プラッツから発売されているモンモデル製品、BC自由学園のルノーFT-17を作っていきましょう。
前回は車体を形にした。
今回はそれに取り付ける足周りの部品を組んでいこう。
今回もなかなか進まない展開に。
筆者がのんびりモードに入っていますからね。
単純に色々語りたいことがあるらしい。
筆者もモンモデルは初めてなので、どのような製品のメーカーかも確かめたいのだとか。
それでは作戦を再開する。
転輪を見てみる
転輪は独立したランナーに入っています。
第二次大戦時の戦車にはあまり見られない、鋼製の小型転輪が大量に並んだ形になりますな。
パーティングラインの整形はいらない感じかな?
ちょっと複雑そうな形をしているけど、その点では楽そうな。
切り出しに少々苦労しそうな感じではある。
筆者も何箇所かうっかりパーツ部分を切り落としてしまったようだ。
幸いサスペンションで見えなくなる箇所が発生するから、そこで隠すといいだろう。
足周り上部の組み立て
というわけで、まずは小型の転輪を備えた上部から。
ここも金属シャフトの出番ですな。
例によって可動部分のパーツとなっている。
接着はせず、はめ込むだけで大丈夫そうだ。
組み立てるとこんな感じに。
車輪部分も可動するためか、接着しない指示が出ていますな。
軸が短いから少し外れやすいかな?
気になる人は接着しておいたほうがいいかも。
動くと塗り残しの原因にもなるし。
サスペンションの組み立て
続いて下部。
まずはサスペンションパーツとなります。
シーソーのようなサスペンションが特徴的ですな。
サスペンションパーツ、なんか似たようで異なる部品がたくさん……。
軸の周りに細い溝があるのとないのがセットされている。
溝ありのが車体内側を向くようにセットするようだ。
組み立てるとこんな感じに。
このサスペンションパーツも、裏側に押し出しピン跡が飛び出しています。
当然接着時に邪魔をするので、削り落としておきましょう。
接続用のピンを間違って切り落とさないようにね。
足周り本体の組み立て
続いて先ほどのサスペンションを組み込んで、足周り本体を作っていきます。
ただその前に注意点が……。
これは車体下部のスプリング受けパーツかな?
真っ二つだから合わせ目接着しておいた方がよかったかも。
このパーツ、表面から見るととこまでがパーツでどこまでがゲートなのかわかりにくかったりします。
うっかり間違えてパーツ本体を切り落としそうになるので注意を……。
そんなこんなで必要な部品を用意。
相変わらず似たような形の異なったパーツが多いので注意です。
なんかごちゃごちゃしてきたね。
黎明期の戦車らしさが出てきたというか。
組み立てるとこんな感じに。
スプリングパーツは瞬間接着剤を使い、上下端部分だけプラパーツと接着しています。
歯があるのが機動輪だから、ルノーFT-17は後輪駆動かな?
筆者はドイツ軍戦車を好んでいるから、あんまり馴染みがないというか。
後輪駆動はソ連戦車のイメージが強いですな。
今回の戦果
左側に続き、右側も組み立て。
奥まった部分が塗りづらそうだったので、これらの部品も塗装後に接着予定です。
上部の転輪が車体じゃなくて下部と一緒に独立したユニットになっている感じだね。
これも筆者がよく作る第二次大戦期のドイツ軍戦車とはだいぶ違った構成というか。
ちなみに前回組んだ車体側の金属軸。
それの突起は今回の足周りと噛み合うようになっています。
足周りはここと機動輪周りを組み合わせることで、本体と接続するようですな。
今回はここで中断。
次回は尾ソリや履帯といった残りの部品を組んでいこう。
続きは次回!
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