ハセガワ ハインケルHe111Z-2長距離爆撃機 製作記⑥

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワのハインケルHe111Z-2を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装を途中まで進めた。

今回はマーキングや、やり残した夜間迷彩を行う。

更にウェザリングも済ませてしまう予定だ。

レーナ
レーナ

一気に進むなぁ。

この前まで更新を止めていたのに。

アドルフ
アドルフ

基本的な流れは今までに組んだ通常のHe111と同様ですからね。

ただ胴体が2つある分、同じ作業を倍やることに。

ヴァルダ
ヴァルダ

画面の向こうの戦友諸君も

「ガンプラで腕や脚など2組同じものを作るのが億劫で苦手」

という人がいるだろう?

レーナ
レーナ

いるのかなぁ。

アドルフ
アドルフ

筆者はガンプラではどちらかといえば武器の組み立てが苦手なようですが。

ガンプラはさておき、He111Z-2の製作を再開しましょう。

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第一次マーキング作戦

アドルフ
アドルフ

本キットに付属のマーキングはこちら。

He111Zは胴体が2機分なので、事実上マークも2機分ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

ただし塗装2種のどちらにも使わない注意書きマークも含まれる。

なので実際はそこまで多くなかったりするんだ。

今回は夜間迷彩なので、機体下面は黒く塗りつぶされている。

それらの細かい注意書きも貼り付けなくていいだろう。

レーナ
レーナ

余るデカールは塗装例以外のパターンで塗るときに使用したり、他キットの補修用にも使えそうだね。

鉤十字も海外製キットに流用できそうな。

アドルフ
アドルフ

今回の機体は工場で塗られた通常迷彩の上から、現地で夜間迷彩を施されたようなイメージですな。

なので先に細かい注意書きのみ貼り付けてしまいます。

部隊マークなんかはおそらく現地での記入ですし、後回しに。

ヴァルダ
ヴァルダ

胴体後部の黄色帯はデカールが付属するけど、今回は塗装で再現することに。

前回塗ってマスキングしたままとなっている。

こちらは夜間迷彩の後に塗られたようなので、まだマスキングをしたままにしてある。

アドルフ
アドルフ

テープもあまり長期間貼り付けて放置すると、塗装面にノリが残ると言われていますな。

手早く進めたいものです。

夜間迷彩を施す

アドルフ
アドルフ

細かいマーキングを終えたら、早速夜間迷彩に。

指定されている色、RLM76ライトブルーを斑模様に吹き付けていきます。

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レーナ
レーナ

せっかく時間をかけてマスキングをしたスプリッター迷彩の上からの夜間迷彩。

ちょっと勇気がいるよね。

アドルフ
アドルフ

以前はもっと大変な蛇行迷彩をしたことがありましたが……。

ヴァルダ
ヴァルダ

デカールがシルバリングした上から塗料を吹き付けてしまい、余計に強調されている。

完成を急いでいるので、ここは今回そのまま進める。

第二次マーキング作戦

アドルフ
アドルフ

夜間迷彩の後は黄色帯のマスキングを剥がし、残りのマーキング。

こちらは国籍マークや部隊マークですな。

レーナ
レーナ

むしろこういう大判マークの方がシルバリングの影響を受けやすいんだよね。

部隊コードのアルファベットの間とか。

アドルフ
アドルフ

間隔を自分で調整する必要がありますが、余白を切り落として1文字ずつ貼り付けるのが確実かもしれませんね。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が正月に仕入れたデカール資材を使い、今回は色々試してみた。

ただまだ使い慣れないようで、シルバリングが残って白っぽくなってしまっている。

今回は急ぎの用なのでそのまま進めるけど、また別の機会に調整しておきたいところだ。

レーナ
レーナ

画面の向こう側のみんなはシルバリングって言われて「?」を思い浮かべていないかな?

大丈夫かな?

アドルフ
アドルフ

念のため説明しておくと

「デカールとパーツの間に空気が入り込んでしまい、白っぽくなってしまっている現象」

のことですな。

  • デカール側のノリが足りず、うまくキットに貼りついていない
  • キット側表面の凹凸が激しく、デカールが馴染めていない

といったことが主な原因で発生するのだとか。

ヴァルダ
ヴァルダ
  • デカールのノリ成分であるデカール糊
  • 凹凸にデカールを馴染ませるための軟化剤

などが各社から発売されている。

筆者の使い方が悪いので、それを使ってもなかなかシルバリングが消えないんだけどね。

アドルフ
アドルフ

要練習ですな。

ウェザリング!

アドルフ
アドルフ

その後はウェザリング。

いつもの3点セット……と行きたいところですが、今回は銀の塗装剥げは省略しています。

排気汚れも控えめですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

銀剥げは筆者のイメージだとドイツ機には少ない感じだからね。

単純に夜間迷彩を目立たせたいから、銀剥げを控えたというのもあるけど。

また今回は下面が黒い塗装。

排気汚れも目立たないと判断して、控えめにしている。

レーナ
レーナ

単純に

「急いでいたから」

っていう理由が大きそうだけど。

アドルフ
アドルフ

スミ入れはタミヤの塗料を使用。

上面はブラックですが、下面は塗装面自体が黒いので、グレイを使って逆に白っぽい感じにしています。

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爆弾ラックを調整する

アドルフ
アドルフ

爆弾ラック部分で少し気になることが。

胴体下の計4つは問題ないのですが……

中央翼の2つ、レジンパーツ部分の凸部分が爆弾の凹みと噛み合いませんな。

どうもラック側の凸部分の間隔が狭いようで。

レーナ
レーナ

最後の最後に……。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここはラックの凸部分の内側を少し削ることで対処。

これで何とか凹凸が噛み合うようになった。

削った部分は後でレタッチしておこう。

アドルフ
アドルフ

急ぎなので筆者も決断が早いですな。

これが昔だったら先送りになり、放置ルート入りなのですが。

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

後は水性ホビーカラーのつや消しクリアーで整えてから、各部のマスキングを剥がし最終組み立て。

完成となる。

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レーナ
レーナ

He111はマスキングが大変だけど、その分完成した後の機首がかっこいいんだよね。

……んでギャラリーは?

ヴァルダ
ヴァルダ

長くなりそうなので今回はここで一度中断。

次回完成品画像を掲載する予定だ。

レーナ
レーナ

引っ張るなぁ。

この記事で作っているキット

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