
模型大隊戦闘日誌、始まるよ!

前回はHGUCの古いほうのブルーディスティニー1号機を使い、フロントアーマーを分割しましたな。
今回こそは作業に……。



その前に、筆者がもうひとつ試したいことがあるとか。
このキットは最初に触れたとおり、手首が3種類しか付属しない。
しかも手の甲は2つ分しか付属せず、さらに左手は開いたもののみ。

そういえばなんか言っていたね。

この時期(2000年代後半発売)のHG系列は手首バリエーションを削る傾向にありましたから……。

幸い近年は、手首パーツの別売り品が多数発売されている。
今回はそのうちのひとつを試してみよう。
コトブキヤのハンドユニットをガンプラに取り付けてみる


今回使ってみるのはこちら。
コトブキヤのハンドユニットシリーズより
ノーマルハンド2020だ。

……ガンプラなんだから、ビルダーズパーツとかの方がいいんじゃないの?

筆者も当初それにする予定だったんだけど……
店頭での在庫がなかったようでね。
代用品としてコトブキヤのものを用意。
今回はそれがガンプラに使えるのかを試してみることにした。

当て付けですかな。
付属する手首も、別売り手首の在庫も少ないバンダイ製品に対する。


中身はこんな感じ。
ランナーは2枚。
それと台紙には組み立て図が記載されている。
本キットで作れる手首は8種類。
- 握り拳
- 握り手
- 平手
- 銃持ち手
がそれぞれ左右で1つずつ付属する。

ジョイントは3種類のようだね。
- 3mm径棒軸タイプ
- 3.5mm径ボールジョイントタイプ
- 5mm径ボールジョイントタイプ
で。

5mm径ボールジョイントタイプはボール部分のみ。
3mm径棒軸タイプにボールを組み合わせることで形にするようですな。

説明書によると……
コトブキヤの「フレームアームズシリーズ」に3mm径の棒軸タイプが。
「ヘキサギアシリーズ」に5mm径のボールジョイントが対応しているみたいだね。
筆者はどちらも保有していないけど。

筆者が持っているコトブキヤキットは、HMMのゾイドなどがいくつかだけですな。
今回のように、どちらかといえば改造パーツでお世話になっているイメージが。


組み立てるとこんな感じに。
今回はガンプラのHGUCのブルーディスティニー1号機に装備させる。
あのシリーズは大半が3.5mm径のボールジョイントなので、今回はそれを選択してみた。

一部例外もあるんだけどね。
例えばHGのドムトルーパーなんかは棒軸タイプの手首だったり。
元のキット付属品と比較してみる


握り拳パーツを使って、まずは元の付属品と比較。
元々はまったく別の規格の製品同士。
手の甲が段のついたデザインになっているなど、もちろん差異はある。
比べること自体野暮なのかもしれないけどね。

大きさ的にコトブキヤのはやや上下幅が広く、前後幅が狭いようですな。
長方形なバンダイの手に対して、正方形なコトブキヤの手といいますか。

このノーマルハンド2020は手首に軸があり、角度をつけることができる。
これはバンダイの手首でも近年見られることがあるけどね。

さっき挙げたビルドナックルシリーズなんかはそうだったね。
他にはHGUCのギャン(リバイブ版)のサーベル持ち手とか、パワード・ジムの左平手とか。
ジムのは確か今作っているブルーディスティニー1号機と同時期の製品で、手首のデザインも同じだったような。


武器を持たせてみる。
ここはやはり両社で規格が異なるため、そのままではうまく装備できない。
- 握り手→幅が狭くサーベルの柄が収まらない
- 銃持ち手→親指の位置が高い&人差し指の位置が低く、トリガーに引っかからない。また人差し指が伸ばしっぱなしの形状なので、トリガーを越えてしまっている

ここは要改造かな?
他のMSではどうなるのか気になるけど。

開いた手なんかは手のひら部分に丸い押し出しピン跡がありますな。
これは握り手や銃持ち手なんかも。
それと武器持ち手は何か持たせて隠すこと前提なのか、手のひらのディティールは控えめです。
実際に取り付けてみる


実際に装着してみるとこんな感じに。
ボールジョイント径はほぼ同じらしく、無改造で装着できる。

微妙に寸法やデザインが違うぐらいだね。
筆者は概ね問題ないと思っているみたいだけど。

デザインとかは完全に好みの問題ですな。


銃持ち手は人差し指が伸びきった形なので、場合によっては指差しポーズ風にも使える。

随分とノリの良さそうな機体だなぁ。
他にもなんか遊べそう。
試してみた感想のコーナー


というわけでコトブキヤのノーマルハンド2020をブルーディスティニー1号機に装着してみた。
筆者としては気に入ったようなので、これを今回採用するとのこと。

もちろん規格の異なるものなので、いくつか課題もありますな。
- そのままではMS用の武器をうまく持たせられない
- 色はグレーの単色なので、本体に合わせた塗装が必要
- 外から見える手の平部分に押し出しピンがある
などなど。

とにかく武器を持たせられるようにしないと。

コトブキヤのハンドユニットは他にもいくつか種類がある。
筆者は今回のノーマルハンド2020の他、シャープハンド2を一緒に購入していたね。

こっちは爪先が尖った形の手だね。
筆者の手持ちにこれが似合うキットはあったっけ。

候補があるようでね。
とりあえず今回はここまで。
次回こそはブルーディスティニー1号機の本体製作に入っていこう。

次回も、お楽しみに~。
この記事で紹介しているキット