タミヤMMシリーズよりフランス製乗用車、シトロエン11CVを作っていきます。
前回は本体がほぼ完成した。
今回は残る運転手の人形を塗って完成させよう。
久々のフィギュア塗装かぁ。
最近は時短のためすっ飛ばしていましたな。
今回は本体がスムーズに組めて、余裕があるから塗ってみよう。
瞳の塗装
まずは下準備。
人形にサーフェイサーを吹き付け、その上から肌の色を塗ります。
今回は発色重視なので、白いサフを下地に。
肌は今回ガイアノーツのノーツフレッシュピンクを塗ってみた。
手袋を着用していないので、手の部分も忘れずに塗ろう。
まずは瞳部分から塗っていきます。
先に白目をフラットホワイトで。
瞳は今回ライトブルーで塗ってみました。
この辺りはしばらくタミヤエナメルでの塗装になります。
随分細かいけど、筆者は何か専用の道具を持っていたっけ?
ここで使ったのは先を削って尖らせた爪楊枝だけだそうです。
ちなみに瞳のブルーを塗ったあと、ハイライトとしてホワイトを再度乗せています。
続いてアイラインを。
フラットブラックで描いて……。
ちなみにここから筆を使って作業していますよ。
ちょっと塗料を含みすぎたようだね。
せっかく描いた瞳に流れ込んでいるよ。
外側にはみ出る分には溶剤で拭き取れば問題ないのですが……。
細かい場所なので、ガイアノーツのフィニッシュマスターなら小回りが利いて拭き取りに便利です。
顔の塗装
ここからは顔、それと手の塗装となる。
用意するのは
フラットブラウン
ピンク
フレッシュ
フラットホワイト
いずれもタミヤエナメルだ。
それぞれを塗料皿に少量ずつ出して、混色しながら塗っていきます。
まずはブラウンを多めにした色を陰になる部分に置いていきます。
なんか随分と雑じゃない?
他の色を塗ったときに上手く馴染んでくれるので大丈夫ですよ。
お次は中間部分。
今度はフレッシュとピンクを中心に混ぜた色で中間部分を塗っていく。
塗るというよりは馴染ませていく感じかな?
さっきのブラウンが落ち着いてきたというか。
さっきは心配だったけど、なんかいい感じになってきたかな。
最後に中間色にホワイトを混ぜた色を作って、ハイライトを。
ドライブラシに近い感じで塗るのがいいかな。
丁度凸部分に塗料が引っかかる感じかな。
これで筆者流、1/35フィギュアの顔塗りは完了です。
役に立つかは不明ですが……。
服を塗る
後は服などを塗っていく。
タミヤアクリルのフィールドグレーを中心に。各装備を塗り分ける。
この色はドイツ軍の軍服に用いられる色だね。
その後はスミ入れとドライブラシ。
スミ入れはタミヤエナメルのフラットブラックとオリーブグリーンの混色。
ドライブラシは同カラーの明灰緑色となっています。
それと、足元は泥汚れ。
シトロエンの車体にも使った、ウェザリングカラーを使っているよ。
これで人形も塗装完了。
最後の仕上げを行う
最後に全ての部品につや消しを吹き付けます。
使ったのはいつも通り、タミヤアクリルのフラットクリヤー。
戦場の車両なので窓パーツもマスキングを剥がし、つや消し。
やや曇った感じを表現してみた。
最後に窓やワイパーを接着。
フロントガラスはワイパーの動く部分だけ、溶剤で曇りを拭いてみたよ。
ドア部分はピットマルチを使用。
開けた状態にも出来ます。
これでシトロエン11CVスタッフカーが完成だ。
お披露目といこう。
以下、ギャラリーだよ。
タミヤ シトロエン11CVスタッフカー 完成!
今回は前線に出る車両ではないので、ダメージ類は控えめに表現していますな。
元はただの乗用車だからね。
以前作ったパンツァーヴェルファーと比較。
かなり小ぶりな車両です。
アクセントになるから、ジオラマ要員には丁度いいかな。
作ってみた感想のコーナー
スラスラ組める好キット。
唯一ドア裏の押し出しピン跡を埋めてあげる必要があるだけかな。
筆者曰く
「一番気に入っているのは……値段だ」
とのことです。
シトロエンがお好き?
ではますます好きになりますよ。
戦車以外の陸モノとしておススメできるキットの1つといえるかな。
塗装パターンも豊富なので、ドイツ軍、フランス軍双方と組み合わせられるね。
筆者は今回ジャーマングレーの塗装にしたけど、グロス塗装の選択もある。
そのうちグロス塗装にも挑戦したいところ。
グロス塗装だと表面処理とかが重要になってきますからね……。
筆者はそれが億劫なのか、つや消しに逃げているのですが。
元が民間の乗用車だから、好きな風に塗ってもいいかもね。
自家用車的なノリで。
色々語ったけど、今回はここまで。
次回、また新たなキットに着手する予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット