ハセガワのHe111Z-2、計画に終わった長距離爆撃機タイプを組んでいきましょう。
前回はパーツの確認作業を行った。
今回は組み立て開始。
各部の合わせ目貼り合わせを行いながら、機内を組んでいこう。
12月31日。
2024年の最終日だね。
あっという間でしたな。
そして月末でもあります。
毎年恒例の集計も最後に掲載しよう。
それでは作戦を開始する。
合わせ目接着
手始めに合わせ目接着。
まずはすぐに貼り合わせられる箇所から。
- タイヤ×4
- 1000kg爆弾×6
- 水平尾翼×4
- エンジンナセル×5
といったところですな。
うーん、さすがにパーツが多いね。
エンジンナセルは位置によって根元の角度が違うから、使用するパーツもそれぞれ違うよ。
説明書をよく見て、1~5番エンジンを組んでいこう!
筆者は組んだ後に、内側にエンジン番号を彫って区別することにしているよ。
筆者は今までのHe111では合わせ目全体を消していた。
ただどうも下側は実機にもあるようだった。
なので今回は残している。
主翼の組み立て
続いて主翼パーツ。
He111Zで追加された、中央翼パーツが早速登場です。
主脚格納庫パーツを挟み込みつつ組んでいきましょう。
接着の前に、まずは主翼下部に穴を開ける。
右翼と左翼はそれぞれ1箇所ずつ。
中央翼は2箇所穴開けを行う。
左右両翼は他にも凹みがいくつかあるので、間違えないように……。
主脚格納庫パーツは浅い押し出しピン跡がありますな。
これはハセガワのモデリングチゼルや、ピンセットでつまんだ紙ヤスリで処理。
削ってしまいます。
押し出しピン跡処理については過去記事を参考にしてね。
今回は格子状になった部分の奥まった箇所だから、すこしやりづらいかも。
処理が済みましたら、こちらも接着乾燥。
角度がついているからか、少し浮きやすいですな。
クリップで留めてしまいます。
あまり強く留めすぎると潰れて胴体とのラインが繋がらなくなる。
ただハセガワのHe111は付け根に仕切りパーツがあるから、そうそう変形することはないはず。
機内の組み立て
続いて機内。
ここも事実上He111が2機分となっています。
これは大変そうな……。
この辺りはまだ序の口だ。
キットでは左右胴体で別々に組む指示が出ているけど……
両者の違いは上部のアンテナ線支柱取り付け穴を埋めるか否かだ。
この辺りはまだ同じ手順で組み立てる。
組み立てていくとこんな感じに。
一見パーツが多いように見えますが、実際は操縦席周りに集中しているだけですな。
爆弾は今回外付けのため、通常のHe111にあった機内の縦置き爆弾倉は省略されています。
胴体内側はこれまた押し出しピン跡が存在する。
とりあえず外から見える機首周りだけ整形しておいた。
今回の戦果
そのまま機内を塗装。
使用したのは説明書の指示通り、Mr.カラーのRLM66ブラックグレーですな。
He111は大体この色で機内塗装が指示されているというか。
機内の入り組んだところも念入りに……。
今回は少し短いけどここまで。
さて、集計に入ろう。
月末恒例 今月の戦果
2024年12月の戦果は……
- 購入 0
- 完成 6(M10偽装パンター、MC.200サエッタ×2、He162A-1ザラマンダー、グフ×2)
ですな。
ガンプラや戦車をメインにすると言っておきながら、相変わらず航空戦力が優勢なような。
筆者が箸休めに小型の単発戦闘機を挟むからね。
ザラマンダーみたいに、下手な大型機よりも組みにくいキットもあるわけだけど。
というより端休めを先に崩した結果、作りにくそうなものばかり残っているというやつです。
差し引き上は在庫が減っているはずなんだけど、筆者の積み山にはまったく隙間ができない。
これは筆者の第二積み山にある、1つの箱に複数の組みかけ品が入っているキットが進出しているのもある。
今月の場合はドイツレベル版のサエッタがこれに該当したり。
ガンプラなんかは仮組み状態で放置しているのがほとんどだから、完成しても体積が減らないというのはあるけど。
体積を減らしたいとなると、戦車キットを進めたいところですな。
箱のわりに車体が小さいキットも多いですし。
しばらくはこのHe111Z-2の続きになるけどね。
先は長そうですな。
……画面の向こう側にいる皆様、本年もありがとうございました。
どのくらいの人が閲覧しているのか、どのくらい楽しんでいるのか定かではありませんが。
その辺の統計データ解析はアナリティクス先生にお任せして……。
来年も、筆者の気分次第で盛り上げていくよ!
さて、今年も残り数時間。
我々はこれで失礼しよう。
それでは画面の向こうの戦友諸君、よいお年を。
来年もお楽しみに~。
この記事で作っているキット