模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はみんな大好きフジミの瑞雲11型が完成しました。
今回は・・・・・・
今回は模型製作はちょっとお休み。
代わりにちょっとした実験でも行ってみよう。
実験?
中古プラモデルや買ってしばらく放置していた結果、付属のデカールが劣化して変色した経験はないだろうか。
筆者はよく中古品店でプラモを確保しますからな。
筆者は気がついたら手にとってレジに持っていっているんだよね。
んでお店の在庫がそのまま部屋の一角に移動している感じ。
そんな変色したデカールを復活させる情報とやらを入手した。
今回はそれを検証してみたいと思う。
ええっと、つまりこういうことになるね。
古いデカールを日光に当てると、○○○○
なんか昔そんなノリのTV番組ありましたな。
なお純金製の金の種は出ないのでご了承を。
古いデカールを用意する
とりあえず、まずは実験に使う古いデカールを用意しよう。
今回は筆者が以前中古品店で確保した、このキット。
ハセガワの零式水上偵察機のキットを使おう。
箱がない袋キットだね。
箱もありませんし、前の持ち主がエンジン部分だけ塗装をしていたようです。
箱なしのお手つきということでからか、格安で手に入りました。
部品も欠けなく揃っている。
今回はこの左下にあるデカールが主役になる。
このキットもそのうち作るのかな?
この記事を書いている現在、既に筆者は手をつけていますよ。
んでこれが今回実験台になってもらうデカール台紙。
白い部分がやや黄ばんでいるのは勿論、透明な部分の変色が特に目立つね。
透明のニス部分なら最悪切り取って貼り付けるという手段もありますが。
右下には
「1990.3」
と印刷されているね。
1990年3月かな?
となると約31年前・・・・・・。
余談だけど、どうやらパーツ本体はそれ以前から発売されているキットの金型を使っているようだ。
今でもデカールを変えながらちょくちょく再販されているようですな。
とにかく、今回はこのデカールを使うんだよね?
そういうことになりますな。
実際にやってみた
と、いうわけで検証してみよう。
やり方は簡単。
日光に当てるだけ。
室内から窓にマスキングテープでデカールを貼り付けてしまおう。
直射日光とか大丈夫かな?
寧ろ劣化しそうな気もするけど。
極端に古いと日光とか関係なしにボロボロ崩れたりしますが・・・・・・。
実験後のデカールをみてみよう
んでこれが実験後のデカール。
だいぶ黄ばみは落ちた感じかな。
熱で乾いたのが原因か、台紙が少し丸まってしまっているけど。
どのくらい当てていたのかな?
カメラのデータによりますと・・・・・・
ちょうど3日ですな。
筆者が窓に貼り付けてそのまま忘れていたというのもある。
実際はもっと短くてもよさそうな。
実際に並べるとこんな感じ。
左が実験前。
右が実験後。
完全とは言えないけど効果はあるみたいだね。
黄ばんだ白いマークは勿論、透明なニスの変色も収まった感じ。
結論 古いデカールを日光に当てると、デカールは変色が収まる
というわけでなんか効果はあるみたいだね。
戦車模型だったらマークが少ない&ウェザリングで誤魔化せるけど、航空機模型はマークが多いから、その分変色していると目立つ。
これである程度は変色を軽減できそうだ。
中古品店で購入した航空機キットも、これで攻略出来そうですな。
そんな結果が出たところで今回は終了にしよう。
次回も、お楽しみに~。
追記 干し過ぎに注意!
一つ注意点が。
変色が軽減するからといって、長時間干しっぱなしにしないように。
1週間近く筆者が干しっぱなしにしたところ、デカールが細かいヒビ割れを起こす事例が発生した。
当該の事例は下記の記事に……。