ドイツレベル社より発売されています、ハインケルHe177を作っていきます。
前回は箱の中身を確認した。
今回は早速組み立て作業に入っていこう。
箱に書かれている完成品の大きさは長さ30.3cm、幅43.2cm。
置き場所とか大丈夫なのかな?
こんなこともあろうかと、筆者がダイソーでケースを仕入れてきたので大丈夫ですね。
長さ26.3cm、幅40.6cmのJu52を入れるとこんな感じになる。
少し大きいHe177でも問題なく入りそうだ。
なんか同じ位の飛行機がもう1つ入りそうな。
保管場所が確保できたところで、早速作業をスタートしましょう。
まずは合わせ目消し
とりあえず真っ二つの部品を貼り合わせていきます。
タイヤに尾翼、排気管に爆弾類……。
なんか数が多いね。
どうしても大型機であるし、爆撃機だから吊るし物が多くなるんだ。
戦闘機が装備している増槽が大量に付いてくるようなものだね。
合わせ目消しについては過去記事を参照に……。
主翼も合わせ目部分を貼り合わせる。
こちらは主脚格納庫の奥まった部分をあらかじめRLM02グレーで塗っている。
久々にアクリジョンのRLM02グレーが登場だね。
濃度調整を間違えたのか、少し乾燥に時間がかかりましたな。
コクピットの組み立て
接着剤の乾燥待ちに、まずはコクピットから組んでいきましょう。
本機のコクピットは機首に存在します。
ここも単座戦闘機とは違うところだね。
部品がやたらと多いけど、大丈夫かな。
単発戦闘機と違って、大型の爆撃機は機首内部も外からよく見える。
各メーカー気合の入れどころだ。
組み立てるとこんな感じに。
座席がいくつもあるのが特徴的ですな。
他にもいくつか計器類の部品があるけど、クリアーパーツなのでいったん保留。
塗装後に取り付ける予定だ。
機銃座などの組み立て
He177は大型爆撃機だけあって、機体各部に銃座が存在する。
コクピット同様先に組んで胴体に挟みこむものがほとんどだ。
これは機体上部の機銃座だね。
……バリがすごいなぁ。
余計なところを切ったり削ったりしないように注意しながら、主にデザインナイフを使って整形していきます。
このキットはモールド類は深めで綺麗なのですが、どうも派手なバリがいくつかありますな。
説明書を先取りして、とりあえず機内色で塗りそうな部品や内部に組み込む部品を組み立てていく。
ここも細かい部品がたくさん……
機銃座や内部組み込み部品があらかた揃ったら、ここで胴体を用意。
サイズが大きいので少々作業に困りますな……。
胴体には先ほど組み立てた部品はまだ組み込まない。
唯一後部の銃座のみ組み込んでいる。
座席を直角にしようとしたところ、内部で干渉してうまく組み込めませんな。
ここは着座部分を微妙に上向きにすることで何とか組み込めます。
この後側壁に目立つ押し出しピン跡も、彫刻刀の平刃で削って均しています。
なんか狭そうで私は乗りたくないなぁ。
こういう座席って筆者が昔作っていたゾイドになかったっけ?
俗に言う懲罰席というやつですな。
碌に装甲化されていなかったり、ゾイドの尻尾の先や口の中など乗るのに不適切な場所にある搭乗席のことですが……。
トミー(現タカラトミー)のゾイドは幼少期の筆者の模型ルーツを担っていた重要なものだ。
筆者の在庫にはコトブキヤのゾイドがいくつかあるけど、それもそのうち紹介したいところ。
ちなみに筆者が一番好きなゾイドはデススティンガーです。
今回の戦果
模型という共通点以外まったく関係のない話になったけど、元に戻そう。
内部部品が揃ったら、機内色で一気に塗ってしまう。
使用したのはMr.カラーのRLM66ブラックグレー。
ドイツ軍機の機内色としてはお馴染みのものだね。
塗装範囲が広いから、今回は時間がかかるけど……。
外から見えなくなる場所もありそうですが、現段階ではどこが外から見えなくなるか不明なので、全体的に塗ってしまいます。
各部の組み立てに時間がかかったので、今回はここまで。
次回はこの部品たちを機内に組み込むことになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット