ハセガワ 九九式双発軽爆撃機I型 製作記⑤(完成)

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

ハセガワの九九式双軽I型を組んでいきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は迷彩を施したところで終了した。

今回はデカール貼りやウェザリングを施して完成に持ち込もう。

レーナ
レーナ

ゴールデンウィークの時期だね。

筆者は出かける予定はあるのかな?

アドルフ
アドルフ

今のところ聞いていませんな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者には引き続き積み崩しをしてもらおう。

それでは作戦を再開する。

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マーキングと部分塗装

レーナ
レーナ

これがこのキットのデカールだね。

古そうだけど大丈夫かな?

アドルフ
アドルフ

念のため水性ホビーカラーを上から吹きつけています。

これで繋ぎ止められるので、多少はバラバラ事故は防げるかと。

アドルフ
アドルフ

貼り付けるとこんな感じに。

結論から申し上げますと、問題ありませんでした。

ヴァルダ
ヴァルダ

古いデカール相手だったからか、マークセッター・ソフターの効きがいつもより少し強かったかもしれない。

もう少し薄く塗ってもよかったかもね。

デロデロになりかけた。

レーナ
レーナ

後は筆塗り部分塗装。

タイヤとかを塗る感じで。

プロペラの黄色い警戒線もデカールがないから、塗装で再現するよ。

ウェザリング!

レーナ
レーナ

後はウェザリング。

……なんだけど、ここはいつもの

  • スミ入れ
  • 銀剥げ
  • 排気管汚れ

の3点セット。

詳しくは過去記事を参考にしてね。

アドルフ
アドルフ

白っぽい機体なので銀剥げが目立たないですな。

ここは控えめでよろしいかと。

つや消しを吹いて完成に

アドルフ
アドルフ

最後につや消しを吹いて完成。

マスキング箇所を剥がしますが……。

レーナ
レーナ

……なんかすごく汚くない?

ヴァルダ
ヴァルダ
  • 窓部分が曲面でテープが剥がれ、塗料が吹き込んだ
  • 隙間があったのか、内側にも塗料が吹き込んだ

ようだ。

一度風防は取り外して

  • 表側→爪楊枝で窓枠回りの塗料を擦って削り落とす。窓真ん中に吹き込んだ塗料は溶剤を含んだ綿棒などで拭き取り
  • 内側→ちょっとした曇りなら乾いた綿棒などで拭き取り。塗料がガッツリ吹き込んでいるなら溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取り

といった感じに処理する。

アドルフ
アドルフ

風防を処理して再度接着。

これで今度こそ完成ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

以下、ギャラリーとなる。

ハセガワ 九九式双発軽爆撃機I型 完成!

レーナ
レーナ

筆塗り迷彩はとりあえず筆者が納得できるものにはなったみたいだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

作業中は

「これでいいのだろうか」

となるけど、意外と何とかなるものだったりするんだ。

アドルフ
アドルフ

以前組んだ単色のII型との比較。

キットとしてはカウリングの部品配置が少し異なるぐらいですな。

アドルフ
アドルフ

同じ川崎系の二式複座戦闘機・屠龍と。

風防や主翼周りが九九式双軽とよく似ていますな

ヴァルダ
ヴァルダ

屠龍の前身であったキ45は性能不足で不採用になった。

しかし陸軍は双発戦闘機を欲しがっており、開発は続行。

丁度このキ48・九九式双軽が成功したので、これの基本設計を流用しキ45改が誕生。

それが無事採用されて屠龍になるんだ。

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

今回は迷彩で完成。

ヴァルダ
ヴァルダ

基本的な内容は前回のII型と同様。

なので詳しい感想なんかはそちらを参考にしてほしい。

主翼のエンジン付け根周りに隙間ができやすいなど、注意点なんかもほぼ同じだ。

アドルフ
アドルフ

キット自体は元々I型ベースなので、今回のキットはより加工箇所が少ないのが利点ですな。

2024年4月現在、こちらも非定番品なので探すのに苦労しますが。

ヴァルダ
ヴァルダ

気になった人は中古品店などで探してみるといいだろう。

今回のI型や前回の鉾田飛行学校のII型の他にも、今までいくつか派生キットが発売されているようだ。

アドルフ
アドルフ

筆者の手持ちの九九双軽はこれで全部完成しましたけどね。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回はまた別のものを紹介予定だ。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

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