筆者が作りかけで放置していた、フジミの瑞雲を作っていきます。
前回は簡単な概要を説明した。
今回はコクピットから組み立ててみよう。
ほぼいつも通りの展開だね。
だいたい筆者は
主翼・増槽などすぐ接着できる箇所の合わせ目消し
↓
コクピット・胴体等手を加えてから貼り合せる部分の合わせ目消し
↓
その他細かい部品の整形
……の順ですな。
ほぼルーチン化しているね。
それでは作戦を開始しよう。
コクピットの組み立て
筆者が塗装だけして放置していたコクピット。
ここから進めていきましょう。
とりあえず仮組みしてみるけど、計器板がしっくりこないね。
計器板両脇の角度と胴体内側の角度が合わないみたいですね。
計器板のほうを少し削ってみますか。
ここは少しずつ削って様子見を。
削る→仮組みする
を繰り返していこう。
ある程度削ってみたらこんな感じに。
これでいいかな?
いいんじゃないですか。
その後は塗装済みのコクピットにスミ入れとドライブラシを施す。
スミ入れはタミヤのスミ入れ用ブラック。
ドライブラシはタミヤエナメルのフラットホワイト。
ちなみに、機内色はRLM02グレー。
キットの指定では機体内部色と濃緑色を3:1で混ぜる指示が出ています。
同じ愛知製の晴嵐でRLM02の指示が合ったので、それに合わせて筆者は今回この色を使っています。
日本軍飛行機の機内色ってメーカーごとに色が違うんだよね。
古いキットなんかだと青竹色で指定されているのもあったり。
この辺りなかなか難しいところ。
ここまでできたらコクピット部品をはさみつつ、胴体を接着します。
内部は両脇の機器類もある程度モールドされているのがポイントだね。
筆者はいままでフジミの1/72航空機をいくつか作っているけど、だいたいコクピット両脇は何もない感じだったね。
フロートの組み立て
筆者が放置前から接着中の主翼と胴体を仮止め。
ここで水上機のトレードマークともいえるフロートを組んでいこう。
まずは仮組み。
なんか思ったより前方に付くんだね。
・・・・・・胴体が後方にあるからか、なんかひっくりかえりそうな。
実物はフロートやエンジンに重みがあるけれど、模型だと後方に重心がある。
これでは完成後ひっくりかえってしまうので、オモリをいれて重心を調整しよう。
指定では5gのオモリをフロート2つに入れることになっている。
今回は筆者がダイソーで手に入れたオモリを適当に放り込む。
なんか異様にでかいですな。
でかすぎて水上機以外に使い道がなかったんだ。
筆者は以前にもオモリを入れる飛行機は作っているようだね。
そのままだとオモリが内部で動いてしまうので固定する。
先に瞬間接着剤で固定したあと、キットとオモリの隙間を埋めるようにエポキシパテを使う。
問題なさそうだったら、フロートを貼り合わせて接着。
手に持つとずっしりとくるね。
想定よりかなり重いものですからね。
今回の戦果
ここで仮留め状態だった主翼と胴体も接着。
付け根部分に隙間が出来そうだったので、主翼の角度をかなりきつめに出している。
後で修正が必要そうですな。
今回はここまでにしておこう。
後は細かい部品の取り付け作業になりそうだ。
続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版