模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
今日は何をするんですかね。
新規にキットを開封しようと思ったけど……
どうやらこの記事、本ブログの通算200記事目らしいんだ。
なんと。
もうそんなに進んでいたのですか。
ここ最近、筆者が毎日更新しているからね。
そういえば100記事目のとき、作業を中断してなにやらトークになっていましたな。
うむ。
そこで今回も作業を一時中断。
お話の時間としよう。
何について話すのさ。
今回は筆者が考える・・・・・・
プラモデルを作るうえで最低限必要な道具5選
を紹介しよう。
どちらかといえば、初心者向けの内容かな?
とにかく最低限のものだけに絞って紹介する。
その1 ニッパー
色々考えたけど、真っ先に必要な道具といえばこれ。
プラモ用のニッパーだね。
これがないとそもそもパーツを切り出せない。
筆者は昔、手でパーツをもぎ取ったりしていましたが・・・・・・
これだとゲートの切り口がささくれ、もしくはえぐれたりして汚くなるんですよね。
場合によっては、パーツが上手く噛みあわなくなったり。
ささくれる分にはまだ削って整形すればいいけど・・・・・・
えぐれると穴埋めが必要になるからなおさら面倒なことに。
ニッパーは色んな種類がありますな。
値段も様々。
勿論、高いもののほうが切り口が綺麗になる傾向があります。
ここは悩むところだね。
ほとんどのプラモデルで必要な工程だから、なるべくいいものを勧めたいけど・・・・・・
まだ様子見の初心者がいきなり高価な道具に手を出せるかが。
下手するとキットより高くなるし。
どれを選べばいいのかな。
難しい質問だけど・・・・・・
初心者ならとりあえず500~2000円ぐらいのがいいんじゃないかな。
いきなり高価なの買って結局1つしか作らなかったら、ニッパー代のほうが高くつくし。
心配なら、とりあえず小さく始めてみるのがいいですよ。
そこで様子見して、行けそうだったらどんどん進んでみる。
合わなかったらそれでやめておくみたいな。
なんか話変わってきてない?
筆者が最近ビジネス系の動画ばっかりみているので・・・・・・。
例外としては
「これからたくさんプラモを作る!」
と決めている人。
そういう人は最初から高価なニッパーでいいんじゃないかな。
これから毎日プラモ作ろうぜ?
現在筆者の愛用品 ブレードワンニッパー
ところで、筆者はどんなの使っているのさ。
参考として見せて欲しいな。
まず現在筆者が主力として使っているのはこちら。
ゴットハンドのブレードワンニッパー。
赤いグリップが目印です。
価格は公式HPによると税抜き3800円。
ニッパーの中では高価な部類に入ります。
同社から発売されているアルティメットニッパーという切れ味抜群のニッパーもあるんだけど・・・・・・
ブレードワンニッパーはそれより刃が厚いのが特徴。
そのため切れ味は一歩譲るものの、耐久性ではこちらが上。
アルティメットニッパーはブレードワンの前に筆者が愛用していました。
確かに切れ味が非常に良く、ゲート跡が綺麗なのですが・・・・・・。
かなり精密なので、耐久性に難有りです。
筆者は誤って床に落としてしまい、破損させてしまった過去が。
そういったことがあったからか、その後継として筆者は今ブレードワンニッパーを使っている。
かれこれ3~4年は使っているんじゃないかな?
もう一つの筆者愛用品 ベビーニッパー
そんなゴットハンドの2種以前に筆者が愛用していたのがこちら。
ミネシマより、ベビーニッパーです。
うわ、ボロボロじゃん。
グリップが割れているし、バネもどっか逝ってるし。
筆者が中学生のときにガンプラを始めて、少しした頃に買ったものだね。
だから購入したのは約15年前ぐらいかな。
ベビーという名前の通りサイズが小さく、手が小さい人でも扱いやすいようになっています。
公式HPの情報によりますと・・・・・・
2021年現時点で税抜き550円と安価なのも特徴です。
手が小さい人向けって・・・・・・
筆者は結構手がデカいほうだよ。
おそらく値段を見て決めたんだろう。
なにせ筆者は当時中学生だ。
高いニッパーを買っても、今度はそれを使うキットが買えなくなる。
ちなみに今調べたところ、標準サイズで同じような性能のプラニッパーが同社から発売されているようだ。
長年筆者の主力として使われて来ましたが……
確か大学時代、多少資金に余裕が出てきた筆者が前述のアルティメットニッパーに買い替え。
その後は主に
- ランナーごとパーツを切る
- スナップフィットのピン切り取り
といった2線級の荒作業に使っています。
ランナーごと切る・・・・・・
筆者がよく飛行機模型でやるアレだね。
番号のついたランナーごと部品を切り出しておくみたいな。
後で取り付ける細かい部品は、紛失や番号がわからなくなるのを防ぐ目的でそうしている。
太いランナー相手に精密なニッパーだと刃が欠けるリスクがあるからね。
筆者の事例をまとめると
- ベビーニッパー 初代筆者の主力。今は2線級の作業用。
- アルティメットニッパー 2代目筆者の主力。大破。
- ブレードワンニッパー 3代目にして現在筆者の主力。
となっています。
何か参考になれば。
その2 デザインナイフ
続いて紹介するのがこちら。
デザインナイフ。
珍しくパッケージ状態だね。
筆者が少し前に折りましたからね。
その買い替え時の画像ですな。
一体何をどうしたら折れるんだろう・・・・・・。
刃じゃなくて本体が折れたんだよね。
カッターナイフと違って、より細かい作業に向いている。
色々使い道はある。
- ニッパーで切り出したパーツのゲートを簡易的に処理
- ガンプラのシールの余白部分の切り落とし
- テコの原理で間違えて組んだガンプラのパーツ外し
等など。
筆者は画像のタミヤ製品を使っています。
・・・・・・というか、他のものを見たことがないとか。
その3 ヤスリ
続いてはヤスリ類。
主にゲート類の処理に使うね。
これもたくさん種類があるね。
筆者が主に使っているのは鉄ヤスリと紙ヤスリの2つですな。
まず鉄ヤスリ。
筆者はダイソーのものとクレオスのものを使っている。
初心者の場合、ダイソーのものでいいかな。
ダイソーのものは小さいので、ゲートをピンポイントで削るのに便利です。
初心者にはこちらがおすすめです。
クレオスのは切削能力が高く、ガリガリ削って面を出すのに使う感じです。
力の入れ方を間違えると、パーツ表面に波打ったようなキズがつくのが難点ですが。
安物の割りに、ダイソー製大活躍だね。
これもまだ筆者が初心者だった中学時代から使っているものだ。
紙ヤスリは・・・・・・
主に鉄ヤスリで出来たキズを綺麗にするのに使う感じ。
単純にプラモをパチパチ組むだけなら不要かな。
素組み時なら、ヤスリはパーツを噛み合わせる部分の整形に使うぐらいだね。
ゲート処理をするとより綺麗に仕上がるけど。
これに関しては過去記事を参照に・・・・・・。
とりあえずただ組むだけならゲート処理用の、比較的小型で平型のものがおススメです。
・・・・・・ダイソー製品はポチれないようですね。
似たようなものはタミヤなどから出ているようですが・・・・・・。
その4 ピンセット
4番目はピンセット。
これは細かい部品や、シールを貼るのに使う。
スケールモデルに関しては、米粒状の部品を取り付ける際に使う感じですな。
手でやろうとすると、これは苦労しますので。
ガンプラだと・・・・・・シール用かな。
手でシールを貼ろうとすると指の油分で粘着力が落ちるからね。
まれに奥まった部分にポリキャップを仕込むのに使う感じ。
作ろうと思えばなくても作れるけど、あったほうが圧倒的に便利。
細かい部品を付けるならツル首型がいいと聞くけど・・・・・・
筆者はデカールを貼ることが多いから、タミヤのデカールピンセットを愛用している。
その5 接着剤
最後に紹介するのはこちら。
接着剤。
これは作るプラモデルの種類によって使うか使わないかはっきり分かれるね。
HGやMGなど、近年のガンプラはスナップフィット式。
パチパチはめ込んで作るものだから接着剤は不要。
一方戦車や飛行機といったスケールモデルでは必須。
接着剤はニッパー以上に必要なものになるね。
ガンプラで接着剤が必要なものといえば、俗に旧キットと呼ばれるものですね。
1980年代前半の、主に初代のTV放送直後に発売されたものです。
近年でも極少数、組み立てに接着剤が必要なガンプラも存在する。
筆者が持っているもので該当するのは
「ザクI・スナイパータイプ ヨンム・カークス機」
だね。
胸部と背部に増設されたフックがあるけど・・・・・・
ここの取り付けに接着剤を使うよ。
これがかなり特殊な例なので、基本的にガンプラのHGやMGなどには不要ですな。
合わせ目消しなど、少し踏み込んだものに使うのが多いからね。
合わせ目消しに付いては以下の過去記事を参照に。
筆者は基本的にタミヤやクレオスから発売されている流し込み速乾を使うね。
細かい部品に関してはリモネン系のプラセメントを使うことが多いけど。
リモネン系の接着剤は柑橘系の匂いがして、接着剤特有のシンナー臭を軽減したものとなっています。
話をまとめよう
ということで、今回はプラモデルを作るうえで最低限必要な道具を5つ紹介してみた。
まとめると・・・・・・
- ニッパー
- デザインナイフ
- ヤスリ
- ピンセット
- 接着剤
だね。
本当にただ組み立てるための最低限の道具を選んでみた感じ。
他にも塗料、ピンバイス、デカール資材も考えたけど……
- 塗料はスケールモデルでは使うが、ガンプラではほとんど使わない。仮に使っても使う色がキットによって違う。
- ピンバイスは時々スケールモデルで使うぐらいなので必須と言えるかは疑問。
- デカール資材はなくてもデカールを貼ることが出来る。シルバリングすることがあるが。
ということで今回は外した。
シルバリング?
デカールとキットの間に空気が入ることによって、デカールの透明部分が白く濁って見える現象ですよ。
デカール資材は糊やらデカール軟化剤が含まれていて、デカールをキット表面に密着しやすくするものです。
5選したけど、特に重要なのはニッパー。
とにかくこれがないと部品を切り出せないので、作業が進まない。
スケールモデルなら、これに接着剤が続く。
最悪この2つがあれば、とりあえず部品を切り貼りして形にはなる。
ガンプラのHGやMGなら、接着剤は不要。
ニッパーだけでいい。
単色のグレーとかですが、スケールモデルでも形にはなりますからね。
筆者も本格的にプラモデルの世界に入ったのは中学生でしたが……
それ以前にも適当に組んだことはあったりします。
白1色の恐竜があったような・・・・・・。
今回はこんな感じかな。
そういうことにしましょう。
続きは次回!