模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は発売したばかりのガンプラ、HGCEダガーLを完成させました。
今回は何を作るか……。
筆者が裏でこそこそ進めていた航空機がある。
今回はそれを紹介しよう。
久々の航空機ですな。
空モノだね。
今回のお題 ハセガワ 震電
今回のお題はこちら。
ハセガワより
一八試局地戦闘機 震電
だ。
この前購入していたやつですな。
なんか変わった形の飛行機だね。
震電とは?
震電は旧日本海軍の局地戦闘機だ。
第二次世界大戦も終わりに近い1945年8月3日に初飛行している。
終戦っていつだっけ?
1945年8月15日ですよ。
開発は九州飛行機。
それと空技廠から出向してきた鶴野正敬技術大尉が担当した。
九州飛行機?
これまた知らないメーカーだね。
このメーカーは練習機とか他メーカー開発の機体とかを主に生産していましたからね。
他に知られている九州の航空機は哨戒機東海がありますな。
本機の最大の特徴はプロペラと主翼を機体後方にセットして、機首に武装を集中した構造。
いわゆるエンテ型と呼ばれる設計をしていたことだ。
機首に武装を集中していたことから、より高い命中率を期待されていた。
機首に武装を集中……
双発機では簡単だけど、単発機だとプロペラがあるからそういうわけにもいかなかったんだね。
Me262同様、敵護衛戦闘機を高速で振り切り、爆撃機に対して一撃離脱を仕掛ける……
という運用方法を想定していたのだとか。
前述通り試作1号機が1945年8月3日に初飛行。
後に数回試験飛行を行っているのみで、実戦参加はせずに終戦を迎えている。
終戦後はアメリカ軍が試作1号機を接収。
現在は同国の国立航空宇宙博物館別館で、操縦席より前の部分が展示されているようだ。
追記
福岡県にある大刀洗平和記念館に、2022年から震電のレプリカが展示されているようですな。
どうも2023年に公開された映画「ゴジラ-1.0」の撮影で使われたものだとか。
実力を発揮することなく終戦を迎えた局地戦闘機震電。
その特徴的な姿を、ハセガワの1/72スケールキットで蘇らせてせてみよう。
箱の中身を確認しよう
それでは箱を開けてみよう
中身はこんな感じ。
パーツ類がまとまった袋の他、説明書とデカールが素の状態で入っている。
昔はデカールも袋に入っていたのですが……
資材の節約ですかね。
パーツ類はこんな感じ。
5枚のプラランナーと、クリアーパーツの風防のみ。
ランナーは多いけど、それぞれのパーツ数は少なめだ。
風防も1パーツのみになっている。
1~3パーツで1枚のランナーもあるね。
塗装図とデカール。
機番などはなく、前述した試作1号機を再現した内容となっていますな。
こういう試作機って、架空塗装とかしたくなるんだよね。
日本気の試作機にありがちな、オレンジ色の塗装も似合いそうですな。
次回、製作開始!
と、いうわけで今回はここまで。
次回から早速組み立て作業に入っていこう。
じつは筆者は一度このキットを組み立てようとしたことがあったり。
なになに、詳しく教えてよ。
それも詳しくは次回に話しましょう。
続きは次回です。
この記事で紹介しているキット