トランペッター 1/35 KV-1E(エクラナミ) 製作記①

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戦車・装甲車等製作記
レーナ
レーナ

模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

アドルフ
アドルフ

前回はタミヤの古いパンターが完成しましたな。

今回は何を作るのでしょうか。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が積みっぱなしにしていた、ある戦車を作るようだね。

レーナ
レーナ

なんかこの前、思いっきり積み山をひっくり返している筆者を見たような。

ヴァルダ
ヴァルダ

当該キットは箱が頑丈でね。

積み山の下のほうにあったんだ。

 

 

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今回のお題 トランペッター KV-1E 重戦車

ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはこちら。

トランペッターより

KV-1E重戦車だ。

レーナ
レーナ

今回はドイツ戦車じゃないんだ。

アドルフ
アドルフ

KV-1は以前タミヤの1941年型を作っていましたな。

新生!タミヤ1/35のKV-1を作る①
アドルフ さて、インフィニットジャスティスとM47パットン、どちらから手をつけますかな。 ヴァルダ その前に、もう一つ紹介しておかなければならないキットがある。 それも取り上げておこう。 アドルフ カーベーですな。 ヴァルダ うむ。まともな...
ヴァルダ
ヴァルダ

タミヤは少し前にKV-2の新作も発表している。

今回作るのは中国の華新発展有限公司のブランド、トランペッター製。

見た感じ2021年12月現在で最も1/35スケールのKVシリーズが充実しているメーカーだね。

レーナ
レーナ

筆者は以前何回かここのキットを作っているみたいだけど・・・・・・

本ブログで取り上げるのはこれが初めてかな?

KV-1Eとは?

ヴァルダ
ヴァルダ

タミヤの1941年型のときにも軽く触れたけど、本車は第二次世界大戦期で活躍したソビエト連邦の重戦車だ。

1930年代後半に多砲塔戦車のT-35の後継車の開発が指示される。

キーロフスキー工場がSMK多砲塔戦車を、ボルシェビク工場がT-100多砲塔戦車を試作。

更にキーロフスキー工場ではもう1つの案として単砲塔のKV重戦車が開発された。

3種類の戦車は1939年までに出揃い、冬戦争でテストを兼ねて対フィンランド戦に投入。

その結果最も性能が高いとしてKV戦車が採用される。

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レーナ
レーナ

この頃はまだ単純にKV戦車なんだね。

アドルフ
アドルフ

後にKV-2を始めとした派生車輌が登場しますな。

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ヴァルダ
ヴァルダ

今回作るのはKV-1E。

まずKV-1は30.5口径76mm砲L-11を装備した通称1939年型が量産される。

続いて31.5口径76mm砲F-32を装備した通称1940年型が登場。

KV-1Eはその1940年型の砲塔や車体に35mm厚の追加装甲をボルト止めしたものだ。

Eはエクラナミ(ロシア語で平幕、追加装甲の意味)のことだね。

正式名ではなくどうやら通称のようだけど。

レーナ
レーナ

なんかややこしいなぁ。

とりあえず追加装甲をボルト止めしたのがエクラナミってことかな?

アドルフ
アドルフ

筆者も普段ドイツ軍戦車ばかり作っているので詳しくは不明ですが・・・・・・

1940年型とかの分類も資料によって定義が異なる場合があるようですね。

更に生産が切り替わるときに各部位の古いものと新しいものがごっちゃになることもあるようで、一概に特徴が当てはまるわけではないようですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

T-34なんかもそうだけど、生産工場によっても多少ばらつきがあったというのもあるとか。

後年の研究による分類も、時期によっては同じ特徴を持っていても呼称が変わったりすることがあるね。

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アドルフ
アドルフ

KV-1E(エクラナミ)はまだ分類しやすいかと。

ただこちらも追加装甲の形状で多少違いがあるといわれていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

後のKV-1では基本装甲を増厚したのでこの追加装甲は見られない。

あくまで応急的なものだったようだ。

防御力は向上しているが、やはり機動性は落ちてしまっているようだね。

アドルフ
アドルフ

KVシリーズは常に犠牲になった機動力に悩まされている印象ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

T-34とともにドイツ軍の前に立ちはだかったソ連軍重戦車KV-1。

無骨な追加装甲を纏った個性的な姿を現代に蘇らせてみよう。

 

箱の中身を確認しよう

ヴァルダ
ヴァルダ

長々と語っていたけど、箱の中身を確認してみよう。

箱の中身はこんな感じ。

レーナ
レーナ

タミヤとかと比べるとちょっと多いかな?

さすがにドラゴン社のスマートキットとかと比べると少ないけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

付属品その1。

プラランナー6枚だ。

レーナ
レーナ

やっぱり多いような。

アドルフ
アドルフ

ただランナー自体に含まれる部品が少ないので、一概に多いとは言えませんな。

ヴァルダ
ヴァルダ

付属品その2。

転輪や履帯のランナーは2枚ずつとなっている。

履帯はポリ製のものも付属しており、好みで選択できる。

アドルフ
アドルフ

銅線(?)は牽引ロープ用ですな。

糸と違って毛羽立たず、曲げも簡単なので扱いやすそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

付属デカールはこちら。

砲塔に貼り付けるスローガンのみだ。

レーナ
レーナ

なんて書いてあるの?

ヴァルダ
ヴァルダ

すまない、ロシア語はさっぱりなんだ。

アドルフ
アドルフ

紙媒体は説明書と塗装図。

塗装は1種類で、前述のスローガンを書いたグリーン1色の車輌となっています。

レーナ
レーナ

うーん、1種類かぁ。

次回、製作開始!

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はこれで終了。

次回から組み立てになる。

レーナ
レーナ

筆者が珍しく作る非ドイツ戦車。

そういえば昨日はソ連崩壊の日だっけ。

だから急にソ連戦車を作りたがっていたのかな。

アドルフ
アドルフ

なんか筆者が以前購入したKVの本を読んでいたところ、急に作りたくなったらしく。

 

ヴァルダ
ヴァルダ

以前組んだ1941年型同様、またドイツ軍鹵獲車で作るのだろう。

とりあえず今回はここまで。

レーナ
レーナ

続きは次回!

余談 筆者の散財タイム

 

レーナ
レーナ

そういえば筆者のところになんか届いていたよ。

一日遅いクリスマスプレゼントかな?

アドルフ
アドルフ

鉄道模型は先日発売、予約していたTOMIXの475系(北陸本線・新色)ですな。

JR西日本の北陸本線でローカル輸送に従事した交直流急行型電車です。

ヴァルダ
ヴァルダ

戦車は今年の夏に新発売したICM社のFCM36、フランス戦車のドイツ軍仕様だ。

偶然鹵獲戦車の話をしていたらまた鹵獲戦車が到着した。

レーナ
レーナ

筆者は鹵獲戦車好きだねぇ。

ヴァルダ
ヴァルダ

ジャーマングレーに塗るとどんな戦車もかっこよくなるとのことらしい。

本当に今回はここまで。

レーナ
レーナ

今度こそ、続きは次回!

この記事で紹介しているキット

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