ハセガワのHe111H-6を進めましょう。
前回は各部を成型して組み合わせ、航空機の形にした。
今回は残りの部品を組み合わせて全体の組み立て作業を終えよう。
また筆者の作業に記事が追いつきそうだよ。
いつものことです。
とりあえずHe111を進めよう。
それでは作業を開始する。
部分塗装をしながら小物を仕上げる
とりあえずまずはラジエーター部分から。
H-6型では棒状のパーツ(J3番パーツ)を取り付けます。
格子状のC14番パーツの裏側に凹みがあるので、そこから取り付け穴を開けてやりましょう。
0.5mmでは小さかったので、筆者は0.8mm径の穴を開けました。
その後は塗り分け。
後で塗料の霧が入りにくそうだったので、この時点でRLM02グレーを筆塗りしてしまいます。
ついでに機銃部分も塗り分け。
色はタミヤアクリルのガンメタルだよ。
銃口周りは機体色で塗りつぶされるから、とりあえずここでは機内側を中心に塗ろう。
主脚の組み立て
続いて主脚。
例によって、主翼下に仮留めしながら組んでいきます。
左右で似たような異なる形の部品なので、混ざらないように……。
筆者も間違えないように、先に片側を組んでからもう片側の部品を切り出している。
タイヤは接着せずに挟み込むだけで大丈夫だ。
風防や爆弾倉の組み立て
機体下部には爆弾倉がつきます。
このキットでは爆弾倉(250kg爆弾×8)か、パイロンに吊るした1000kg爆弾×2の選択式となっています。
今回は爆弾倉に一体化された、250kg爆弾×8で作っていきます。
爆弾倉ハッチは内側に押し出しピン跡があるので、開いた状態で作る場合はしょりしておきましょう。
パイロンは何故か2種類(FランナーとGランナー)が付属するけど、今回のキットで使うのはFランナーの2つのみだ。
ここではそれも使わないので、丸ごと余ることに。
ついでに風防などクリアーパーツも用意。
He111の特徴でもあり、難所でもありますな。
機首先端のものとか、P型とは微妙に違うみたいだね。
それと側面の窓も2つほど余剰になるよ。
先に機銃パーツや計器などを接着。
ここはいつものセメダイン、ハイグレード模型用の出番ですな。
乾燥・固着までに少し時間がかかるのが難点だけどね。
曇らない・プラを侵食しないのが最大の利点というか。
後期のHe111で特徴的な卵型の風防。
筆者は先に面の広い上部パーツから取り付けていますな。
胴体上部の銃座部分は胴体部分に風防が被さる。
ここは内側に来る胴体部分を機体色である程度塗り分けている。
下面はこんな感じに。
- 切り飛ばしたアンテナパーツは0・5mm径の真鍮線で作り直す
- 爆弾倉の扉は8つに分割し、接着することで開いた状態に
それぞれしています。
そういえばさっき筆者がなんかバタバタしていたけど。
爆弾倉の扉を一つ虚空に飛ばしてしまったようですな。
幸いすぐ見つかったので問題ありませんが。
風防のマスキング
そのまま風防のマスキング。
まずは下面から。
一部窓は機体色で塗りつぶすのでそのままにしてしまいます。
機首部分に乗員区画が集中しているJu88と違って、He111は銃座が機体各所に。
ちょっと面倒だね。
最大の難所である機首部分。
ここはミラーパーツを上部に取り付けますが……
少し不安定ですな。
塗装の際には別にしてしまったほうがよさそうだ。
今回の戦果
マスキング後はピトー管などの細いパーツを取り付け。
これで組み立ては完了です。
この丸っこい感じがいいんだよね。
今回はここで中断。
次回は塗装になる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット