ハセガワ社より発売されています、1/72スケールの零戦五二型を作っていきます。
前回は箱の中身を確認した。
今回はコクピット周辺を組み立てていく。
1/72のゼロ戦……。
筆者は既にタミヤのを組んだことがあるんだっけ。
タミヤの新しいキットもありますが……
筆者にとってハセガワ製のものはちょっとした思い入れがあるようですな。
筆者が始めて作った飛行機模型がハセガワの1/72スケール零戦五二型なんだ。
当時はまだタミヤ製品が発売されていなかったからね。
飛行機どころか初めて本格的に作るスケモだったので、ガンプラとは勝手が違って苦労したようだ。
ということは一度作ったことのあるキットなんだ。
五二型以外にもその後二一型や五二型丙も作っているけどね。
……さて、そろそろ筆者が作業を始めるようだ。
今回はどうなるのやら。
我々も解説に回りましょう。
始まり始まり~。
合わせ目貼り合わせ
まずは合わせ目消しから。
胴体、増槽、主翼部分にプラモデル用接着剤を流し込んで貼り合わせてしまいます。
このキットは下部からコクピットを組み込める。
なので先に胴体を貼り合わせて、座席周辺の整形と塗装を済ませてからコクピットを組み込むことにした。
側壁内部は特にディティールはない。
代わりに押し出しピン跡があるので、これはあらかじめ削って平らにしておく。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
コクピットの組み立て
乾燥待ちにコクピットを組み立ててしまいましょう。
少し前のキットだからか、わずか5パーツのみで構成されています。
物足りないと考えるか、簡単に組み立てられると考えるか……。
実際の零戦の座席は軽量化のために軽め穴が開けられている。
このキットでは再現されていないけどね。
今回はキットの素材を生かすため、そのまま進めていく。
これは遊就館の玄関ホールに展示されている零戦の座席ですな。
撮影日は確かこのブログ開設間もない2019年8月15日……。
同所には零戦五二型も展示されている。
筆者は頻繁に訪れるから、そのたびに撮影をしているね。
画像の記録を見たところ、こっちは今年の正月に撮影したものだね。
コクピット組み立て後はこんな感じに。
ついでに同じ色に塗るから、接着剤が乾燥したら胴体も整形を済ませておこう。
サクサクっと進むね。
コクピットを塗る
そしてコクピット周辺の塗装を行います。
キットの指定色はMr.カラー303番、グリーンFS34102となっています。
ダークグリーン系の色でコクピット色(三菱系)に似ていますね。
ただ筆者は
「機体後部が曲線の塗り分けだから中島製の零戦だろう」
と判断。
なのでコクピット色(中島系)を使って塗り分けてしまっている。
その後は計器類のデカールを貼り付ける。
デカールの25番と28番を使おう。
貼り付けるとこんな感じに。
ついでに細かい部分も塗り分けているよ。
計器板の左右にある出っ張り。
キットでは塗り分け指定がないけど、どうやら機首の7.7mm機銃の一部らしい。
なのでタミヤアクリルのガンメタルで塗り分けている。
その後は軽くウェザリング。
スミ入れ用ブラックでのスミ入れと、明灰緑色でのドライブラシを。
今回計器部分はデカール再現なので、ドライブラシは控えめで大丈夫ですな。
筆者の場合、どちらかといえばコクピットへのドライブラシは凸モールドの計器板を目立たせる目的でやることが多いからね。
「スミ入れやドライブラシってなんzoy?」
って人は過去記事参照だよ。
今回の戦果
後はコクピットを胴体下部から組み込み接着。
そのまま主翼も胴体と合わせてしまいましょう。
主翼と胴体の合わせ目はどうしても接着剤のはみ出しが難しい。
ラッカーパテも併用して隙間を埋めよう。
とりあえずだいたいの形にはなったかな。
今回はここで作業を中断。
次回は残りの部品を取り付けることになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット