フジミ模型の瑞雲11型を作っていきます。
前回は塗装とマーキングが終了した。
今回は残りのウェザリングを行って完成させよう。
ようやく完成だね。
筆者の作業速度が落ちてきて、そろそろ記事が作業に追いつきそうですな。
総集編とかやったら?
原作コミックに追いつきそうになったアニメではないので……。
スミ入れ作業
まずはスミ入れ作業。
今回も単純にタミヤエナメルのスミ入れ用ブラックを使用。
モールドに流し込んで、はみ出た部分は拭き取ります。
ダイブブレーキやエンジンなど、深かったり本来開口されている部分にはタミヤエナメルのフラットブラックを流し込んでいるよ。
銀の塗装剥げ
続いて銀の塗装剥げ。
タミヤエナメルのクロームシルバーをペタペタと。
主に可動部分や人が触れそうな場所を中心に行います。
大戦後期の日本機ということで、いつもより強めに行っている。
ちょっとやりすぎた感もあるかな。
銀剥がしは気持ちイイZOY!
排気管汚し
続いて排気管汚し。
本体の錆はウェザリングカラーのステインブラウン。
排気汚れはウェザリングマスターBセットのスス。
ここはとにかく液体を塗りつけている感を出さないように・・・・・・。
ススは乾いたのを擦り付けるような感じで。
というか、今回のウェザリングはいつもの3点セットなんだよね。
詳しくは過去記事を……。
つや消しと風防
最後につや消しを吹いて完成ですな。
使ったのはいつものタミヤアクリル、フラットクリヤー。
本当は他のクリアー塗料も試してみたいけど、最近店頭ではこれしか置いていないんだよね。
お楽しみのマスキング剥がし。
これで完成・・・・・・。
残念、風防登頂部に傷のような曇りが見えますな。
マスキング漏れして内部に吹き込んだかな。
風防を一旦外して内部を綿棒で擦ったら曇りは落ちた。
再接着してアンテナ線支柱も取り付けよう。
風防を外すと、機体と風防の隙間に入っていた接着剤も剥がれる問題が。
ここはウェザリングで誤魔化しています。
とりあえず、これで完成にしよう。
以下、ギャラリーだよ。
フジミ 瑞雲11型 完成!
手に持つとずっしりきますな。
筆者が適当に放り込んだダイソー製オモリのせいだね。
仮組みしていたら今度は台車から前のめりになる懸念も出たくらいだ。
再度チェックしたら問題なかったけどね。
もっと軽いオモリを使ったほうが良かったかな?
小さいオモリは在庫のMe262とかに回したくてね。
大型オモリは水上機のフロートにしか入らないから、在庫処分目的もあったんだ。
作ってみた感想のコーナー
筆者初めての水上機、無事に完成しましたな。
意外とモールドがはっきりしているのが好ポイントなキット。
機内側面も少しだけ機器類のモールドがあるね。
フジミの同時期の航空機は浅めのモールドと簡素な機内が多いから、この辺りは嬉しいところ。
特別組みにくいところもなかった感じかな?
フロートがずれたのはたぶん筆者のせいだし。
強いていうなら主翼と胴体の間に広めの隙間が出来る感じですかな。
筆者は主翼の角度をきつめにつける&パテ埋めで対抗しましたが。
2021年6月現在、1/72スケールの瑞雲で最も手に入りやすいのはこのフジミ製品。
90年代ごろから原型のキットが発売されているらしく、中古品店を回れば旧版のキットもあるはず。
ただし中古品だとデカールが劣化している可能性もあるので注意。
フジミ模型は頻繁に付属デカールやパッケージを変えて再販していますからね。
筆者が今回作ったキットも既に旧版化していますな。
かなり古いのだとかつてアオシマも瑞雲を出していたという情報もあるね。
こちらは現在ほとんど見かけないようだけど。
筆者は以前ブックオフでアオシマの瑞雲か、それと同時期の別のキットを見かけたような・・・・・・。
とりあえず今回はここまで。
みんなも、君だけの特別な瑞雲を作ろう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキットの改訂版