新生!タミヤ1/35のKV-1を作る③(完成)

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

タミヤの新しくなったKV-1戦車を製作していきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は組み立てが済んだ。

今日は塗装から始めていこう。

アドルフ
アドルフ

予定通り、更新が約一週間空いてしまいましたね。

ヴァルダ
ヴァルダ

アホな筆者はいらん公約は守るんだ。

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下地塗装をしよう

アドルフ
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んでその塗装の下ごしらえを。

ガイアノーツのブラックサフで全体を塗ってしまいます。

アドルフ
アドルフ

その後はモデルカステンの履帯色でロコ組みした足回りを塗装。

・・・・・・下地の黒のせいでほとんど違いがわかりませんが。

4BO?ロシアングリーン?

ヴァルダ
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ここからようやく戦車本体の塗装に入る。

KVなどソビエト戦車は4BOプロテクティブグリーンと呼ばれる緑の塗装が基本となっている。

その色調も、生産時期や生産工場によってばらつきがあるみたいなんだけど・・・・・・。

色々調べた結果、今回は画像中央のMr.カラー303番「グリーンFS34102」に決定した。

ヴァルダ
ヴァルダ

これは各候補の塗料を皿に出して比較したもの。

下のが先ほど決定したグリーンFS34102。

その他は上段左から順に……

Mr.カラー ロシアングリーン1

Mr.カラー ロシアングリーン2

ファレホ ダークグリーンRLM83

Mr.カラー RLM83 ダークグリーン

アドルフ
アドルフ

ところで、見慣れない塗料がありますね。

ヴァルダ
ヴァルダ

うむ。スペイン生まれの水溶性塗料、ファレホだ。

丁度KVを確保したのがその塗料の輸入総代理店、ボークスさんだったのだか、丁度キャンペーン中でアンケートに答えることで一本もらえたんだ。

アドルフ
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RLM83・・・・・・筆者のよく作るドイツ軍航空機用の色ですね。

オリーブドラブにも近い色味ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

店員さんが筆者に「今回はこちらの戦車に似合いそうな色を云々」と言っていたので、一緒に購入したM47パットンを意識して選んでくれたのかもしれないね。

今回のKVには使わないけど、そのうちなにか試してみたいところ。

アドルフ
アドルフ

M47も実はというとへスラー大佐の車輌にする予定なのでグレー系塗装になるんですよね・・・・・・。

筆者の積みにこの色が似合う何かいいものはありますかな?

ちなみにこのキャンペーン、2020年7月12日まで実施中だそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

話をKVに戻そう。

先に塗った黒を残すように、エアブラシでグリーンを塗っていく。

アドルフ
アドルフ

これでエアブラシ塗装は終了です。

本色はやや黄色みがかったグリーンとなっています。

ヴァルダ
ヴァルダ

その後は筆で部分塗装。

ライト内部、アンテナ基部、機銃、車間距離表示灯・・・・・・。

マーキング そうだドイツ軍仕様にしよう

アドルフ
アドルフ

このキットについてくるデカールで二種類のソ連軍所属車輌が再現できますが・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここ最近の筆者は鹵獲車輌を作っている。

・・・・・・というわけで今回もドイツ軍マーキングで仕上げよう。

アドルフ
アドルフ

ググッていたらいい感じの画像が出てきたのでそいつを再現します。

アドルフ
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・・・・・・というかそのカラーマーキング図というのはこの本のAmazon先生のサンプルページでした。

気になったので筆者はそのままポチりと。

ヴァルダ
ヴァルダ

本家ソビエト軍の各KV戦車のマーキングが多数、それとドイツ軍、フィンランド軍の鹵獲車輌も少数掲載されている。

今回の1941年型のドイツ軍塗装は第5装甲師団第31戦車連隊所属車の一種類のみ掲載されていた。

ヴァルダ
ヴァルダ

さて、その第5装甲師団第31戦車連隊の連隊マークとしてこの赤い悪魔がKVにも描かれていた。

今回はタミヤのIV号戦車D型のおまけで収録されていたものを利用する。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ただ問題はこのマーキング、黒い塗りつぶしの上から悪魔が描かれているんだけど、本に掲載されていたKVには黒い塗りつぶしがなく、直接悪魔マークが描かれていた。

アドルフ
アドルフ

どうするんです?

