ホビーボスから発売されています、ドルニエDo335プファイルを作っていきます。
前回は部品紹介をした。
今回は早速組み立て開始、いつも通りコクピット周りを仕上げる。
このキット、イージーキットだけど……
どんな出来なのかな?
筆者もあまり細かいところにはこだわらないタイプですからね……
基本的にプラモデルとしての組みやすさ重視で、ディティールに関しては他の製品と並べてようやく出来の違いに気付くレベルというか。
他社の同スケールだとドラゴン社があるね。
筆者の積み山にも箱なし中古品があったはず。
現在はプラッツからもドラゴン製品を元にしたキットが発売されている。
あっちの在庫も早く作って比較しないと……。
とりあえず、ホビーボス製品の組み立てをスタートしましょう。
コクピットの組み立て
コクピットの部品はこのようになっています。
操縦桿・床・座席の計3パーツのみですな。
イージーキットらしく、簡略化されたものとなっている。
これを作りやすいと捉えるか手抜きと捉えるかは君次第だ。
筆者はそこまでコクピット内部にはこだわらないので前者ですな。
コクピットは主翼パーツに乗せて上から胴体パーツを被せることで中に組み込む構造。
ここもスナップフィット式となっており、接着剤不要で組み立てることができる。
……でも見た感じ主翼後部の付け根に変な合わせ目が出来ているように見えるね。
今回はそれを処理するので、後で接着予定だ。
コクピット内部を塗る
一旦部品を外して、コクピット内部色をエアブラシで吹き付けます。
使用したのはMr.カラーのRLM66ブラックグレー。
ドイツ軍機のコクピット色としてはお馴染みだね。
たまにRLM02グレーのときもあるけど。
02グレーはどちらかといえば大戦初期の機体に見られる印象がありますな。
後は大戦全期間通して足回りの機内色でしょうか。
キットには貼り付け指示が無いけど、計器板のデカールがあるのでこれを貼り付ける。
その後はタミヤエナメルのスミ入れ用ブラックとニュートラルグレイでそれぞれウォッシングとドライブラシを行う。
簡易的な内容なのでほとんど凹凸がありませんな。
ウェザリング系の作業は省略してもよかったかもしれません。
そして胴体と主翼を接着。
特に主翼後部付け根の合わせ目部分に接着剤を回そう。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
説明書に記載がなかったので、この時点で筆者はそのまま進めていますが……
後に機首にオモリを入れないといけないことが発覚します。
これからこのキットを作る人は、主翼と胴体を合わせる前にオモリをセットしてください。
接着剤だけでは合わせ目が埋まらなそうだったので、ラッカーパテも併用。
いずれも乾燥後に削って平らにしている。
変な合わせ目はここだけみたいだね。
他の大部分はモールドを兼ねているから特に手を加えなくて大丈夫だよ。
このあたりは個体差があるようですな。
ここの開設以前に筆者は同じシリーズのBf110を組んだことがありましたが……
あちらは変な位置に大きな合わせ目が出来てしまい整形に苦労することに。
今回の戦果
尾翼やループアンテナなどを取り付けて全体の組み立てを。
今回はここで中断しよう。
本体はほとんど形になってきたね。
次回はプロペラや主脚を組み立てて全体の組立てを終了する予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット