模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はプラッツより発売されていました、アンツィオ高校のP40重戦車が完成しました。
今回はまた新規キット製作になるのでしょうか。
筆者がここ最近ハセガワの1/72スケール航空機定番商品、A帯シリーズが気になっていてね。
それにラインナップされていた日本機を買い漁っていたんだ。
今回からそれに関するキットを紹介していくことにしよう。
大人買いですな。
大人買いした大人だ!
これでも1つ税込み880円(2021年10月現在)となっている。
スケールモデルの部類ではかなりお手ごろ価格なんだ。
近年、プラモデルはどれも値上げ傾向にありますからね。
ここの開設以前にも、筆者は幾つかA帯のキットを作っている。
それらの復習も兼ねて、紹介しよう。
ハセガワA帯日本機祭りその1 紫電改
勝手に筆者が始めたハセガワA帯日本機祭り。
そのトップバッターはこちら。
紫電改だ。
ガンキャノンのパイロット?
それはカイ・シデンです。
この航空機が名前の由来だそうですが。
紫電改とは?
この航空機は、第二次世界大戦期の末期に登場した日本海軍の局地戦闘機だ。
開発は川西航空機。
略符号はN1K2-J。
連合軍におけるコードネームはGeorge(ジョージ)
川西航空機・・・・・・現在の新明和工業ですな。
海上自衛隊の救難飛行艇US-2などを生産しています。
2021年10月現在、筆者の集めている1/72スケールではないのかな?
1/144スケールではアオシマから発売されているね。
川西航空機の時代からも、主に水上機や飛行艇など着水可能な航空機を開発していた。
そんな紫電改も、元を辿ると強風という水上戦闘機だったんだ。
フロート付きの典型的な水上機だね。
その後色々あってこれを陸上機化。
まずは紫電(紫電11型)となる。
武装の違いとかで甲、乙など種類があるけど、ここでは一旦置いておこう。
ここでフロートが消えて代わりに脚が生えたんだね。
ただこの紫電、主翼が胴体の中ほどの位置する中翼構造のため下方視界が悪い。
さらに地面と主翼の距離が離れているので、主脚が長い2段構造のものとなっており機械的トラブルなどが多発した。
そのためこれらの問題を解決すべく改設計されたものが紫電二一型、通称紫電改となり正式採用される。
ここで紫電改の登場ですな。
零戦の後継機として計画されていた烈風はまだ試作中であったのもあり、紫電改が事実上の零戦後継機となり、量産されていったんだ。
大日本帝国海軍待望の新型戦闘機ですな。
水上機から陸上機へと生まれ変わった紫電。
それを改設計され、更なる進化を遂げた局地戦闘機紫電改。
その勇姿をここに再現しよう。
箱の中身を見てみよう
長々と語っていたけど、箱を開けて中身を確認してみよう。
パーツが入った袋、組み立て説明書、デカールにデカールの貼り方の説明書だ。
シンプルな構成のキットですな。
ランナーはクリアーランナー含めて3枚。
クリアーパーツは風防の1パーツのみ。
塗装は2種類。
いずれも紫電改が優先配備された第343海軍航空隊所属のもので、それぞれ菅野直大尉機と鴛淵孝大尉機となっている。
パーツ選択は存在しないので、塗装直前まで保留にしても大丈夫。
マーキングの他には機首周りの塗り分けが異なるようですな。
菅野機は直線的な塗り分け。
鴛淵機は波型の塗り分けとなっています。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から組み立てに入ることとなる。
説明書を見た感じ、組み立て自体はそんなに難しくなさそうだね。
ただし、筆者はこの紫電改を組むのは今回初めてだ。
A帯はいままで幾つか組んだことがあるけど、キットによっては多少整形などが難しく感じたものがあったようだ。
この紫電改はどうなのか、楽しみなところ。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット