
マイクロエース(アリイ)から発売されています元LSのキット、九七式司令部偵察機の1型を作っていきます。

前回はキットの中身を確認した。
今回は早速組み立て作業を行う。

固定脚の飛行機ってなんかレトロで懐かしい感じ。

筆者は単葉固定脚の航空機が好物なんだ。

模型ですと引き込み脚に比べて塗り分けがしやすいというのもありますな。
実機同様、構造が簡単というのもありますが。
手始めの確認事項

そういえばこのキット、なんかパーツ選択があるみたい。
初期型と生産型って書いてあるけど・・・・・・。

ちょっと調べたところ・・・・・・
- 初期型→試作型
- 生産型→量産型
といったようです。
今回は生産型で進めていきます。

ちなみに同社から発売されている神風号。
こちらは九七司偵の試作型を元に民間用の改修を行っている。

生産型は・・・・・・
- 背の高い風防を装備
- 胴体側面の窓が片側3つ
が大きな違いですな。
その他尾輪も選択します。

とりあえずまずは合わせ目部分を接着してしまう。
主翼に主脚、機首周り。
エンジンパーツにカウリングを挟み込むように指示が出ているけど、塗り分けを考えて先にカウリングを接着してしまう。

元が古いキットっぽいけど、比較的バリは少ない感じかな?

ちなみにこちらは以前筆者が作った同社の九六陸攻のもの。
これに比べれば今回の九七司偵はかなり落ち着いたものとなっています。


筆者はこれ以外にも何回かマイクロエースの航空機には挑戦したことがあるけど、当時素人の筆者の手に負えるものではなく何機か撃墜してしまっている。
コクピットの組み立て

乾燥待ちにコクピットを進めましょう。
コクピットはご覧の通り。
操縦桿に床版、2つの座席とわずか4パーツで構成されています。

生産型なので指定された箇所に穴を開けて、内部を塗る。
三菱の機体なので、三菱系のコクピット色を使っているんだ。

穴を開けるときは先にピンバイスで小さい穴をいくつか開けてから、デザインナイフで長方形の穴に整形してやるといい感じ。
キットによっては切削指定箇所がクリアパーツよりも広いことがあるから、ここは仮組みしながら作業しよう。

その後は軽くウェザリングをしてから、側面のクリアパーツを内側からはめ込んで接着します。
接着にはいつものセメダインを使用。
接着面積が狭いのでちょっと強度的に不安ですね。

あまり外側から押したり突っついたりしないほうがいいだろう。

でも人って
「押すなよ!絶対に押すなよ!」
っていわれると押しちゃうんだよね。

その後は胴体を接着。
反りやズレ防止のため、クリップやテープで仮留めしつつ接着します。

合わせ目消しの作業については過去記事参照だよ。

今回の戦果

ついでに主翼も胴体に合わせて接着。
接着剤が乾くまで時間があるので、今回はここで中断しよう。

主翼下には偵察用の窓パーツを接着するのを忘れずに。
この主翼と胴体下の合わせ部分が少し段差ができるので、削ったりして調整をすると良いでしょう。
その他、細かい部品を整形しつつ、次回を待ちます。

続きは次回!
この記事で作っているキット