ヴァルダ
ヴァルダ

まず普通に貼り付ける。

ヴァルダ
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そして面相筆で黒い部分を車体色で塗りつぶす。

アドルフ
アドルフ

随分雑ですね。

ヴァルダ
ヴァルダ

このあと冬季迷彩やらでほとんど目立たなくなる。

ヴァルダ
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ついでに鉄十字も手描きしてしまう。

これまた雑だけど遠くから見る分には全く問題がない。

ヴァルダ
ヴァルダ

資料には横からの塗装図しか載っていないけど、鹵獲戦車は見た目の都合上、友軍からの誤射、誤爆を受けやすい。

そのため、自国産の戦車とは違ってより国籍マークを目立つように描くことが多いんだ。

と、言うわけで筆者が勝手な解釈で車体前面と砲塔後部にも鉄十字を描いてみた。

アドルフ
アドルフ

そんなこんなでまたまた鹵獲戦車が増えてしまいました。

冬季迷彩やウェザリングを行う

アドルフ
アドルフ

今回のKVには更に冬季迷彩を施します。

使用するのはMr.ウェザリングカラー。

単純にマルチホワイトだけでは単調なので、グランドブラウンを少量加えて色みに変化をつけます。

ヴァルダ
ヴァルダ

この冬季迷彩は以前ティーガーに行った。

そちらの記事も参照に。

アドルフ
アドルフ

適当に塗りつけていきます。

マーキング部分は塗りつぶさないように・・・・・・。

アドルフ
アドルフ

雪の積もった様子も情景テスクチャーで。

ヴァルダ
ヴァルダ

元々ジオラマ用品だけど、足回りに付着させることでそれらしく。

アドルフ
アドルフ

冬季迷彩も溶剤を染み込ませた筆や、爪楊枝で擦ってところどころはがしてやります。

ヴァルダ
ヴァルダ

ウェザリングカラーで排気管汚れ、タミヤエナメルのクリアーオレンジとブラックの混ぜ物を撒き散らしてオイル汚れを。

アドルフ
アドルフ

だんだん駆け足な説明になっていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が早く完成させようと焦っているんだ。

それと、動画を再生しながら記事をまとめているから、作業に集中できていないんだ。

アドルフ
アドルフ

どんな動画か気になりますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

後はタミヤエナメルのシルバーを転輪や履帯に擦り付けて変化をつける。

アドルフ
アドルフ

正直微々たる効果ですね。

ツヤを消して完成

ヴァルダ
ヴァルダ

いつも通り、水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹き付けて

つやを消す。

アドルフ
アドルフ

ここはいつもと変わりませんな。

ヴァルダ
ヴァルダ

最後に、起動輪の泥かきとライトのレンズを接着して、完成だ。

アドルフ
アドルフ

以下、ギャラリーです。

アドルフ
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お次は比較画像です。

アドルフ
アドルフ

38(t)がおもちゃみたいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

KV-1はT-34と共に、それまで無敵だったドイツ軍の戦車の前に立ちはだかった強敵であったんだ。

対するドイツ軍もこの2種類の車輌に対抗するため、新型戦車のティーガー、パンターの開発を急ぎ、III号突撃砲やIV号戦車の長砲身化を進める。

一方KV-1は装甲や主砲を強化していくものの、重戦車特有の大重量による機械的信頼性が問題視された結果、装甲を減らして機動性を上げたKV-1Sが開発される。

ただこちらは重戦車の長所である防御力が減っているという問題があった。

アドルフ
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T-34よりちょっと固くて攻撃力は同等、機動性は大きく劣る・・・・・・。

重戦車不要論というのも噴出したのだとか。

ヴァルダ
ヴァルダ

その結果、KVシリーズの後継として85mm砲を備えた新型重戦車、スターリン戦車ことJS-1が登場する。

後にT-34も85mm砲を搭載、そのためより威力のある122mm砲を装備したJS-2重戦車へと進化するんだ。

その際、つなぎとしてJSと同等の主砲を装備したKV-85、試作車輌KV-122なんかが登場している。

終わりに

アドルフ
アドルフ

新製品速攻レビューのはずが、全く速攻になっていなかったのは気のせいですかね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者がもたついていたせい。

安心のタミヤクオリティ、やはり作りやすい。

ワイヤーロープ部分が簡単に解けるのがちょっと気になったけど。

他のKVシリーズのリニューアルにも期待したいところだね。

アドルフ
アドルフ

もたついていたせいで、気が付いたら月を跨いでしまいました。

先月の戦果は

購入 2(KV-1、M47パットン)

完成 1(ウィンダム)

今月はついに購入ペースが勝ってしまいました。

ヴァルダ
ヴァルダ

もたついているけど、まだ組み立てていない新製品が二つもある。

そちらも組み立てないといけないね。

今回はここまで。

次回は、おそらくその順番待ちの新製品になるだろう。

不定期開催 筆者の散財タイム

アドルフ
アドルフ

また筆者が散財をしていました。

再販された貨車と、なにやらマイプランセットとやらを。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうやら本格的に鉄道模型を本ブログで取り上げるための下準備らしいね。

この記事で作っているキット

 

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