
タミヤのIV号駆逐戦車ラング。
そのキットに付属する48口径7.5cm砲を使用してIV号駆逐戦車F型を作ります。

前回は塗装を済ませた。
今回はマーキング作業から再開して完成させよう。

筆者の作業がまた遅れているよ。

さて、どうしますかな。

なんとか引き伸ばさないと・・・・・・
適当に中身はそれらしくして、結論は「わかりませんでした」とか言っておいて、最後に「いかがでしたか?」とか適当に語りかけて・・・・・・。

一昔前に流行った粗悪なブログかい。

とにかく、作業を再開しましょう。
このまま本当に中身のないことで引き伸ばすのもアレなので。
デカールを貼り付けよう

IV号駆逐戦車に付属のデカールはこちら。
以前も旧製品ラングの製作時にお見せしましたな。
当時の古いものと現行のものでは車輌名の表記が異なります。
今回は状態のいい新しいものを使用していきます。

今回は基本的に塗装図上段の例に合わせるようだね。
となると、車番は214号車かな?
使いかけの新しいデカール、丁度必要なものが余っていたね。

ただ今回は2点だけは例とは変える。
- 師団マーク・戦術マークの種類と位置はボックスアートに合わせる
- 車体後部の国籍マークは貼り付けない

なんかあったのかな?

筆者がググっていたら実車の画像が出てきて、それの師団マークの位置がボックスアートの位置に近かったんだ。
それと後部の国籍マークは予備履帯を乗せたら見えなくなるのでね。

ウダウダ言っていてもアレなので貼り付けてしまいます。
ツィンメリットコーティングで凸凹した面なので、マークセッター・ソフターを使うことを推奨します。
急遽修正する

・・・・・・なんか修正しているね。

アホな筆者がこの部分をコーティングし忘れていた。
ラングの場合はトラベリングロックが付く箇所だけど、48口径7.5cm砲の場合は付かない。
にも関わらず筆者はここのコーティングを残していたんだ。
パテで急遽コーティング、筆塗りで済ませている。

なんか同じ色を使ったのに色が違うように見えますが。

ウェザリングでどうにかしよう。
ウェザリング!

そのウェザリング・・・・・・なんだけど、基本的に前に作った旧ラングと同じ。
だからそっちの過去記事を参照に。


手抜き説明ですな。

んでもそのラングでは作らなかったシュルツェン。
こっちは説明するよ。
まずは雨だれ。
ウェザリングカラーのグランドブラウンを置いて、溶剤で下方向に薄く延ばして・・・・・・。

そういえば前回の旧ラングでは雨だれ表現をしませんでしたな。

筆者が
「凸凹が激しくて綺麗な雨だれが出来ないんじゃないか」
とかなんとか。

以前コーティングして作ったものはどうしましたっけな・・・・・・。

下部は足回り同様の汚れ。
基本はグレイッシュブラウン。
その後軽くサンディウォッシュで明るい色を混ぜているよ。

筆者としては1944年春~夏の乾いた土をイメージしているのだとか。

シュルツェンを取り付けると全体像はこんな感じに。
今回予備履帯は錆表現を控えめにしている。

いつもならもっとガビガビに錆びているよね。

筆者曰く
「あんまり錆びていると予備の履帯として機能しないのでは?」
と思ったらしく・・・・・・。

実際どうだったんだろう。
つや消しで完成へ・・・・・・

最後につや消し。
例によって表面がざらつくので、並行してウェザリングマスターA~Cセットを擦り付ける。
これも先ほど貼り付けた旧ラングの記事で詳しく紹介している。

これでようやく完成。
以下、ギャラリーだよ。
タミヤ IV号駆逐戦車F型 完成!

シュルツェンがいい感じ。

以下は比較になります。

本ブログ初期の頃に作ったクレオス・ドラゴンのIV号駆逐戦車だね。


今回のタミヤ製品とクレオス製品を比較すると
- 主砲左右のMGポート数
- 内側防盾下部の形状
等に違いが見られますね。
タミヤ製品はラングとのコンパチであるからか、全体的に後期のIV号駆逐戦車に見られる特徴が多いですな。

その分つけっぱなしのマズルブレーキが気になるね。
こだわる人はマズルブレーキなしの車輌に改造するのもよさそうだ。

最後に選択可能なラングと。
このキットでは主砲のみ選択式となっています。

いずれにしろ履帯は旧IV号H型の使い回しのため、IV号駆逐戦車では一般的ではない滑り止め付きのものを使用している。
こだわる人は別売品に取り替えるのがいいね。
作ってみた感想のコーナー

基本的には先に作った旧ラングと同じだね。

部品が少なく組み立て難易度が低いのが利点。
2021年9月現在定価が税込み2420円と、1/35スケールのミリタリーキットでは安価だ。
ただラングとの選択やら旧IV号戦車キットからの部品流用もあってか前期で見られる部品と後期で見られる部品がごっちゃになっていたり、IV号駆逐戦車では一般的ではない履帯となっている。
こだわる人は改造が必要かな。
筆者みたいに、装備をいじるだけで留めるのもありだけど。

これでも十分かっこよくなるからね。

IV号駆逐戦車は1944年1月から開始。
途中からラングの生産が始まりますが、それと並行して同年11月ごろまで生産されていたようです。
先ほど比較に上げたクレオス製品のように、戦後中東戦争にシリア軍が投入した個体もあったとか。
中東戦争仕様は数年前にドラゴンからスマートキット版が発売されましたな。

よりこだわる人は他社製品を。
気軽に組みたい人はこのタミヤ製品がおススメかな?

筆者もそう思っている感じだ。
今回はここまでにしよう。
また筆者の作業に記事が追いつきかけている。
早く次のものを進めないとね。

次回もお楽しみに~。
この記事で作っているキット
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