ホビーボスから続々発売されるハンガリー兵器。
そのなかからチャバ装甲車を作ってみましょう。
前回は全体の組み立て作業を終えた。
今回は塗装とマーキングを行う。
9月に入って少し涼しくなったかな?
塗装とかをすることを考えると、窓の開けっ放しがちょうどいいこの時期の気温は好都合だったりします。
冷え込む時期に入る前に攻勢に出よう。
それでは作戦を再開する。
塗装図の確認
本キットの塗装は4パターン。
ただ迷彩塗装の柄は同じパターンです。
マーキングで選びましょう。
今回はボックスアートと同じI番パターンで進めよう。
下地を塗る
とりあえず下地作りから。
タイヤ部分はガイアノーツのマルチプライマー。
その後全体をクレオスのMr.フィニッシングサーフェイサー1500で塗ります。
タイヤ部分の塗装、気になるんだよね。
大丈夫かなぁ。
色を塗っていく
ここからは本塗装。
まずはタイヤに水性ホビーカラーのタイヤブラック。
その後本体にはMr.カラーの草色を塗ります。
タイヤは珍しく水性ホビーカラーでの基本塗装。
試しに水性での基本塗装だ。
カウリング色とかで代用する案もあったけどね。
草色は本来日本戦車向けの色。
筆者は以前からこの色をハンガリー軍車輌に使用しているので、今回もこれで塗ってしまいます。
ちなみにキットの塗装指示ではダークグリーンとなっています。
お次は迷彩の黄色だね。
これも以前のハンガリー戦車に合わせて、ガイアノーツのダークイエロー1にするよ。
……ちょっと黄色みが強いかな?
筆者が以前塗ったトルディ軽戦車ではちょうどいい感じの砂色になったのですが。
筆者が変な攪拌をして、トルディのときはビン底の白い顔料が多めに入ったのが原因のようだ。
攪拌が足りないと、どうしてもビン底に溜まった顔料の影響でいつもより白っぽくなる。
攪拌用のメタルボールとか用意したほうがいいかな?
ただガイアノーツのビンは他の塗料のビンよりも薄いらしく、調べたところボールが内部でぶつかった衝撃でビンが割れて底が抜ける事故が発生しているようだ。
なのでメタルボールを使う場合は別の入れ物に入れ替えたほうがよいとのこと。
筆者の知人ではメタルボールとドロッパーボトルの組み合わせを使用している人がいるとのことです。
導入を検討する必要がありますな……。
とりあえず作業を続行。
お次は茶色。
これもガイアノーツのレッドブラウンを使っている。
もう少し迷彩色の面積を狭くしたほうが良かったかもしれません。
黄色と茶色がドイツ軍のものと同じなので、ハンガリー感が少し薄いですな。
筆による部分塗装
エアブラシ塗装はここで終了。
筆で細かい部分を塗り分けます。
ほとんど塗り分ける箇所がないですが。
- 工具の柄→タミヤアクリルのバフ
- 工具→水性ホビーカラーのメタルブラック
- 砲塔武装→タミヤアクリルのガンメタル
となっている。
マーキング!
本キット付属デカールはこちら。
塗装パターンに合わせてか、マーキングも豊富に収録されています。
ハンガリーの国旗のトリコロールを十字と組み合わせた感じだね。
今回の戦果
貼り付けるとこんな感じに。
デカールの質は問題ないですが、リベットの上に貼り付けることになります。
凸凹に馴染ませるため、マークセッター・ソフターは必須ですな。
筆者がずいぶん昔から使っているやつだね。
まだ使い切れていないようだけど。
塗りすぎるとデカールによっては崩れたりクシャクシャになったりする。
最初は様子見の意味も兼ねて、付属のハケではなく細い筆とかで薄く延ばして塗るといいだろう。
……今回はここで中断。
次回ウェザリング作業をして完成に持ち込もう。
続きは次回!
この記事で作っているキット