ガンプラのHGUCシリーズより、ゲルググJ(イェーガー)を作っていきます。
前回は筆者がサルベージしてきた仮組み品を眺めて簡単に解説をした。
今回は早速組み立て・改造をしてみよう。
さて、どんな感じに仕上がる予定かな。
今回は塗装は通常のゲルググJ同様の赤基調。
マーキングだけ少し変化をつけるようです。
まあ、塗装もマーキングもまだまだ先になるけどね。
それでは作戦開始といこう。
頭部の改造 モノアイを可動化させる
ゲルググJの頭部はこんな感じです。
画像からは見えにくいですが、内部にクリアーレッド成型のモノアイパーツを組みこむことによって、非可動ながらクリアー化されています。
後頭部は前後に分かれているため、合わせ目が目立ちますな。
ただやはりモノアイが動くほうが表情がついて展示時にかっこよく見える。
今回はモノアイを可動するように、簡易的な改造を施してみよう。
ずいぶん小さい頭部だね。
パーツとか組み込むのが難しそう。
筆者が画像を撮り忘れたので、ここは説明書を取り出して全貌を紹介。
このA18パーツがクリアーパーツ。
それ以外が赤いパーツとなる。
A21パーツはモノアイレール部分も兼ねているんだね。
レール部分は黒いシールを貼って表現することになっているようだけど。
シールはこのほか劇中の機体を再現するため、胸部に貼り付ける機番と肩に貼り付ける部隊章が付属します。
今回は筆者オリジナルのマーキングで仕上げる予定なので、使用しませんが。
んでこれが改造後の姿ですな。
いきなり改造後になっちゃってるよ。
まずA21パーツのモノアイレール部分を切り取り。
このとき同パーツの切り取った部分に穴が空くので、ここは裏からプラ板を貼り付ける。
その後は同パーツとA20パーツを接着して合わせ目消し。
モノアイ本体は・・・・・・。
A23パーツの内部にプラ棒を立てて接着。
モノアイ基部はウェーブ社のU・バーニアとコトブキヤのモビルパイプを組み合わせて作っている。
プラ棒を軸にパイプパーツが回転してモノアイ可動。
・・・・・・ということですな。
帽子であるA25パーツに干渉もしたので、同パーツは裏側から削っている。
A25パーツは画像ではA22パーツと接着することで保持しているけど、これは後に撤回して完成直前に頭部本体に接着固定することに。
何かあったのかな?
A25パーツに負荷がかかったからか、A22パーツをはめ込んだ箇所からヒビが入ってしまった。
なのでそこに負荷がかかるような接続が出来なくなってね。
うーむ。
残念ですな。
なにはともあれこれで頭部の改造は終了だ。
この軸とパイプパーツによるモノアイ可動化は他のMSでも応用可能だ。
軸をより細い真鍮線とかに代えれば、より小さいパーツでもモノアイ可動化が出来そうだね。
腕部の組み立て 肘を後ハメ加工してみる
続いて腕部。
肩と肩アーマー、前腕が真っ二つなのが特徴ですね。
前腕は色違いの肘関節を挟み込む構造になっている。
ここは後ハメ加工を施してみよう。
やり方は簡単。
肘関節はピンを切り取って,接着。
そしてピンの跡地に穴を開けて、コの字になるように切り欠きを作る。
前腕は肘関節の凸ピンがきていた凹ピン部分にプラ棒を植える。
これでOK。
ちょっと肘関節側の接着面積が狭くて、強度が心配ですな。
プラ棒部分にカチッとはめた瞬間に外れそうな。
中にピンを立てなくても、テープ等を巻いて肘関節部分を単にはめ込むだけでも良さそうだね
確かプラ棒はタミヤの2.0mmを使用。
凸ピン跡は勿論、凹ピン側も同径のピンバイスで一度さらっている。
確かって、どういうことよ。
じつはこのキット、筆者が他のキットの合間を縫って作業していたんだ。
だから筆者も記憶が曖昧なようでね。
妙に画像が飛び飛びなのもそれが原因のようですね。
今回の戦禍
とりあえずこれで前腕の後ハメが完了。
ここは合わせ目消しのための接着を行います。
肩と肩アーマーは特に手を付けることがないので、そのまま接着をしています。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
実は手首もこのあと弄っているけど、この時点ではまだ保留にしている。
後に武器を組む際にまとめて紹介しよう。
今回はここまで。
次回は別の箇所を紹介する予定だ。
胴体か脚か武器ですな。
続きは次回!
この記事で作っているキット