ハセガワ社から発売されています、Ju88のフィンランド軍バージョンを作っていきましょう。
前回は各部品を整形し、機体を大まかな形にした。
今回は風防など残りの部品を組み、組み立て作業を終えよう。
ようやく組み立て終了かぁ。
爆撃機の難所である風防が残っていますな。
考えるよりも手を動かそう。
それでは作業を再開する。
機体下部の組み立て
残りの細かい部品を組んでいきましょう。
まずは機体下部の爆弾ラック。
そして主翼のフラップや翼端パーツ。
He111など、主翼パーツが他の爆撃機とはまた違った構造なのが特徴的ですな。
Ju88のA-4型は主翼を延長したタイプだっけ。
だから翼端パーツを別にしているのかな。
この翼端パーツやフラップパーツ、あろうことか部品本体下面に押し出しピン後がついている。
モールド類を潰さないよう、慎重に削って処理しよう。
続いて胴体下面。
ここは別パーツ化されていますな。
塗装図1番の機体で組む場合は特に手をつけない。
塗装図2番と3番で組む場合、アンテナカバーのクリアーパーツを取り付ける必要がある。
今回は2番の塗装で作ることにしたので、取り付け穴を内側から開けよう。
取り付け穴は画像右のパーツ(Q1番パーツ)に3つ並んでいるやつだね。
どれに穴を開ければいいのかな?
3つ並んでいるうちの真ん中のものですな。
下面パーツを取り付けるとこんな感じに。
先ほどのクリアーパーツ、取り付け穴は接着済みの胴体側にも開ける必要があった。
筆者が開け忘れたので、現物あわせで開口している。
クリアーパーツは塗り分けの必要がないので、完成直前に接着予定だ。
主脚カバーの組み立て
続いて主脚カバー。
奥まった嫌らしい位置に押し出しピン跡があります。
ここはモデリングチゼルなどで軽く削った後、ピンセット+紙ヤスリのコンビで均してしまいましょう。
それ以上に注意したいのが、カバーパーツの軸とゲート部分の境界が曖昧なところ。
非常にわかりにくいので、うっかりゲートと思ってパーツ部分を切り取らないように注意しよう。
整形後はこんな感じに。
尾輪部分もカバーがあるので、一緒に用意してしまいましょう。
塗装に備えて、ここではまだ接着しません。
風防の組み立て
爆撃機キットの難所である風防部分。
クリアーパーツ同士の接着となるので、セメダインのハイグレード模型用の出番ですな。
まずは機銃部分を接着するので、先に風防内側にくる部分を塗ってしまおう。
機銃を風防に接着してと……
以前用意したゴンドラパーツもここで用意だね。
内側が見えるから、機内色のRLM66ブラックグレーで筆塗りして……。
機体上部のレーダー部分もここで再開。
デカールを貼り付けて、その後にクリアーパーツでフタをしてしまいましょう。
んでさっきのセメダインで接着なんだけど・・・・・・
クリアーパーツ同士を合わせる上部風防がものすごく難しいというか。
特に機銃のある左右のパーツが合わせにくいですな。
調整のため動かしまくっているので、実はしっかり接着できていなかったり。
完成直前にもう一度調整する必要がありそうだ。
クリアーパーツ部分をマスキング。
基本的に円形部分はマスキングゾルで。
それ以外の箇所はテープで済ませています。
やっぱりマスキング箇所が増える分爆撃機は大変。
基本的なマスキングは過去記事のとおりだけどね。
今回の戦果
そんなこんなでようやく形に。
やはり主翼付け根が少しガタついていますな。
本当は色々調整したいところだけど、筆者の気力がないのでこのまま塗装に入る。
これ以上無理に調整しようとすると、気力がマイナスになって放置モードに入るおそれがある。
組んで元の箱に入らない大きさになっているから、この状態で放置モードはちょっと……。
今回はここまで、
次回は塗装作業になるだろう。
続きは次回!