タミヤから発売されています、III号突撃砲G型(初期型)を進めていきます。
前回は組み立て作業が完了した。
今回は塗装を行い、そのまま一気に完成させてしまおう。
おっ、今回は早いね。
ここのところ組み立てに時間がかかるキットが続いていましたからね。
それの反動でしょう。
組みにくいキットが続くと筆者は「タミヤ病」にかかってしまう。
これにかかるとしばらく作りやすいタミヤ製品しか作れなくなるんだ。
なんですかね、そのパワポケシリーズにでも出てきそうな状態異常は。
なにそのゲーム。
一応野球をするゲームだそうです。
筆者は3~5をやったことがあるようだね。
5の忍者編が面白かったとか。
……本当に野球ゲームなの?
とりあえず、III号突撃砲を作っていきましょう。
塗る前に
1つ塗る前に行うことが。
このキットではシュルツェン架装着部分に凸モールドが彫られている。
今回はシュルツェン無しの車輌なので、ここを削っておこう。
車体色を塗ろう
それでは改めて塗装作業。
まずは下地を作るよ。
使ったのはマホガニー色のサーフェイサー。
それと、履帯色。
筆者は今のところ、黄色系の車輌にはマホガニーを。
それ以外の車輌には黒を下地にしていますな。
ずいぶん前は黄色系の車輌も黒い下地だったけどね。
履帯色は履帯だけでなく、ゴムリム部分にも吹き付けているよ。
その後は車体色。
今回はダークイエローの単色となります。
使用したのはガイアノーツのダークイエロー2ですな。
陰のマホガニーを残しつつ……。
デカールを貼り付けよう
こちらが付属のデカール。
5番の戦術マークと6番のキルマークはどの塗装でも使わない余剰品。
自分でそれ以外の車輌を作るときに活用しよう。
今回の塗装では3番と7番のみ使う。
とりあえず貼り付けるとこんな感じ。
部隊マークがいい感じにアクセントになっている。
キット付属の塗装図だと車体右側面が不明だけど……
とりあえず国籍マークをそれらしく貼り付けているよ。
筆塗りで部分塗装
機銃やら工具やらをこの段階で筆塗り。
色分けしていきます。
転輪のゴムリムは基本省略するけど……
予備転輪は塗り分ける。
こちらはウェザリングで砂色をまぶさないからね。
タミヤエナメルでのウェザリング
ここから先はウェザリング系作業になるよ。
まずはスミ入れ兼ウォッシング。
筆者はいつもならタミヤエナメルのバフを使うけど……
今回はスミ入れ用ブラウンをメインに、バフを少量使っていくよ。
今回はダークイエローの単色なので、バフは目立たないと判断したようです。
……寧ろボルト部分とかいい感じに強調されたような。
なんというか、錆が流れた感が。
続いてドライブラシやらオイル染み。
ドライブラシは先ほどのバフ。
オイル染みはクリアーオレンジとフラットブラックの混ぜ物。
この辺は過去記事参照に……。
ウェザリングカラーによるウェザリング
ここからはクレオスのウェザリングカラーをメインに使います。
傷やら雨だれはグランドブラウン。
錆はステインブラウンとラストオレンジを使っています。
錆系は過去記事で紹介した方法をそのまま使っているよ。
筆者はものぐさだからか、最近は金属部分を塗らないで錆だらけにして隠してしまうことが多いね。
それと主砲は砲口と付け根にマルチブラックでアクセント。
その後は足回りを適当にウェザリング。
今回はウェザリングカラーのグレイッシュブラウンをメインに、薄味の泥汚れを。
筆者の撮影の仕方が悪いせいで、あんまり足回りの汚れがわからないね。
写真にウェザリングマスターが写っているけど、これは次の工程で使うし、なんか誤解を招くような画像だね。
つや消しをして履帯を固定する
そんなこんなで最後につや消しを吹き付けるよ。
ここで表面がざらつくから、ウェザリングマスターAセットを擦り付けつつ……。
乾燥後履帯を取り付け瞬間接着剤で上部転輪と接着、弛みを表現します。
比較的緩めのベルト履帯だったので、丁度いい感じに弛みがつきました。
これでIII号突撃砲は完成。
以下、ギャラリーとなる。
タミヤ III号突撃砲G型(初期型) 完成!
続いて以前製作した、サイバーホビーの1943年5月生産型と。
車体前面の装甲が目立つ違いといえる。
- 箱型の溶接防盾
- 板状の防盾を持つ機銃
あたりは初期のIII号突撃砲G型の特徴だ。
後の生産型では主砲防盾が鋳造製に、そして機銃がリモコン式になるようだね。
サイバーホビー製品については過去記事を参照に……。
作ってみた感想のコーナー
あっという間に出来たね。
程よく一体成型された部品のおかげでサクサク組めるのがタミヤ製品の長所。
今回のIII号突撃砲もそんな感じだったね。
筆者がサイバーホビー製品と比較したところ
- 組みやすさではタミヤ製品
- 精密さではサイバーホビー製品
といった感じだそうです。
車体上部なんか、タミヤは一体成型されているけど、サイバーホビーはブロックごとに分かれて成型されているからね。
他には牽引ロープやシュルツェンでサイバーホビー製品は金属パーツを使ってシャープに仕上げている。
タミヤ製品はタコ糸ロープやプラ製シュルツェン(今回未使用)で精密さでは一歩譲るけど、接着などの取り扱いやすさではこちらが上かな。
簡単にそのまま組んでもヨシ!
手を加えて精密に仕上げるのもヨシ!
こういう取捨選択も模型の醍醐味であり、悩むポイントともいえる場所ですな。
今回はこれで終了。
次はまた別のキットに着手する予定になっている。
次回もお楽しみに~。
この記事で作っているキット
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