模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は三式戦飛燕が完成しました。
今回は・・・・・・。
飛燕同様、実は既に完成しているハセガワA帯キットがあるのでそれを紹介していく。
ハセガワA帯も残り2つ。
長かった企画ももうすぐ終了だね。
数は多いですがどれも部品点数が少なく、あっという間に組めますな。
ハセガワA帯日本機祭り その6 四式戦闘機 疾風
今回作るのはこちら。
ハセガワA帯の四式戦闘機 疾風だ。
一、二、三と来て四式なんだね。
零戦の後継機がなかなか現れなかった海軍とは違い、陸軍は順番に戦闘機が現れていますな。
四式戦闘機 疾風とは?
四式戦闘機疾風は今までの一~三式戦闘機に続く、大日本帝国陸軍の戦闘機だ。
キ番号はキ84。
連合軍によるコードネームはFrank(フランク)
開発は中島飛行機。
コードネームのフランク、これは本機を鹵獲・調査した米軍のフランク・マッコイ大佐の名前が由来なんだとのことです。
いままで日本陸軍の戦闘機を3つ作っているけど、飛燕以外みんな中島の飛行機だったよね。
更に前の九七式戦闘機も、中島の設計でしたな。
1941年にキ44(二式単座戦闘機鍾馗)の発展型として開発がスタートしたところから始まる。
幾つか設計を改めつつ1943年に試作機が初飛行し、翌年に「四式戦闘機」として正式採用。
運動性能・速度・火力・防御力どれも高水準でまとまっており、ある意味日本陸軍戦闘機の集大成ともいえる機体だ。
「大東亜決戦機」と呼ばれたり、陸海軍の戦闘機で第3位の生産数約3500機であることからも大きく期待されていたようですね。
ただ戦争末期になると部品の精度や品質低下の影響で期待した性能を発揮できなかった場合が多かったようだ。
搭載していた発動機ハ45(海軍名は誉)は2000馬力級の発動機であったものの、それも例外ではなかった。
誉エンジン、この名前は聞いたことあるような。
ハ45よりもそちらの名前が有名ですな。
本ブログで過去に作った機体では、紫電改や彩雲にも搭載されていますな。
それでも性能は高く、疾風が最初に配備された飛行第22戦隊が中国大陸で一時制空権を奪回する活躍も見せている。
また本土防空に活躍した飛行第47戦隊では整備指揮を執っていた刈谷大尉の下、定期的な点検や部品を早期交換を徹底することによって高い稼働率を維持した。
既に旧式化した零戦や隼、そして登場が遅れていた紫電改や五式戦闘機。
四式戦疾風は稼働率に問題はあったものの、それらに代わる活躍はした感じですな。
対峙した米軍からも「日本軍最優秀戦闘機」と評価された四式戦疾風。
今回はそれを作っていこう。
キットの中身を確認しよう
それでは早速キットの中身を確認しよう。
部品の入った袋、説明書、デカール、そしてデカール解説書となっている。
なんか袋の感じが今までのと違うね。
今回の企画のうち、このキットだけ中古品店で購入したものなんだ。
おそらく少し前の生産ロットなのだろう。
中古品で注意すべきデカールに関しては全く問題がないようだ。
古いやつだと結構デカールが劣化していることが多いからね。
デカールとクリアーパーツの入った袋、筆者が昔作ったハセガワ製品ではあまり見慣れないものですな。
おそらく中古品店が部品保護のために使ったものかと。
部品は通常ランナー2枚にクリアーランナー1枚。
他のハセガワA帯シリーズのものとあまり変わりませんな。
ちなみにこのキットは凸モールドだ。
見た感じA帯ではこの疾風と隼のみ凸モールドのようだね。
塗装は2種類。
1つはジュラルミンの銀色地肌が特徴の飛行第29戦隊所属機。
もう1つは飛行第47戦隊所属機。
こちらは上面がグリーンとなっている。
今回は前者で作っていきます。
ボックスアートの機体と同様ですな。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から製作に取り掛かる。
隼に続いての凸モールドキットかぁ。
大丈夫かな?
筆者は以前デカール変更の同金型キットを作ったことがあるので、おそらく大丈夫だとは思いますが。
見た感じ部品をそんなに多くなさそうなので、問題は無い。
というかこの記事を書いている時点で既に完成しているから・・・・・・。
盛大なネタバレですな。
と、今回はこの辺りで終了しましょう。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット