フジミ 夜間戦闘機月光23型(一一型後期生産型?) 製作記②

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

フジミの夜間戦闘機月光。

平坦な胴体後部が特徴的な後期型を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回はパーツを確認した。

今回は組み立て開始。

例によって機内を塗ったり、各部を貼り合わせていこう。

レーナ
レーナ

筆者が昔うまく組めなかったキットの派生品だよね。

うまく行くかな?

アドルフ
アドルフ

なにやら問題の場所の攻略法を思いついたらしく……。

ヴァルダ
ヴァルダ

その問題の場所は次回以降になる予定だけどね。

今回はその場所の下準備になるだろう。

それでは作戦を開始する。

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まずは合わせ目接着

アドルフ
アドルフ

手始めに合わせ目部分の接着。

とりあえず現時点では増槽のみですな。

他の部分は先にやることがあるので、後回しです。

レーナ
レーナ

合わせ目消しについては過去記事参照だよ。

主翼と胴体内部の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて主翼。

いつもなら先に合わせ目部分を接着してしまいますが……

主脚格納部分を塗りたいので、それまで待ちます。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで先にやっておくことは

  • 主翼内部にある増槽取り付け穴を開口する
  • 主脚カバーに凸状の押し出しピン跡があるので、これを削って平らにする

といったところ。

取り付け穴は1.0mmで開けたけど、後に少し緩いことが判明した。

もっと小さい口径でいいかもしれない。

ちなみに胴体下部後方に凹み2つがあるけど、これは初期の月光に見られた下向き銃用のもの。

今回のキットではどの機体も下向き銃を装備していないので、ここは手をつけず。

レーナ
レーナ

タイヤは自重変形状態だね。

リアルなのはいいんだけど、側面に押し出しピン跡がガッツリ付いているという。

アドルフ
アドルフ

こちらは凹んだ状態で、ある程度深みがあります。

削るだけの処理では難しいので、後で別の手を打ちましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

同時にコクピット内も塗るので、こちらも部品を用意。

後期の月光で特徴的な段なし胴体上部を再現するためか、

「胴体左右+上部」

という特徴的な分割となっている。

レーナ
レーナ

昔筆者は前期型のを組もうとして、この辺りがうまく合わなくて放置したんだっけ。

こういう3分割パーツは合わせ目をうまく処理するのがむずかしいというか。

アドルフ
アドルフ

一方機内は座席や操縦桿のみで、シンプルな内容です。

80年代~90年代のフジミ製品あるあるといいますか。

ヴァルダ
ヴァルダ

天山とかみたいに座席が一体化されていない分、こちらの方が多少精密だ。

胴体内部は浅い押し出しピン跡がある。

外から見える部分だけでも削って均しておこう。

アドルフ
アドルフ

胴体上部は斜銃を通すための穴を開けます。

内部の凹みを頼りにピンバイスで穴を開けて、デザインナイフやヤスリで整えます。

レーナ
レーナ

なんかすごい目詰まりしたものが。

アドルフ
アドルフ

筆者が素人時代に購入したダイソーの丸棒ヤスリですな。

あまり出番がないので放置気味です。

ヴァルダ
ヴァルダ

楕円形の穴とかを整形するのに丸棒や円錐型の鉄ヤスリが便利だ。

少し前にタミヤが新しく出したのが気になっているんだけど、筆者はまだ導入していない。

機内の塗装

アドルフ
アドルフ

続いて機内の塗装。

今回は

  • 全体の下地&計器や主脚の黒→クレオスの水性ブラックサーフェイサー1000
  • 座席→Mr.カラーのコクピット色(中島系)
  • 機内の下地&操縦桿や機首内部色→Mr.カラーのシルバー
  • 機内の基本色→Mr.カラーの青竹色

にしています。

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レーナ
レーナ

あれ、今回は搭乗員区画も青竹色なんだ。

ヴァルダ
ヴァルダ

一昔前のキットにありがちな

「何でもかんでも青竹色の指示」

と思いきや、近年の先人たちの作例もこの色で塗っていたものが多かった。

なのでそれに従い、今回は搭乗員区画も青竹色にしている。

いきなり塗るよりは、下地にシルバーを塗っておくといい感じになる。

アドルフ
アドルフ

座席部分は緑系の色で。

キットの指示ですと、ここはグリーンFS34102ですが。

中島系というよりは三菱系の色が近そうですな。

マーキングと細部の組み立て・塗り分け

アドルフ
アドルフ

その後は細部の塗り分けをし、計器のデカールを貼り付けます。

ただオーバースケールなのか、印字がパーツからやたらはみ出しますな。

パーツがないところに印字されているものも……。

ヴァルダ
ヴァルダ

折り込むなり切り取るなりしてしまおう。

マークソフターの出番だ。

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アドルフ
アドルフ

機内を軽くウェザリングし、主翼パーツ底部にある窓も接着。

この窓、ストッパーパーツがなく四角い穴にピッタリはめ込むようになっています。

途中で外れたりしないといいのですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

内部から何か抑えパーツを作って貼り付けても良かったかもしれない。

どうせ窓越しに見えるのは床板の裏側だけだ。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

ここでようやく接着。合わせ目消しの準備をします。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここで気が付いたこととしては

  • 胴体左右の凹凸ピンははめ込みがキツめ。そのままだとうまくはまらないので、凹側を少し削って広げている
  • 接着を阻害しそうだったので、貼り合わせ部分の塗料は削って落としている

といった感じ。

塗料は接着面のを削ったものの、結局内部の周辺塗料が溶けて合わせ目の接着剤に混ざってしまったんだけどね。

レーナ
レーナ

塗料が混ざっているせいで、なんか合わせ目部分が汚いというか。

特に胴体後部。

ヴァルダ
ヴァルダ

なんか妙な分割ということもあって、変な位置に合わせ目が来ているようにも見える。

今回はここで中断。

次回はこの胴体周りの整形を中心に紹介予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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