ハセガワ/モノグラムのBf110を作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングを施し完成に持ち込む。
2024年も前半が終了。
後半だね。
あと半年で積みは全部・・・・・・崩れませんな。
やれるところまで進めよう。
それでは作業を再開する。
ウェザリングはいつもの3点セット
ウェザリングはいつも通り
- スミ入れ
- 銀の塗装剥げ
- 排気管汚れ
ですな。
詳しくは過去記事から。
今回は排気汚れのモクモク感がいい感じになったかな?
完全な粉状のウェザリングマスターを使うのではなく、アクリル溶剤や水で少しだけ液状にしたものを使うといい感じに。
もちろん、水分が多いとビチャビチャ感が出てしまうわけですが。
ドライブラシのように一度水分をほとんど吸い取って、筆に僅かに残る感じにするといいだろう。
もちろん細い排気汚れを出したい場合は付属の筆ではなく、塗装とかで使う筆の使い古しがおススメ。
つやを消して完成!
最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ、マスキングを剥がしたり最終組み立てを行い完成です。
風防内部が曇っていたので、一度外して拭き取り再接着していますが。
それをやったせいで風防前のパテ埋め箇所が少し砕けたんだよね。
隙間だけ盛って筆で色塗って、銀剥げで誤魔化しているけど。
何はともあれ、これで完成ですな。
以下、ギャラリーとなります。
ハセガワ/モノグラム メッサーシュミットBf110E 完成!
機内がスカスカ。
……なんだけど、風防で光が反射するから画像だと見えにくいという。
同じE型であるエアフィックス製品と並べてみましょう。
エアフィックス製のE型と比較。
1960年代初版の最古参級キットと、2010年代初版の最新級キットの並びですな。
……今回のはつや消しが強すぎたのか、並べると少し白っぽく見えますな。
偶然にも同じような塗装に同じようなマーキング。
というか「3U+KS」のコードも同じだね。
同一の機体かな?
1941年の北アフリカに展開した第26駆逐航空団(ZG26)「ホルスト・ヴェッセル」所属機だ。
塗装やマークは異なるけど、先々月のフジミのD-3型も同じZG26所属機で作ったね。
ホルスト・ヴェッセルってあの「ホルスト・ヴェッセルの歌」の人だよね。
どういう経緯でこの名前になったのかな。
作ってみた感想のコーナー
あっという間に完成に。
筆者の感想としては……
- 古いわりにはパーツの合いも良く組み立てやすい。風防の前後に少し隙間ができたぐらい。
- 一体成型ながらもE型からよく見られるようになったといわれる、主翼下の爆弾ラックも再現。筆者が今まで作ったE型名義のキットではそれらがなかった。
- コクピット内部は座席と搭乗員のみというかなり割り切った内容。筆者はそこまで気にしていないみたいだけど、人によってはかなり気になるかもしれない。
- 尾翼やプロペラはパーツ中央の目立つ部分に大きめの押し出しピン跡が設けられている。幸い浅いか凸状なので、削ってしまえば問題ないが……
といったところ。
極端な組みにくさとかはない感じ。
筆者としては
「中身はかなり省略されているけど、外見は近年のキットと並んでも違和感がないように見える」
とのこと。
風防の合いが少し気になったぐらいですな。
その風防も一体成型なので、イタレリ製(タミヤWB)よりは組みやすいように感じたとか。
イタレリのはバラバラな分、開けた状態でも組めるのがポイントなんだけどね。
古い製品なのであまり見かけないキットなのが残念。
中古品店とかを探すことになるだろう。
モノグラム自体、合併やら買収やらでかなり紆余曲折あったようですな。
調べていたところ、現在はドイツレベルにモノグラム製品の金型があるとか聞いたような気が。
筆者が実際に手にとってみたわけではありませんが、2000年代にドイツレベルからもBf110Eのキットが発売されていたようです。
今回はここまで。
次回はまた別のものになる予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット