タミヤMMシリーズより発売されています、初期型のIII号突撃砲G型を進めていきます。
前回は足回りを組んだ。
今回は車体上部や主砲を組んでいこう。
ちょっと筆者の生産速度が上がってきたかな?
どうやらYouTubeを見る時間を削ったようです。
あれってついつい面白そうなのが目に入って、気が付いたら見ているよね。
つべ、お前だったのか。
いつも時間を奪ってくれたのは。
どこかで聞いたことあるようなフレーズですね。
とにかく、作業を再開しようよ。
フェンダーを薄くする
前後のフェンダーを削って薄くしてみましょう。
ここは単純にデザインナイフで削って……。
新品の刃に換えたから、サクサク進む。
勢い余って筆者は表面も少し削っちゃったよ。
後で泥でも盛ったりして隠そう。
薄くしたフェンダーは軽く曲げてやるとよりリアルに。
アタリ線をつける
戦闘室後部にはアンテナ基部やベンチレーターが付くけど、キットには取り付け穴などが何も無い。
なので付属のB48パーツを使って、アタリ線を引く。
所定の場所にセットして、ペンや鉛筆で線を引きます。
B48はランナーと一体化してわかりにくいので、先に間違って捨てないように注意です。
線を引くとこんな感じに。
あんまり神経質にならなくて大丈夫だね。
B48パーツはあくまで線を引くためのもの。
特にどこかに接着したりはしないので、ここで用済みですな。
アタリ線を参照にして、各パーツを取り付ける。
直付けなので、接着剤が乾く前に動かしたりしないように……。
ここは予備履帯が付くけど、別に塗装したいのでここではセットしないよ。
外装を取り付ける
その後は装甲やハッチなどを中心に取り付けていきます。
エンジンデッキ左右には前回も紹介したエッチングパーツを取り付けます。
主砲の組み立て
車体上部を下部と合わせる前に主砲を組んでしまう。
接着した合わせ目部分を処理して、基部のパーツを組む。
砲は上下左右に可動。
接続部分はポリキャップなどはなく、プラ同士です。
接着剤の回りこみには注意ですな。
初期型の溶接角型防盾と7.5cm砲だね。
そして主砲と車体上部を下部と合わせる。
これで車輌が形になったね。
ついでなので履帯もここで装着。
こちらも予備履帯同様、別に塗装するので仮留め状態ですな。
車外装備の組み立て
ここで車外の細かい部品の組み立てに入ります。
幾つか小加工してみましょう。
ジャッキはこの頃のタミヤキットに見られる省略された形状。
これを削って4つ脚スタイルにするよ。
それとノテックライト。
この車輌では車体前面中央に取り付けられている。
台座の空間部分までプラが回っているので、これを削って板状にしよう。
加工後はこんな感じ。
説明が難しいですな。
デザインナイフでただ削っているだけだからね。
ジャッキはハセガワのモデリングチゼルも使って掘り込んでいる。
その他各装備も取り付け。
並行して戦闘室天板も組んでいきます。
天板やそれの照準器、ハッチ類は接着しないで進めているよ。
エンジンデッキ上のB12パーツ。
これはそのままでは上手く取り付けられなかったので、内部の干渉する部分を削って取り付けている。
車体側面には牽引ロープが載る。
ここはキットの指定通りタコ糸を切って、瞬間接着剤でセットするよ。
サイバーホビーのキットについてきた金属製と比較すると、接着しやすいのが利点。
ただちょっと糸の毛羽立ちが気になるかな。
筆者は溶剤類を染み込ませて対抗しているけど。
それとこのロープ、直付けで留め具類も省略されていますな。
気になる人は別売りのディティールアップパーツを探すのが良いかと。
戦闘室上部の機銃防盾は裏側に押し出しピン跡があります。
ここは目立つのでパテ埋めを。
機銃は接着強度を確保するため、先に接着してしまう。
ここも初期型車輌の特徴だね。
後にこれはヘッツァーのもの同様、車内からリモコンで操作する機銃に変わったようだね。
今回の戦果
これでIII号突撃砲の組み立ては終了です。
タミヤのキットだけあってサクサクっと組めたね。
今回は使わなかったけど、本キットには犬にエサをやる2名の搭乗員、車体シュルツェンも付いてくる。
10.5cm榴弾砲搭載型でも組めるので、気が向いたらまた作るかもしれないね。
今回はここまでにしよう。
次回は塗装作業になりそうですな。
お楽しみに!
この記事で作っているキット
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