ホビーボスより発売されています、ドルニエDo335プファイルを作っていきます。
前回はスプリッター迷彩塗装で終了してしまった。
今回は細かいところを塗り分けてデカールを貼り付け、ウェザリングをして完成させよう。
よしよし、完成だね。
完成してしまいましたか。
なんかあったの?
いえ、次に紹介する予定のキットがかなり難航しているようなので。
また筆者の作業に記事が追いつきそうになっているということかな?
幸いそちらも峠を越えたところだ。
とりあえず、このプファイルを完結させよう。
筆による部分塗装
手始めに細かいところの塗り分け。
筆を使ってタイヤなどを塗り分けていきます。
キットの指示では主脚周辺は単色。
でも今回は一部Mr.カラーのシルバーで塗り分けているよ。
筆者曰く
「Mr.カラーのシルバーはアクリル塗料のものより伸びがよく、ラッカー系ながら筆塗りしやすい」
とのこと。
こういう部分塗装で筆者は多用しているね。
マーキング作業
キット付属のデカールはこんな感じ。
このうち16番の計器板はコクピット内の組み立てで使用済みだ。
鉤十字は分割された状態ながらも付属する。
一部アルファベットに切り欠きがあるね。
胴体側面に貼り付けるやつだ。
一部排気管と被るからこうなっている。
ただし切り欠きのあるアルファベットや国籍マークは透明ニスの部分が排気管と被る。
凸凹の排気管に馴染ませるのは大変なので、あらかじめ被るニス部分をはさみで切り取っている。
デカールの質的には特に問題ないですな。
しかし一部指示が曖昧なマークがありますね。
箱の完成見本なども参考にして、それらしく貼り付けてしまいましょう。
ウェザリング!
その後はウェザリング。
まずはスミ入れ。
タミヤのスミ入れ用塗料のブラックを流し込み、はみ出たところをエナメル塗料用の溶剤で拭き取りましょう。
ここから先はいつもの3点セットだね。
詳しくは過去記事を……。
コクピット周辺は銀の剥げチョロ表現。
排気管はタミヤのウェザリングマスターBセットで排気汚れ。
これもほぼ上記の過去記事どおりですな。
2022年5月現在プファイルによる実戦参加記録は残っていないそうだ。
なので数回の試験飛行のみ行ったイメージで、比較的軽めのウェザリングに留めた。
完成へ……
最後につや消しのクリアーを全体に吹き付ける。
乾燥後風防のマスキングを剥がし、各部品を取り付けて完成だ。
ここは今回特に問題なかったようだね。
以下、ギャラリーだよ。
ホビーボス ドルニエDo335プファイル 完成!
思ったより大柄。
意外とボリュームがあるね。
串型配置とはいえ、双発機ですからね。
単品ではいまいち大きさを把握できないので他のものと比較。
一般的な単座戦闘機である零戦と並べてみよう。
より大柄な感じがわかるね。
震電と並べてみます。
これが筆者はやりたかったのだとか。
後ろにプロペラを装備して、実戦に間に合わなかったもの同士……。
離陸時に滑走路へプロペラを引っ掛けないように、どちらも長い主脚を持ち尾翼にも一工夫されている。
作ってみた感想のコーナー
オモリとスプリッター迷彩以外は特に問題なかった感じかな?
イージーキットだけあって部品は少なく、スナップフィット式なのでそのままハメ込んでも簡単に組み立てられる。
筆者は強度確保や一部の合わせ目のために接着したけどね。
注意点はやはりオモリですな。
キットでは特に指示されていませんが、胴体を組み立てる前に機首へ仕込んでおくと良いでしょう
筆者としては塗装図が少し小さくて見づらく感じたようだ。
スプリッター迷彩やマーキングの際にモールド類をアタリにするけど、それが少し難しかったのだとか。
組み立ては簡単だけど、ディティール類はどうなっているんだろう。
筆者はあまりその辺り気にしていないっぽいけど。
筆者は他のキットと比較してようやく気付く程度ですからね。
早く積みにあるドラゴン製品を片付けないと……。
(追記 ドラゴン製品に手をつけました)
何はともあれ、組みやすさについては申し分ない。
海外製品なので入手難易度が少々高いのが難点だけどね。
今回筆者が作ったのも、9年前の発売間もない頃に購入して放置していたものだ。
これでまた積みが1つ片付きましたな。
今回はここで終了だ。
次回は、筆者がせっせと進めている大物航空機を紹介する予定だね。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット