トランペッターのKV-1
それの増加装甲型を作っていきましょう。
前回は足回りを主に組んだ。
今回は残るフェンダーや砲塔を組んで、塗装直前まで進もう。
それとちょっとした改造も加える予定となっている。
このペースだと、ちょうど大晦日には完成するかな?
例によって、実は既に完成しているのは内緒です。
現時点で筆者は次のキットに手をつけている。
これが完成するかしないかで今月の戦果は決定するね。
フェンダーの下塗りと取り付け
続いてフェンダーを作りますが・・・・・・
入り組んでいていてスプレー系の霧が入りにくそうだったので、取り付ける前に陰色を筆塗りしてしまいます。
使用したのはガイアノーツのサーフェイサーエヴォブラック。
あとでウェザリングもするし、ここはあんまり神経質にならずササッと塗ってしまう。
奥まったところも適当に筆をつっこんで・・・・・・。
砲塔の組み立て
・・・・・・あれ、フェンダーを取り付けた画像は?
筆者が撮り忘れたそうです。
砲塔を組んだあとに全体像で確認しましょう。
砲塔は組み立て前に指示された穴を開けるのを忘れずに。
筆者は既に開けているから問題ない。
主砲はポリキャップ類は仕込まれておらず、単純にプラ同士の接合になる。
主砲自体が軽いのとプラが柔らかめの材質なので、特に可動軸には手を加えていない。
主砲はプラ製の一体成型。
合わせ目を消す必要はありませんが、代わりにパーティングラインがありますな。
削りすぎて歪ませないように注意です。
組み立てるとこんな感じに。
この後追加装甲を取り付けます。
エクラナミはKV-1の1940年型に追加装甲を取り付けたもののことだよね。
ということは開口しないで装甲を取り付けなかったら通常の1940年型になるのかな?
追加装甲は左右の前後合わせて4枚。
あらかじめ開けておいた穴に合わせて接着しよう。
やっぱりとってつけた感が。
KV-1は特に砲塔の変化が顕著ですな。
溶接だったり鋳造だったり簡易生産型だったり。
ちなみにドイツ軍は砲塔の違いに着目してKW-1A、B、Cなど分類している。
Aは溶接砲塔を備えたもの。
Bは追加装甲を備えたもの(要するに今作っているKV-1エクラナミ)
Cは鋳造砲塔を備えたもの。
実際は同じ砲塔でも武装や細部が異なるんだけどね。
KW?
ドイツ語だとKV戦車はKWと表記するようです。
ちなみに鹵獲した車輌に関しては
「Pz.Kpfw.KW-1 763(r)」
という形式名称を与えています。
ロシア(ソ連)製だから(r)なのかな。
砲塔を組み立てて車体に乗せるとこんな感じに。
これで組み立て完了かな?
まだやり残したことがある。
もう少し手を加えよう。
各部の小改造
製作記のPart2でも言及したけど、やや合いが悪く車体の前後は隙間が出来る。
ちょうど溶接跡部分たったので、延ばしランナーを接着剤で溶かしつつ貼り付け隙間を埋めた。
それと・・・・・・
筆者は今回資料にしていた本の巻末に掲載されていた写真の、ドイツ軍第8装甲師団所属の鹵獲車輌にしてみたいと思う。
この本は筆者が以前タミヤの1941年型を作る際にも投入していましたな。
ドイツ軍は鹵獲した車輌に独自の改造を施すことが多い。
今回の資料を見た感じ、どうやら左フェンダーの上にノテックライトを装備しているようだ。
なのでタミヤのIV号戦車装備セットを使ってノテックライトを追加する。
こんなところで使うなんてね。
この装備については過去記事で触れているよ。
それとエナメル線でライトコードを追加。
時代が時代のため写真が不鮮明でわかりにくかったけど、どうやらアンテナ周辺で車内に引き込まれているようだった。
なので適当にアンテナ根本に穴を開けてコードを通している。
この作業中に筆者は0.5mmのドリル刃を折ってしまいました。
補充が必要ですな。
コードは車輌によっては前面装甲の上部をぐるりと通って、前面右にあるホーンと束になって車内に引き込まれているのもあるようだ。
今回の車輌は車体前面上部にコードが見えなかったので、前述の配置にした。
今回の戦果
これで組み立ては終わりだね。
機銃とライトのレンズは後で付けるからここでは別に取っておこう。
ライトのレンズはクリアーパーツのため。
機銃本体は作業中に引っ掛ける可能性があるので後回しですな。
牽引ロープは前述の鹵獲車輌には装備されていなかったぽいので今回は作らなかった。
これで今日の作業は中断。
次回は塗装を施し、更に鹵獲車輌っぽくしてみよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット