アミュージングホビーのフェルディナント150100号最終生産車輌を作っていきます。
前回はデカール貼りを行った。
今回はウェザリングを行い完成させよう。
やっと完成かぁ。
長かったですな。
ちゃっちゃと完成させてしまおう。
あんまり長引くと筆者が別のキットを作り始めてしまう。
装備品を取り外す
まず始めに、前回の後半で出てきた装備問題。
なんか実車には付いていないっぽいやつだっけ。
とりあえず外すことに。
幸い彫刻刀を隙間に入れたら簡単に外せた。
取り外したところをパテで荒らしておこう。
梨地整形の車体がプラスに働きましたな。
その後は再び車体色を塗り直しておく。
塗り直した箇所は少し明るくなったかな?
ウェザリングでどうにかしよう。
全体図はこんな感じですな。
今回はデカールの数が多いので、一旦艶出しのクリアーでコーティングしています。
これでこの問題は解決だね。
ウォッシング作業を行う
ここから先はウェザリング作業。
今回は筆者がいつもオイル染み用に使っている色を使った。
タミヤエナメルのフラットブラウンとクリアーオレンジですな。
工場内のオイルっぽい感じを表現したくて今回はこれを使っている。
いつものオイル染みは過去記事参照。
金属色でドライブラシ
続いてドライブラシ。
今回はこの技法で錆止め塗装の更に下にある金属地肌を表現したいので、金属色を使ってみる。
使用したのはガンメタル。
転輪類にはより擦れてピカピカになった感じがほしかったので、クロームシルバーです。
そういえばフェルディナントは鋼製転輪なんだね。
正式採用されたティーガーIは後期に入ってから鋼製転輪でしたが、ポルシェティーガーは試作段階から既に鋼製転輪でしたな。
消えたパーツを復旧する
後はつや消しをして完成ですな。
残念、筆者の部品紛失が発覚した。
わかりにくいけど、この車体前面にある細かいJ4パーツ。
4つ付いているはずが、1つ消えていた。
なのでプラ材で適当に作り上げる。
小さい部品なので多少精度が低くても問題ない。
ところでこの雑具箱っぽいもの、これは装備品だけど外さなくていいのかな?
見なかったことにしましょう。
流石にこれ以上は筆者の気力がないみたいでね。
付いていたことにしよう。
そんなこんなで全体像はこんな感じに。
工場内の車輌なので、泥汚れとかはなしです。
つや消し作業を行う
いよいよ完成目前。
つや消しのクリアーを吹きつけて、仕上げを行う。
クリアーを吹き付けたらちょっと単調な感じになったね。
ここは落書き塗料の拭き取り跡みたいなのをウェザリングマスターBセットのスノーで再現・・・・・・。
チョーク辺りで書いたイメージですかね。
最初はペンキかと思ったけど・・・・・・
組み立て中の注意書きとかに使用するならチョークかな?
つや消し後は各部組み立て。
履帯を繋げたり、トラベリングロックを装着。
後者はピットマルチ君で着脱可能にしている。
これでようやく完成。
以下、ギャラリーだよ。
アミュージングホビー フェルディナント150100号最終生産車輌 完成!
うーむ。
やはり重駆逐戦車は強そうでかっこいいですな。
あまりに強力だったので、対峙したソ連軍は回転砲塔を持たない突撃砲・自走砲の代名詞としてしようしたぐらいだ。
作ってみた感想のコーナー
長かった・・・・・・
過去最高の長さになったかな。
足回りが可動式だからね。
履帯の弛み等リアルに表現できるけど、その分パーツが多くて細かい。
車体側はそうでもなかったけど、筆者が装備品を付けたりとったりグダグダしていたのもある。
それ以前には記事が作業に追いつきそうで、よく確認せずバタバタしながら作っていましたからね。
どうにかしてハッチを可動させようとしたりして組み立てをややこしくしたり。
なんか作っているうちに「あれもこれも」と欲張った感じだね。
長引いた原因は筆者にありそうですな。
キットのメインであるデカールは高品質で貼りやすい。
新品ということも相まって、台紙から直ぐ剥がれてスムーズに作業が進む。
ただ凸凹箇所に貼ることが多いから、軟化剤は必須かな。
調べたところ、フェルディナントはアミュージングホビーの他に色んなメーカーが出しているみたいだね。
そのうちここにも登場するかな。
ほとんどは勿論実戦塗装となっておりますな。
この150100号はかつてドラゴン社が限定生産したのみなので、アミュージングホビー製の存在意義は十分あるかと。
今回はここまで。
次回はまた別のキットを紹介することになるだろう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット