4小隊所属機
- 第54戦闘航空団第2飛行隊所属機
となっている。
今回は箱の作例にもなっている3番目の第54戦闘航空団の機体で作る予定だ。
この機体のみ、モットリング(斑模様)の迷彩が施されているようですな。
次回、製作開始!
今回はキット概要を紹介したところで終了。
次回から組み立て作業に入ろう。
なんか直ぐ組み立てられそうだね。
タミヤウォーバードコレクションシリーズはイタレリ製品も混ざっていますが、本キットはタミヤ純正。
精度も問題なく筆者は以前このキットや前述した姉妹品のE-4/7(TROP)を組み立てたことがあるらしいので、大丈夫でしょう。
タミヤなら大丈夫かな?
というかこのシリーズ、寧ろイタレリ製品が目立つように見えるんだけど。
このシリーズは元々イタレリのOEMがメインで始まったらしいからね。
近年になってから、タミヤが自社の1/48スケールキットのデータを使うなどして純正キットの割合が多くなったのだとか。
筆者が本ブログで今まで作ってきた同シリーズは大半がタミヤ純正。
今のところイタレリ製のはJu88ぐらいかな。
ここの開設以前にはMc202、Ju87B/R、Ju87G-2、Hs129なんかを作っていますな。
イタレリ製品は特に組みやすさで当たり外れが大きいですが、ヘンシェルHs129は組みやすかったようです。
筆者はまた作りたがっていますが2021年12月現在はどれも生産休止中なのか、あまり見かけませんね。
どうしてもOEM品だからか安定供給はされていないみたいだね。
とりあえずイタレリ製品の話しはここまで。
次回に備えておこう。
お楽しみに~。
この記事で紹介しているキット
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