模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はグリーンマックスの着色済みキット、スロ54が完成しました。
今回は何を作るのでしょうか。
今回も再び客車キットを組んでいく。
また客車キットですか。
筆者の在庫にあった着色済みキットは全て作ったので、今回は未塗装キットに挑戦だ。
今回のお題 グリーンマックス ナハ10
今回作るのはこちら。
グリーンマックスより
ナハ10
だ。
未塗装キットだけあって、今度はグレー1色だね。
寧ろこちらが一般的な感じ。
着色済みキットのほうが極最近出てきたようなものだ。
ナハ10とは?
ナハ10は国鉄の客車だ。
10系客車に分類される。
今まで作ったのは
- スロフ62→60系客車
- スロ54→スハ43系客車
また違ったカテゴリの客車だね。
スイスで運用されていた客車の影響を受けて1950年代から投入され始めた客車だ。
台枠、台車など車体の様々なところを軽量化したため、通称軽量型客車と呼ばれている。
軽いとその分機関車による牽引可能車両数が増えるので、輸送力の増大が期待できますな。
ナハ10はそんな10系客車の基本形とも言える存在。
1950年代後半から122両(内8両が試作車)が製造された。
- ナ→30t級
- ハ→3等車(現在の普通車)
という意味だ。
軽量客車だけあって、やっぱり軽いみたいだね。
国鉄の客車形式によりますと・・・・・・
- 記号無し→2軸客車
- コ→22.5t未満
- ホ→22.5t以上27.5t未満(25t級)
- ナ→27.5t以上32.5t未満(30t級)
- オ→32.5t以上37.5t未満(35t級)
- ス→37.5t以上42.5t未満(40t級)
- マ→42.5t以上47.5t未満(45t級)
- カ→47.5t以上
・・・・・・となっています。
今回のナハ10が該当するナ級。
これは中型(なかがた)、もしくは並型(なみがた)のナという説が有力だそうだ。
ハの方は調べたところ、1~3等車をイロハ順で表したのが由来みたいだね。
軽量車体を生かして戦後日本の高度経済成長を支えた10系客車。
今回はその基本系のナハ10を作っていこう。
キットの中身を確認する
それでは袋の中身を確認しよう。
未塗装キットなので、車体も屋根もグレー成型だ。
- 車体ランナー
- 屋根・床ランナー
- 床下機器ランナー
- 幌
- 窓ガラスパーツ(通常×2、曇りガラス×1)
- オモリ
- 説明書
だね。
このキットは着色済みキットとは違い、ベンチレーターランナーは付属しないようですな。
元々あれは別売りだからね。
説明書はこんな感じ。
側面図と床下機器配置図以外は他と共通だ。
10系客車特有のキーストン・プレートを用いた台枠がここでも確認できますな。
次回、製作開始!
というわけで、次回から組んでいこう。
未塗装だから、今までのとは違って塗装工程が入るようだね。
どうなるかな。
筆者がここの開設以前に組んだキットは全て未塗装キットでしたな。
なのであまり心配する必要はないかと。
詳しいことは次回以降。
お楽しみに~。
この記事で紹介しているキット