タミヤMMシリーズの古参キット、II号戦車F型を進めていきます。
前回は車体がほぼ完成した。
今回は兵士たちを進めて完成させよう。
さささっと完成だね。
今回作る兵士たちにはちょっと苦戦しているみたいですね。
車長含めて5人同時進行だからね。
しばらくAFVキットの兵士はお休みでもよさそうだ。
兵士の組み立て
前々回の記事で組み立てた車長のほかに、本キットでは4人の歩兵が付属します。
今回この兵士たちを組んでいきましょう。
どうやらこの兵士たち、元々は彼らだけで別売りもされていたようだ。
その名残か、別ランナーになっているようだね。
さて、いつも通り整形して組んでいくんだけど・・・・・・
どういうわけか各兵士の背中側に多数の押し出しピン跡がある。
ここを埋めながら組んでいく。
浅い部分は軽く削るだけで良さそうだね。
歩兵の各装備も組んでいきますが・・・・・・
残念ながら精度があまり良くないですね。
スコップはやけに細いですし、ガスマスクケースは盛大に面がずれています。
ケースはガリガリ削って平らにしたほうがいいね。
兵士は背中側の押し出しピンを埋めましたが・・・・・・
どうやら一部の兵士は装備が付くので、埋める必要はなかったみたいですね。
キットには通常のシュタールヘルム4つと熱帯用ヘルメットが2つ付属する。
今回はMPを持った将校のみ熱帯ヘルメットで作ってみよう。
組み立て後はこんな感じです。
今回は単品で飾るので、付属の飾り台を足に接着してしまいます。
今回はこれで塗装に入ろう。
古いからか、ちょっとポーズが固いように見えるけど・・・・・・。
兵士を塗装する
まずサーフェイサー。
何のサフを吹いたっけね・・・・・・。
筆者に問い合わせましたが
「記憶にございません」
などと供述しており・・・・・・。
ここから先は筆塗り。
まずはアクリル塗料で肌を塗り、続いて目を塗っていく。
目は塗るというよりも、先を削った極細爪楊枝で乗せるといった感じかな?
タミヤエナメルのフラットホワイトとクリアーブルーを使っているよ。
続いてタミヤエナメルのフラットブラウンで、肌部分の陰色を作る。
あとで馴染ませるので、多少雑でも大丈夫。
最後に同じくタミヤエナメルのフラットフレッシュ。
これを溶剤で溶きつつハイライト部分に塗っていきます。
寧ろ塗るというよりは先に塗った色と混ぜて馴染ませる感じですね。
例によって日差しで焼けたような感じをイメージして・・・・・・。
兵士の服装を塗る
ここからは服装の塗装。
主にタミヤアクリルを中心に使って塗り分けている。
ダークイエローの色が指定されていたけど、筆者の手元には同色のアクリル塗料はなし。
だからデザートイエローで代用しているよ。
そしてスミ入れやドライブラシ。
・・・・・・台座はなんか見慣れないもので塗られているね。
ジオラマ用の情景テスクチャーペイントだ。
今回は砂漠らしくライトサンドを使っている。
つやを消して完成!
最後につや消しクリヤーをエアブラシで吹きつけ。
ついでにウェザリングマスターAセットも擦り付けているよ。
乾燥後、各部を組み立てる。
履帯がきつめなので、今回転輪とは接着せずに済ませている。
お疲れ様です。
これでタミヤのII号戦車F型が完成となります。
以下、ギャラリーですな。
続いて歩兵たちを。
そして他の車輌と並べて・・・・・・。
・・・・・・あれ、II号戦車がもう1輌いるよ。
ここの開設以前に筆者が作ったII号戦車だ。
確か3個目に購入したやつだね。
作ってみた感想のコーナー
兵士を抜きにしたらもっと早く完成したかな?
何度も言っているが筆者は本キット4個目だけど、兵士は今回初めてだ。
兵士たちは古いのでちょっとポーズが固かったり、押し出しピン跡がガッツリついているのが気になるところ。
車輌の方も多少パーティングラインや押し出しピン跡が目立つところにある。
代わりに部品自体が非常に少なく、すぐ形になる。
お値段も2021年8月現在税込み1320円と非常に安価です。
定番商品なので比較的手に入りやすいキットかと。
古いので精度はそこまで高くないけど、部品の合いは悪くない。
とりあえず買って組んで形にする分には全く問題ない。
サクサクっと組んだり、安価なことから色々練習に使ってみたり。
たくさん並べたりするのも良さそう。
さっき筆者の3輌目は出てきたけど、残りの2輌はどこにしまったかな・・・・・・。
今回はここまでにしよう。
次回は何にするかね・・・・・・。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット
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