九九式襲撃機とセットになった、ハセガワの九九式双軽を作っていきましょう。
前回は機内を塗ったところで中断した。
今回はその続き。
機内の細かいところを塗り分けて胴体を貼り合わせ。
主脚やエンジンも組み立て、飛行機の形にしていこう。
順調……に進んでいるのかな?
順調かそうでないか、どちらかといえば順調かと。
この勢いで進みたいところ。
それでは作戦を再開する。
機内を細かく塗り分ける
とりあえず細かい所を塗り分け。
一部計器は胴体と一体化されているので、それらを塗り分けていきましょう。
キットでは一部計器が塗り分け指示されていない。
機内色と同じかもしれないけど、ここは他の機器同様黒で塗り分けている。
胴体下部機銃の近くにモールドされている予備弾倉。
これも塗り分け指示がされていないね。
筆者は機銃と同じ金属色で塗っているよ。
今回使ったのはタミヤアクリルのガンメタル。
その後は
- 操縦席の計器デカールを貼り付け
- 機内をタミヤスミ入れ用ブラックでスミ入れ。計器は同じくタミヤスミ入れ用グレイでスミ入れ
- 計器をタミヤエナメルのフラットホワイトでドライブラシ
といった流れですな。
グレイのスミ入れは少し汚い感じになってしまった。
いらなかったかもしれない。
それと気がついたことが。
各部分の噛み合わせ部分。
基本的に外から見えないので塗る必要はありませんが、前面部分のみ床板側の接続ピンが正面から見える形になります。
床板を機内色で塗っているので、ここは前面仕切りに合わせて黒くしています。
もしかしたらこれは計器部分だけ黒で、仕切り自体は機内色なのかもしれない。
とりあえず今回はこれで進む。
胴体の貼り合わせ・整形
ここで接着、胴体を貼り合わせます。
上下の機銃は後で取り付けられますので、塗り分けを考えてここでは別にしておきます。
合わせ目消しについてはいつもの記事だよ。
……そういえば筆者の在庫にグフがまだ2つあったよね。
いつになったら作るんだろう。
合わせ目部分が乾燥しましたら、削って整形していきます。
ただ九九式双軽は胴体の真下の区画が爆弾倉になっています。
ここは合わせ目を再度彫り直して、爆弾倉の扉を再現しましょう。
合わせ目を残したままがいいんだけど、流し込み式接着剤だと周囲から流れ込むという。
主翼もここで整形。
伸ばしランナーを溶着したエンジン付け根の隙間もばっちり埋まっているね。
合わせ目部分、機内色が染み出ている。
あらかじめ合わせ目部分の塗料は落としたほうがよかったかもしてない。
一部完全に溶着できておらず、そこも伸ばしランナーのお世話になった。
合わせ目消しはスチロール系接着剤がプラを溶かすのを利用していますからね。
塗料が接着剤に混ざってプラの溶着を阻害している可能性が、
水平尾翼と共に胴体と主翼を接着。
いわゆる「士の字」になりました。
こういうキットって主翼と胴体がうまく合わないことが多いんだけど……
このキットはまったく問題ないみたいだね。
細かい部品の組み立て
実際は合わせ目部分の乾燥待ちに細かい部品を仕上げていました。
これらを組んでいきましょう。
画像右上にある前方機銃とカウリングパーツ。
これらはヒケや押し出しピン跡で大きな凹みがあった。
ここも伸ばしランナーを接着してから切削して埋めている。
とりあえずエンジン。
前に作った九九式襲撃機と同じような構成のパーツだね。
- エンジンパーツを二枚重ねにする
- 軸パーツを組み立ててエンジンに通す
- 後ろから軸部分にフタをする
みたいな
エンジン本体は軸周りに切り欠きがありません。
シリンダー部分が微妙に凹凸しているので、そこで前後のパーツを噛み合わせて接着するようですな。
今回の戦果
エンジンをカウリングと共にセット。
まだ接着はしません。
主脚は2つのパーツを組み合わせて作る。
横に伸びた支柱部分はイモ付け。
とりあえず本体との取り付け穴に接続しながら、支柱同士をちょうどいい位置で接着する。
説明書ではもう少しタイヤ側寄りのようにも見えるけど、この位置がしっくりきたのでここで接着。
勿論本体とはまだ接着しない。
これでいいのかな?
今回はここで中断。
次回は爆撃機キットの難所となる、風防の取り付けから再開予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット