模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はグリーンマックス社の単品版オロネ10を完成させました。
なにやら筆者の作業に記事が追いついていますが、今回は何をするのか……。
筆者が航空機模型を開封した。
今回はそれを紹介しよう。
ここ最近は飛行機模型の割合が多いような。
筆者の積みも航空機が多いですな。
早く完成させていきたいところです。
今回のお題 ドラゴン ドルニエDo335A-1プファイル
今回作るのはこちら。
ドラゴンより
ドルニエDo335A-1プファイル
だ。
今回は中古の箱なし品となる。
この飛行機は以前ホビーボス製品を作ったね。
発売としてはこちらのドラゴン製品のほうが先のようですな。
ドルニエDo335とは?
以前も触れたので今回は簡潔に。
これは第二次世界大戦末期にドルニエ社で開発されたドイツ軍の戦闘爆撃機だ。
愛称はプファイル(矢)もしくはアマイゼンベア(オオアリクイ)
2つのエンジンを機体の前後に配置した、串型双発機であるのが最大の特徴となっている。
通常の左右に並べる双発機と比べて串型配置は
- 機体の幅が狭くなり空気抵抗を抑えられる
- 重心が機体中央寄りになり運動性が高い
- 前後のプロペラがそれぞれ反対に回りトルクを打ち消し合う
- 後部エンジンの冷却が難しい
- 脱出時に乗員が後部のプロペラに巻き込まれる可能性があるので、射出座席など専用の装置が必要
- 離陸時に後部プロペラが滑走路に引っかかりやすい(Do335は下部に尾翼とダンパー付きスキッドを装備)
といった特徴があるようですな。
以前も話したやつだね。
レシプロ機としては最速の部類で生産もされたけど……
2023年2月現在まで実戦参加の記録は残っていないと。
以前はホビーボス製品。
今回はドラゴン社製品で作ってみよう。
中身を確認する
それではキットを開封。
中身を確認しよう。
箱はないけど、ボックスアート部分は切り取られて入っていたね。
まずはプラランナー。
部品番号はA~Eの5種類あるけど、箱に詰める都合か一部別ランナー化している。
全体的なパーツの雰囲気は同社のAFVキットと似たような感じですな。
その他エッチングパーツとデカール。
尾翼の鉤十時は付属しないので別のところから持ってくる必要がある。
1992年って表記があるね。
約31年前のものかぁ。
ドラゴン社は1987年創立のようです。
黎明期のキットといえますな。
塗装は2種類。
A-0型とA-1型と表記されているけど、説明書内でそれぞれパーツの選択などはない。
筆者はどっちで作るんだろう。
まだ決まっていない。
まだ塗料の種類が少なかったからでしょうか。
説明書内でも混色指示が目立ちますな。
現在はドイツ軍向けの塗料RLMシリーズが充実している。
いい時代になったものだ。
ちなみにそんな塗料リストだけど……
ドラゴン黎明期のものであるからか、ドラゴソ語表記がいつも以上に激しい。
シアルバーとかワソーンって……。
正しくはシルバーにグリーンですな。
ブラッワ(ブラック)やブラウソ(ブラウン)なら後年の製品でも見ますが、これはいつも以上に……。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業開始となる。
筆者はドラゴン社のAFVは何回も作っているけど、飛行機はまだ完成させたことがないんだよね。
どんな感じなんだろう。
古い製品なので少し苦戦しそうな気もしますな。
少し作るのに時間がかかるかもしれない。
とりあえず、続きは次回!