模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は筆者がしばらく放置していたガンプラ、HGUCのリバイブ版ザクが完成しました。
これでここ一年以内に購入したものは全て片付いたことになります。
今回は……。
再び積み崩しに戻る。
丁度ある航空機キットが筆者の目に留まったので、それを紹介しよう。
いつもの流れに。
作業が追いつかれているので、あまり考えている余裕がないようです。
今回のお題 ハセガワ/モノグラム メッサーシュミットBf110E
今回作るのはこちら。
ハセガワ/モノグラムより
メッサーシュミットBf110Eだ。
キットには形式名がないけど、おそらく機首の四角い穴からしてE型だろう。
中に入っているパーツにも「Bf110E」との刻印がある。
またまた君かぁ。
なんか最近Bf110が多くない?
筆者がわりと気に入っている機体なので、大量に保有していますな。
それが今になって崩されているというやつです。
昨年もエアフィックス製品を5機一気に作っていますし。
今回の製品はかつて日本のハセガワ社とアメリカのモノグラム社がコラボしたものらしい。
パーツはモノグラム製。
それにハセガワ製の箱とデカール、マーキングがセットされている。
付属のデカールには「1989年7月」の印字がされていますな。
調べたところ、どうも元となったモノグラムのBf110は1960年代が初版のようですが……。
なんか凄い骨董品感が。
今まで組んだBf110……というかキット全体でも最古参の部類じゃない?
フジミが70年代。
イタレリが確か90年代が初版だったようだ。
エアフィックスは新旧あるみたいだけど、筆者が組んだ新版は2010年が初版。
調べたところ、モノグラム自体が1945年設立の老舗みたいですな。
何やらそこから現在まで合併やら紆余曲折あったみたいですが……。
メッサーシュミットBf110Eとは?
この航空機は第二次世界大戦期に活躍したドイツ軍の双発戦闘機だ。
……この辺りは過去のキットでも散々語ったから、そちらを参考にしてほしい。
1930年代に流行った
「一機種で空戦・空爆・偵察などのことができる万能双発機」
のドイツ空軍版というか。
今回作るのはE型。
前期量産型ともいえるC型やそれの長距離仕様であるD型に続いて1941年ごろから生産されたタイプ。
C/D型ではオプションだった爆弾ラックを標準装備した、本格的な戦闘爆撃機タイプとも言えるものだ。
今回のキットでは一体成型ではあるものの、主翼下の爆弾ラックも再現されている。
筆者がいままでここで作ってきたエアフィックスとタミヤ(イタレリ)のE型は、主翼下の爆弾ラックがありませんでしたからね。
後者はE型という名前ですが、見た目はC/D型っぽい気もしますが。
様々な用途で大戦全期間を通して活躍したBf110。
ハセガワとモノグラムの合わせ技キットで作ってみよう。
箱の中身を確認する
それでは中身を確認する。
説明書、パーツ、デカールとなっている。
ビニールに包まれたデカールは変色が気になったので、一度天日干しした。
中古品なので、この袋は本来のものではなく中古品店が使ったものかもしれない。
一昔前の国産デカールだからかな。
鉤十字が無修正で端じゃないところに印刷されているね。
パーツ入りの袋を開封。
ランナー4枚分のプラパーツとクリアーパーツが1つ。
成型色はダークグリーンで、凸モールドとなっている。
ランナー4枚となっていますが、内2枚は主翼パーツの上下1つずつ。
主翼はエンジンナセルも一体成型されています。
パーツ数は少ない部類ですな。
収録された塗装は3種類。
- ZG1(ベスペン・Gw)第II飛行隊所属機 1942年
- ZG26(ホルスト・ヴェッセル)第III飛行隊所属機 北アフリカ 1941年
- Kdor./NJG1 ウォルフガング・ファルク少佐乗機 1941年
となっている。
全て塗装もバラバラで個性的な内容だ。
それぞれ
- ドイツ軍機でお馴染みのRLM70と71のグリーン濃淡スプリッター迷彩
- サンドカラーに緑の斑点の熱帯塗装
- 初期の夜間戦闘機で見られた黒1色
だね。
筆者としては黒1色もかっこよくて捨てがたいみたいだけど……
両翼や胴体下に一体成型された爆弾ラックを生かしたい。
なので今回はZG26(ホルスト・ヴェッセル)所属機で作る予定だ。
夜間仕様は在庫にもあるので、別の機会に……。
順番待ちをしている、イタレリのD型に収録されていますな。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から作業開始となる。
パーツ数はそうでもないんだよね。
古いキットだから、精度とかが気になるけど……。
こればっかりは実際に組んでみないとわかりませんな。
続報を待たれよ。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット