タミヤMMシリーズの20mm4連装高射機関砲38型こと2 cm Flakvierling 38を作っていきます。
前回は塗装作業を行った。
今回はウェザリング作業をして完成まで持ち込もう。
そういえば、前回紛失した照準器は見つかったのかな?
無事見つかった。
ただしそれを探すのに結構時間を消費したようだね。
また生産活動に遅延が。
スミ入れ系ウェザリング
まずはスミ入れ兼ウォッシング。
タミヤエナメルのバフを中心に、リベット部分にブラウンを少量。
使った塗料は前に作ったIII号突撃砲と同じですな。
ただ今回は基本塗装がグレーなので、バフをメインにしています。
そうそう、ウェザリング前には部分塗装を行っているよ。
主に弾倉や紛失していた照準器。
それと座席のクッション部分。
基本塗装でも使った黒鉄色やタイヤブラックだね。
ドライブブラシ!
続いてドライブラシ。
グレー系の塗装なので、明るいグレーであるニュートラルグレーを使っている。
更に今回は機関砲部分が目立つ。
金属色であるこれらはクロームシルバーでドライブラシ。
シルバーの塗料は結構主張が強いね。
他の塗料と同じ感覚でやると機関砲全体がピカピカになりすぎるから、含ませる塗料と力加減を調整して軽めに……。
ドライブラシについては過去記事参照ですな。
ダメージ表現を施す
続いては傷系の表現を。
まずは装甲板角や可動部分付近にぶつかったような跡を。
ウェザリングカラーのグランドブラウンをチョコチョコ置いています。
装甲板の雨だれや雑具箱の蓋なんかにはウェザリングライナー錆色セットを使用。
ちょっとしたアクセントに。
これも過去記事で軽く扱っているね。
軽めの泥汚れを施す
ウェザリング最後の工程は足回りの汚し。
今回はウェザリングカラーのグレイッシュブラウンで。
ドロドロの泥濘面を走り回った感じではなく。
かといってカラカラに乾燥した砂地を走ったわけでもなく……
といったのをイメージして仕上げている。
戦車などの泥汚れよりは軽めに留めています。
つやを消して完成させる
後はつやを消して整えるよ。
表面がざらつくので、ここでタミヤのウェザリングマスターAセットで砂埃を足す。
こちらで多少足回りに表情をつけてあげる感じですな。
これで完成としよう。
以下、ギャラリー。
タミヤ 20mm4連装高射機関砲38型 完成!
せっかくだから、筆者がここの開設以前に作ったヴィルベルヴィントと並べてみよう。
主武装が同じなので、今回作った4連装機関砲のパーツがそのまま流用されています。
そういえば今回の機関砲、人形が付いてこないね。
同じ金型のキットであるヴィルベルヴィントのは流用できないかな?
んで座らせてみましたが……
どうもしっくりきませんね。
ヴィルベルヴィントの場合狭い砲塔内に武装と人員が収まっている。
なので足の位置とかが通常の4連装機関砲とは合わないようだね。
使うなら改造する必要があるかな。
この服、防寒着で迷彩柄と白い冬季迷彩とのリバーシブルになっていたそうです。
仮に使うなら、機関砲と防寒着ともに冬季迷彩にするとよりしっくりしそうな。
作ってみた感想のコーナー
筆者初めての火砲系キットだったね。
やや古めのキットのタミヤキットらしい内容だね。
パーツ数が少なめですぐ形になる反面、押し出しピン跡が目立つところにあるのが難点。
もっとも裏側もしっかり見える火砲であるから、ある程度は仕方ないのだけれども。
公式HPによると、2021年5月現在の定価は税抜き1000円となっています。
安価で比較的手を出しやすいのは利点かと。
押し出しピン跡の処理や砲口の凹みなど、ちょっと手を加えるだけでそれらしくなりますよ。
今回筆者は射撃形体で製作した。
運搬形体で作って他の車輌に牽引させる等、様々な遊び方もある。
射撃形体の場合、陣地系のジオラマが似合うかな?
こうなると他の火砲キットも気になるね。
筆者の「財政・予定・気分」次第ではまた何か買ってくるかもしれないね。
今回はここまで。
次回はまた別のキットを作ることになる予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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