筆者が部品を紛失して放置していた、マイクロエースの九八式陸偵12型を進めていきます。
前回はその紛失パーツを補充、組み立てを終了させた。
今回は主に塗装作業を行って完成させる。
今回も無事完成。
そういえば明日で月末だね。
今月はほとんど航空機しか作っていないような。
明日詳しいことはまとめる予定だ。
機体を塗る
まずは下塗り系です。
最初に風防に機内で使ったコクピット色(三菱系)を。
その後は1200番のサーフェイサーを吹き付けて、最後に主翼前面に黄橙色を吹き付けます。
ここ最近作ったキットは黄橙色の味方識別帯がデカールだったけど、このキットには付属しない。
もっとも、デカールでもキットによっては上手く合わなかったりするから、一律塗装で再現するのもありかもね。
その後は帯をマスキングして、機体本体を塗っていくよ。
先に下面の明灰白色1。
そして上面の暗緑色(三菱系)。
大戦期の日本海軍機によく見られる塗装だね。
エンジンとプロペラは単純に黒鉄色とシルバー。
実は前回の九七司偵の時に一緒に塗ってしまっています。
マーキング作業
続いて部分塗装やマーキング。
九七式司偵同様少なめのマーキングですぐに終わる。
このツートン塗装は垂直尾翼の番号が2種類からの選択式なので、好きな方を選ぼう。
今回は251-03の番号にした。
プロペラの警戒線は九七式司偵同様デカールではなく塗装で表現することになるよ。
線が2本線だから、より難しくなっているので注意だね。
プロペラの枚数が増えているので、より手間が増えますな。
ウェザリング!
続いてウェザリング作業。
・・・・・・とはいっても、またしても画像1枚ですが。
いつもの3点セット。
スミ入れ・銀剥がし表現・排気管汚れ
だね。
詳しくはいつも通り過去記事を参照に・・・・・・。
つやを消せ!
最後にタミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシで吹きつけ。
マスキングを剥がして各部を組み立て、完成だ。
この機体も機首の組み立てが少し難しいですな。
先に前側の発動機25番パーツをカウリングにセット。
そしてプロペラ軸を通して31番パーツの留め具で固定。
最後に24番パーツ、後部発動機で留め具を囲い本体へと接着します。
説明書どおりの組み方だと発動機をカウリングで挟み込む格好だからね。
これだと組むのが単純になるけど、塗り分けが不便になるんだ。
とりあえず陸偵はこれで完成。
以下、ギャラリーだよ。
マイクロエース 九八式陸上偵察機12型 完成!
塗装のせいか、より見慣れた飛行機に見えるね。
実際は海軍内で少数派の機体だったんですけどね。
せっかくなので原型機と並べてみましょう。
原型機は直径の大きいハ8を使っていたため、広がった機首が特徴だ。
こうやって並べると違いがよくわかる。
九八陸偵12型は発動機が小さいからか、よりすっきりした印象だね。
作ってみた感想のコーナー
ダイジェストで紹介したけど、基本的に内容は九七式司令部偵察機1型と同じような内容。
なので長所も短所もそのキットと同じだ。
- 他のマイクロエース製品に比べてバリが少なめで、パーツの合いも比較的良好。
- それでいて同社の他製品同様安価。
- 窓の多い機体なのでマスキングの手間がかかる。
等など。
筆者は部品を紛失したり、アンテナ線支柱を何度も折ったりしています。
原型機に比べて細長い部品が多いので、その辺管理に注意したほうがいいですね。
この辺りが唯一の違いですかね。
後はお好みで選んで大丈夫かな?
うむ。
筆者はすっきりまとまったこの九八陸偵12型を最初に選んだけどパーツを紛失して放置、結果九七司偵1型に先を越された形になった。
ただ結局九七式のおかげで部品の補充が出来て九八式も復活できたので、結果オーライだったわけですが。
そういうことになる。
今回はここまで。
また筆者の作業に記事が追いつきそうだから、次の記事は現時点では不明だ。
大日本帝国万歳!
この記事で作っているキット