フジミの天山一二型を作っていきます。
前回は機首や風防を取り付けたところで終了した。
今回は残りの組み立てを行い、そのまま塗装を済ませてしまう。
筆者がせっせと部屋を片付けているよ。
完成済み模型の空箱の裏から、本棚に入った大量の鉄道模型が見えるようになりましたな。
そういえば、筆者は最近列車を走らせていないね。
相変わらず積みが片付かず線路を敷設する場所がないという。
鉄道模型キットも作っていませんな……。
積みプラを減らすべく、作業を再開しよう。
主脚の組み立て
本キットの主脚はなんとタイヤ部分が一体成型されています。
塗り分けをきっちりしたいところですな。
脚は2パーツ構成。
支柱である21番・22番パーツは細くて特に折れやすいので注意だ。
筆者も一度折っている。
主脚への取り付けはメインの5番・6番パーツの凹みに接着するだけですな。
凹みが少し浅いので、筆者はピンバイスで軽くさらっています。
風防のマスキング
その後は風防のマスキング。
天山は3人乗りなので、少し窓枠が多いですな。
枠が直線的で単純な形をしているのが救いです。
機体下部や側面の窓部分も忘れずに。
後部座席は機銃取り付け用の穴が開いているね。
ここは先に周辺を筆塗りしてから、テープを上から貼り付けているよ。
このキット、後部機銃の部品は付属しませんな……。
これで全ての部品がそろった。
そのまま塗装に入ってしまおう。
塗装図の確認
キット収録の塗装は1種類。
空母大鳳搭載機ですな。
前回も少し触れたけど、組み立て説明書途中で指示されたプロペラスピナーとボックスアートのプロペラスピナーは色が異なる。
前者は明灰白色。
後者はプロペラと同じ茶色だ。
今回はボックスアートに合わせてみよう。
実際はその方が楽、っていう理由らしいけどね。
下塗りを済ませる
とりあえず下塗りから。
いつもどおり風防は機内色のコクピット色(中島系)。
その他全体はクレオスの1000番サーフェイサーで塗っています。
風防の下塗りは黒系でもいいかも。
機内色によってはクリアーパーツが透けるからか、微妙に明るく見えることもあるんだよね。
筆者としては内側から見た際に浮いて見えるので、機内色に合わせることが多いようです。
その後は小物類の塗装を。
魚雷先端をレッド。
主脚周りはシルバーです。
青竹色で塗る部分も先にシルバーで下塗りをしてしまいます。
乾燥待ちに更なる細かいところを塗っていく。
- 識別帯→黄橙色
- プロペラ→赤褐色
- 魚雷本体→黒鉄色
- 主脚カバー・格納庫内部→青竹色
いずれもMr.カラーだ。
魚雷とプロペラはこれで塗装完了ですな。
1つずつ順番に片付けていきましょう。
本体色の塗装
その後は主脚格納庫や識別帯をマスキングして、本体の色を塗っていきます。
手始めに機首を。
カウリング色で塗ってしまいます。
待ちきれなかったのか、筆者が次の色を塗り始めているね。
カウリング色が乾いてマスキングが出来るまでに、尾翼側を塗っていたようです。
カウリング色が乾いたらモールドに合わせてマスキング。
下面色を塗っていきます。
使用したのは灰緑色ですな。
天山艦攻は中島飛行機の機体。
なので筆者は安易に中島製の零戦と同じ色を使うことに。
そして下面色との境界線をマスキングして上面色を塗ります。
使用したのは勿論暗緑色(中島系)ですな。
例によってベタ塗り。
単調に感じる人は他の色も併用してみるといいかも。
お楽しみのマスキング剥がしタイム。
大きな問題はなさそうだ。
筆者が乾く前にテープを貼ろうとしたからか、主脚格納庫の青竹色が少し剥がれてしまっていますな。
これは後で修正しないと……。
今回の戦果
その後はその青竹色やタイヤ類などを筆で塗り分け。
一部説明書では触れていない部分の塗り分けも行う。
魚雷回りは以前組んだハセガワの九七艦攻を参考にした。
やっぱり色を塗るとそれらしくなるね。
今回はここまで。
次回マーキングなどを行って完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット