ホビーボスより発売されています、ハンガリー軍軽戦車トルディIIaを作っていきます。
前回は履帯と後部パネルを組み立てた。
今回は車体上面を組み立てていこう。
年が明けて2週間。
さすがにこの辺りになると完全に日常に戻るというか。
ひと段落つきますな。
残念ながらトルディはまだひと段落ついていない。
今回も作業を進めよう。
車体上部の組み立て
まずはベースとなる部品を用意。
面が広く、スマートな印象の車体となっています。
地味に前面が傾斜装甲になっているね。
まずはフェンダーなど、裏側から取り付ける部品を一通り接着する。
多少噛み合わせの悪い部品があるので、それらはクリップで抑えつつ進めよう。
注意すべきは後部に取り付けるA2パーツですな。
非常に小さい部品な上に、ちょうど手で持ちやすい部分に来ていたり。
筆者はよく無意識に極小パーツを掴んで折ったり外したりするんだよね。
エッチングパーツを用意する
この段階でフェンダー留めのエッチングパーツを取り付けてしまう。
まずはパーツを用意。
このうち11、12、13、21番パーツは余剰品です。
どうも先に発売されたトルディIの流用品らしく。I用の部品が含まれるようです。
見た感じ余った部品はライトガードやリング状のアンテナ部分かな。
指示通り折り曲げてフェンダー上に接着していきます。
金属部品なのでプラ用接着剤は効果がありません。
ここは小面積パーツの接着に強いゼリー状瞬間接着剤で進めていきます。
一番前に来る19・20番パーツはフェンダー側面にも回りこむ。
回り込む箇所を軽く曲げておこう。
まだまだエッチングパーツは使うけど、一旦ここでストップだ。
更なる装備やエッチングパーツを接着する
ここからは再びプラパーツを接着。
操縦手用ハッチや工具箱等など・・・・・・。
フェンダーの上に工具箱が乗る都合上、先にフェンダーのエッチングパーツを取り付けた感じですな。
工具箱も金属パーツと接触する形になるので、瞬間接着剤で合わせると良いでしょう。
後は車体下部と上部を合わせて、ライトガードや操縦手ハッチの取っ手など、残りのエッチングパーツを接着。
ライトは冶具が付属しないので、説明書の原寸図に合わせてそれらしく曲げる。
曲面部分は筆の柄や爪楊枝など、細長い棒状のものがあるといいかな。
車載工具は箱に納まっているのかな。
外見はかなりすっきりした印象だね。
砲塔の組み立て
トルディIIaのメインともいえる砲塔部分。
それまでのI,II型の主砲であった20mm対戦車ライフルを40mm砲に換装している。
キットでは砲塔後部に雑具箱も追加されているのが特徴だ。
トレードマークであったアンテナがなくなっているんだよね。
プラモとして組み立てる側としては、ないほうが楽なんだけど。
砲塔後部は外から見える場所に合わせ目がある。
広い面だったので接着剤では消えないと判断。
ラッカーパテを使って合わせ目消しを試みる。
砲塔本体は上下に合わせるだけなので、先に行っておくべきでしたな。
ちなみにこのキット、主砲の可動に必要なパーツは一切ありません。
単純に砲塔前面に防盾を貼り付けるだけです。
っていうことは上下に動かないの?
接着面にレールのようなものはありますな。
今回接着はせずに進め、噛み合わせるだけにしておきます。
後部の整形が出来たら細かい部品を取り付けていく。
ここはバイザーやフックなど、細かい部品が多い。
破損や紛失には注意だ。
ちなみに筆者は持つ際にフックを何度か破損させている。
今回ハッチは接着せずに進めます。
このキットに兵士は入っていませんが、ミニアート社からハンガリー軍の戦車兵が発売されています。
気になる方は用意するのもよいかと。
各パーツを組み合わせるとこんな感じに。
小さいながらも精巧な砲塔が出来上がりだ。
小さいけどカッコいいというか。
40mm砲に強化したものの、登場したのは1943~44年の東部戦線。
さすがにこの時期では活躍が難しそうですな。
今回の戦果
組み立てた砲塔を乗せるとこんな外見に。
これで全体の組み立ては終了だ。
カッコいい(主観)
思ったよりも組み立てはスムーズでしたな。
値段が高かった分拍子抜けしたともいえますが。
ホビーボスのキットはやや値段が高めの傾向だね。
箱の値札を見たところ、筆者はかつてこのキットを4620円で購入したようだ。
サクッと組める分にはいいんだけど。
今回はここまで。
次回は塗装作業になる予定だ。
お楽しみに~。
この記事で作っているキット