模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はブロンコのオチキスH39が完成しましたな。
今回は……。
前回のオチキスでだいぶ筆者が消耗している。
なので組みやすそうな航空機模型で息抜きでもしよう。
組みやすそうって……
そういうのはもう先にほとんど組んで残っていないような。
掘り出せばまだまだ出てきますよ……。
今回のお題 ハセガワ 九九式襲撃機(鉾田飛行学校)
今回作るのはこちら。
ハセガワより
九九式襲撃機&九九式双発軽爆撃機(鉾田飛行学校)だ。
2機セットとなるが、今回は先に九九式襲撃機から作っていこう。
箱の上側に描かれたやつだ。
双軽は初めてとなりますが、襲撃機は姉妹機の軍偵と共に昨年大量生産しましたな。
解説系記事でも有効活用させてもらいました。
うーん、また君かぁ。
タイミングを逃してこのキットだけ残っていた。
キット自体は2016年頃に発売されたもの。
筆者も発売直後に購入したはず。
現在は2024年4月。
約8年放置していますな。
手持ちの九九式襲撃機はこれで最後のはずです。
九九式襲撃機とは?
以前も説明しているから簡潔に済ませる。
この航空機は第二次世界大戦期に三菱が開発、大日本帝国陸軍が使用した機体だ。
陸軍の機体番号はキ51。
連合軍によるコードネームはソニア(SONIA)
名前は九九式だけど、実際は1940年に正式採用されたんだよね。
当時は皇紀2600年(西暦1940年)採用の兵器にどんな名前を付けるのか定まっていなかったっていう。
後に
- 陸軍→百式
- 海軍→零式
となりますな。
襲撃機は元々日本陸軍が仮想敵国としていたソ連軍で使われていたカテゴリ。
見た目は軽爆撃機に近いけど、より低空での地上攻撃に特化したタイプだ。
姉妹機の九九式軍偵察機は襲撃機をベースにカメラを搭載したものとなる。
今回のキットでも軍偵察機型が収録されているようですな。
再びこの場に現れた九九式襲撃機。
似た名前の九九式双発軽爆撃機とセットになったキットを作ってみよう。
箱の中身を確認しよう
とりあえず箱を開ける。
前述通り、九九式襲撃機と双発軽爆撃機との2機セットとなっている。
なのでそれぞれ1機分のパーツが含まれているんだ。
双軽はまた後日。
今回は襲撃機だけ紹介しましょう。
襲撃機のパーツはこんな感じ。
プラランナー3枚にクリアーランナー1枚となっている。
2016年発売とはいったけど、元のキットはもっと以前のもの。
なのでパーツ数は少なめだ。
確か純粋なハセガワの製品じゃなくて、かつて存在したマニアホビーってところの金型を引き取って生産したものだっけ。
付属のデカール。
襲撃機と双軽の分が同じシートに印刷されている。
上側が襲撃機用だ。
計器部分も収録されていますな。
塗装図は2種類収録。
いずれも1942年、日本陸軍の鉾田飛行学校所属機で
- 襲撃機→灰緑色の単色塗装
- 軍偵察機→灰緑色の上から濃緑色の蛇行迷彩
となっている。
塗装によって襲撃機と軍偵のどちらかを選ぶ。
組み立て時に加工が必要なので、先にどちらで作るか選んでおこう。
筆者は今回襲撃機を組む予定のようですな。
軍偵も迷彩が素敵ですが、そちらの場合穴開け加工が必要になります。
鉾田飛行学校……?
筆者はあまり土地勘がなさそうな場所っぽいけど。
茨城県南東部、旧鹿島郡にあったようですな。
現在は鉾田市になっていますが、これは2005年に発足したようです。
平成の大合併ってやつだっけ。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から製作開始となる。
何度も作っている機体なので、おそらく苦戦はしないでしょう。
前回のオチキスとは反対に息抜き回になりそうですな。
実際はオチキスで作業に記事が追いつきそうになったから、時間稼ぎという。
昨年のおさらいも兼ねる感じになる。
それでは今回はここまで。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット