ハセガワのセット商品、九九式襲撃機/軍偵察機を作っていきましょう。
前回は部品を確認した。
今回は組み立て開始。
各部の合わせ目を接着したり、コクピットを組み立てよう。
今回は2機セット。
同時に組み立てるのかな?
それも考えましたが……
2機は一部組み立てが異なります。
行き来するすると混乱しそうなので、先に襲撃機として全体を進めていきます。
その後ダイジェスト版で軍偵察機を紹介していきます。
それではまずは襲撃機として最初の1機を作っていこう。
合わせ目の接着
手始めに合わせ目消しのために接着をします。
- 主翼
- 主脚
- カウリング
を貼り付けてしまいましょう。
軍偵察機で作る場合は主翼に少し加工を施すみたいだね。
今回はとりあえず襲撃機だからそのまま進めて……。
合わせ目消しについては過去記事参照です。
コクピット内部の部品
続いてコクピット内部を進めていきます。
パーツはご覧の通りです。
胴体側面の押し出しピン跡は削って処理。
計器類の裏側はラッカーパテで埋めて処理するよ。
ついでに機体下部につける39番パーツのヒケもパテで埋めて……。
ただ後に判明したけどこれらの押し出しピン跡は組み立て後、外からはほとんど見えなかった。
39番パーツのヒケと29番パーツ(ヘッドレスト)の押し出しピン跡を処理しておけば大丈夫だ。
偵察窓の加工
胴体側面には偵察窓用の凹みと、はめ込むクリアーパーツが付属します。
軍偵察機の場合は開口&クリアーパーツはめこみをします。
今回は襲撃機なので不要。
……と思いきや、1番の塗装の襲撃機は変則的な個体なのか上部のみ窓が開いている。
ここだけ開口しよう。
開口はピンバイスで穴を複数開けた後、デザインナイフで形を整えます。
削りすぎるとパテのお世話になるので、適時クリアーパーツを仮組みして確かめるといいでしょう。
クリアーパーツは上下の窓が一体整形。
今回は上の部分のみ切り取って使うよ。
内部の塗装があるから、ここではまだ取り付けないで……。
コクピット内部の組み立て
各部整形するとこんな感じに。
いよいよ部品を取り付けていきましょう。
床板や側面のパーツを接着。
こんな感じに。
後部機銃の予備弾槽ラック(30番パーツ)は床板と干渉しやすい。
完全に固着する前に仮組みして確かめておこう
床板と胴体はまだ接着しない。
コクピット内部の塗装
この段階で内部の塗装を施します。
三菱重工業の機体なので、塗装指定もコクピット色(三菱系)
内部全体に塗ってしまいます。
裏で並行している軍偵も一緒に……。
その後は
- 計器板→タミヤアクリルのフラットブラック
- 操縦桿→Mr.カラーのシルバー
で塗り分ける。
計器部分はデカールが付属するので、それを貼り付けよう。
計器部分はモールドで凸凹していますな。
白のドライブラシで塗り分けるのもよさそうです。
その後は軽くウェザリング。
スミ入れ用ブラックでスミ入れをして、明灰緑色をドライブラシだ。
ここまで出来たら透明パーツを接着。
いつものセメダインを使って……。
今回の戦果
そして胴体に床板を挟みこみ、胴体左右を貼り合わせ接着します。
部品が反っているのか、そのままだと胴体左右は浮いてはがれそうになります。
乾燥するまでクリップで留めておきましょう。
胴体左右が上下にズレて段差ができないようにも注意しよう。
今回はここまで。
次回は更に部品を取り付けていこう。
続きは次回!
この記事で作っているキット