模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はタミヤのIII号突撃砲B型が完成しましたな。
今回は何を作るのでしょうか。
何やら筆者の下に新製品キットが届いたとの情報もありましたが。
新製品紹介をしたいところだけど……
届いたばかりで筆者が紹介できる状態じゃないんだ。
代わりに完成済みキットのストックがあるので、そちらから紹介していこう。
この記事を書いている現在では筆者は2つ完成品をストックしているみたいだね。
少し前までは記事が作業に追いつきそうだったのに、いつの間に……。
今回のお題 ホビーボス 44Mタシュ駆逐戦車
今回紹介するのはこちら。
ホビーボスより
44Mタシュ駆逐戦車だ。
商品名は何故か「タッシュ駆逐戦車」となっているけど、ここではタシュ駆逐戦車で統一する。
タシュってこの前作らなかったっけ。
あちらはタシュ重戦車。
今回のはそれの派生種であるタシュ駆逐戦車ですな。
タシュ駆逐戦車とは?
この車輌は第二次世界大戦下のハンガリーで計画された駆逐戦車だ。
タシュという名前は重戦車型同様、ハンガリーの基礎を築いたとされるマジャール人部族の族長の名前とのこと。
トゥラーンとズリーニィは同じ車輌が元で違う名前だったけど、タシュは重戦車と駆逐戦車で同じ名前だったんだ。
タシュ駆逐戦車は密閉式の戦闘室に、ドイツ製の8.8cm砲を固定装備する計画となっていた。
ただ以前も説明した通り、元となったタシュ重戦車自体が空爆により開発が頓挫。
駆逐戦車型も未完となった。
元の車輌すら生産出来ない状態じゃあね……。
筆者も色々調べたけど、資料自体もかなり少ないのか
「タシュ重戦車の車体に8.8cm砲を固定装備した車輌」
の他に情報が出てこなかった。
実際にこのキットを作って、その姿を確認してみよう。
箱の中身を見てみよう
とりあえず箱を開けて中身を確認する。
中身はこんな感じだ。
パーツの成型色はサンドカラー。
ホビーボス製品お馴染みの色ですな。
袋を開けていく。
まずプラパーツその1。
主に足回りの部品となっている。
履帯はご覧のとおり1枚ずつ接着・組み立て式だ。
この辺はさすがに車体を流用しただけあって、タシュ重戦車と同じだね。
プラパーツその2。
ここで駆逐線車型専用の部品が登場。
画像左の車体上部パーツ、画像下部のGランナーパーツが今回の新規パーツだ。
もちろん、オリジナルの重戦車型に含まれた砲塔パーツは外されていますな。
その他付属品。
デカールに銅線にエッチングパーツ。
デカールは新規品。
エッチングパーツは形こそ似ているものの、どうやら重戦車付属のものとは違うようだ。
ちなみにこちらが重戦車型付属のもの。
工具類の留め具パーツの配置が異なることから、全くの別物のようですな。
続いて紙媒体。
説明書と広告。
塗装図は後述。
2018年1月の新製品だったんだ。
4年前だね。
スケールモデルとしては、まだまだ新しい製品ですな。
付属の塗装図はこんな感じ。
マーキングは車番ありとなしで2種類掲載されている。
車体の色はMr.カラー303番、グリーンFS34102の単色となっている。
トルディIIは草色、タシュ重戦車はダークグリーンと同じメーカーの同じハンガリー軍戦車なのにバラバラな塗装指示だね。
計画止まりの車輌ですし、好きに塗ってしまってよいかと。
次回、製作開始!
今回はここで中断。
次回から作業を開始する。
実際はもう完成しているみたいだけど。
区切りとしては丁度いいので、とりあえず切りましょう。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット